男子の村上が初優勝=羽生、4位でファイナルへ―NHK杯フィギュア(時事通信) - goo ニュース
昨日から大阪のなみはやドームで開催されていた今年のNHK杯で
男子シングルは村上大介がSP3位から逆転優勝しSP1位だった無良
崇人は3位に終わり、SP5位スタートだったソチ五輪の金メダリス
トの羽生結弦はジャンプのミスはあったがフリー3位で4位。
その結果12月のGPファイナルは町田樹と無良に羽生も出場権を
獲得した。
一方の女子は宮原知子が3位に入り村上佳菜子は4位に終わり、
日本勢は12月のGPファイナル出場を逃す事になった。
正直言っ中国杯で負傷した羽生には欠場して欲しかったのだが、
強行出場となったのでベストコンディションではない状態で優勝
したり表彰台という結果だったら却ってマズイと思っていただけに
表彰台を逃してホッとしている。
やはり こういう試合はベストコンディションを作れない者が
勝つべきではないし過度な期待をする方がおかしいわけで、とり
あえずフリーで3位というのは現状でのベストだったと思う。
それよりも無良の復活や村上の初優勝の方を喜びたいし、五輪
経験者の小塚崇や町田樹らもいるので空前の層の厚さになったの
だから凄い事だ。
女子の場合は浅田真央をはじめ安藤美姫に鈴木明子や村主章枝
らが凌ぎを削った時期が長かっただけに、村上佳菜子らの世代が
ワリをくった形だしソチ五輪を開催した事でロシアが急激に力を
付けてきたのを考慮すれば こういう時期もあるという事。
なにせ女子シングルのGPファイナルの6人はロシア4人にアメリ
カ2人という状態なのだから。
それでも高校生の本郷理華がロシア杯で優勝し宮原知子もNHK
杯の3位で、加藤利緒菜も5位に入っているのだから将来的には
期待できるので今は雌伏の時だろう。