ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
設楽悠太の発言こそプロランナーの証
gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/sponichi/sports/sponichi-spngoo-20200124-0087
東京五輪男子マラソンの出場権を争う設楽悠太が3月1日に行わ
れる東京マラソンに出場するのだが、設楽本人はインタビューで
‘2時間5分台なら代表辞退’を表明したとの事。
その理由として2時間4分台で走らなければ世界相手に戦えない
という事のようだし、世界と戦えないようでは五輪に出場する資
格がないという覚悟で臨むわけだが こういう話を聞くと‘ようやく
日本にもプロのメンタリティを持ったランナーが出て来たのかと
嬉しかった。
実際に9月のMGCでは五輪切符獲得のために牽制し合う選手達を
尻目に序盤から世界基準のタイムで独走したのを見ると、確かにそ
ういったレースばかりしていると世界相手に通じない。
個人的に設楽に感心したのは以前‘五輪の金メダルより1億の方が
いい’というコメントで、これぞプロと思ったわけである。
最近のマラソンはプロ化しており賞金レースで食っているのだが
タイムが出やすいレースを中心に出場する一方、五輪のマラソンは
夏場に行われている事もあってタイムは出ないし直接の賞金も出ず
暑さによってコンディションを崩しやすいとなれば五輪のマラソン
に無理をして出場する意義はない。
実際に市民ランナーの鑑と言われた川内優輝もプロ宣言している
のだが、もともと暑さを苦手にしているため五輪のマラソンは狙わ
ないという事を宣言しているのだからプロランナーが五輪を避ける
というのは時代の流れになっているのだ。
どうしても国内のレースに出場する実業団ランナーは駅伝を中心
に走っているので五輪を最大の目標にしているケースが多くいのだ
が、その一方で五輪で勝つ事ではなく出場する事が目標になってい
る傾向が強いためMGCのような牽制し続けるだけの不毛なレースを
見せられる事になる。
そういったぬるいレースで走っていればレベルは上がらず五輪で
メダルは絶対に無理なのだから設楽の発言は当然だし、こういった
ランナーばかりにならないと日本のマラソンの復活はないだろう。
« 筑豊大会に向... | 姫矢編から憐... » |
コメント |
コメントはありません。 |
コメントを投稿する |
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません |