対イズマエル戦でテレパシーでの吉良沢の励ましを受けて立ち上がったウルトラ
マンがイズマエルを倒した起死回生の技がオーバーアローレイシュトローム。
ジュネッスブルーの主要武器として矢状の光線技であるアローレイシュトローム
と左手の甲から刀状に伸びるシュトロームソードの2つを組み合わせた大技で
アローレイシュトロームのように射つ前に引き絞る必要がないので敵も反応し
づらいという利点の半面エネルギーを大量に消耗してしまう。
実は対イズマエル戦でのウルトラマンは つなぎ技であるパーティクルフェザー
のみを使用し、あとは肉弾戦を挑んでイズマエルの光線及び火球の波状攻撃に
ノスフェルのカギ爪攻撃でダウンしていた。
本来ならシュトロームソードやアローレイシュトロームを使用して通用せず、
最後にオーバーアローレイシュトロームを使って倒すというのが流れとしては
正しいだろう。
ご存知のようにネクサスは放送短縮になっているので もう少し話数が使え
ればアローレイシュトロームなどを使うという展開になっても悪くないだろうが、
前半で憐と瑞生の絡みの重要なシーンがあったので そのシーンを短縮する
わけにいかないためバトルシーンに影響が出たのかもしれない。
もっともイズマエルに勝つにはアローレイシュトロームなどでは厳しいと判断し
オーバーアローレイシュトロームを使う決意だったものの膨大なエネルギーを
必要とするので、エネルギー消耗率の低いパーティクルフェザーや肉弾戦で
イズマエルと戦っていたという事も考えられる。
1回しか使えないオーバーアローレイシュトロームでないと倒せないという事で
他の技を使わずに耐え忍び、最後に大逆転で倒すという憐の賭けが見事に
実ったという事だろう。