選抜出場32校決定!初出場8校 大阪桐蔭は落選、横浜が激戦枠6枠目に
3月23日に開幕する今年の選抜高校野球の出場32校が、今日
決定した。
今年は昨年の記念大会から4校減った例年通りの32校という
枠になったのだが、明治神宮大会で北海道の札幌大谷が優勝し
た事から北海道の枠が1つ増えて2になったのが今年の特徴だ。
今回の選考を見てみると概ね地区大会の成績がフィードバッ
クされており以前のように地区の準優勝校が選出されず準決勝
敗退校が選出されたり、地区の初戦敗退校が選出されるするよ
うな事はなくなっている。
個人的には九州がファイナリストの筑陽学園と明豊にベスト
4の大分までは当確とは思ったが、明豊に4-10で敗れた日章
学園が選出されベスト8で筑陽学園に13回タイブレークの末に
0-1で敗れた興南を抑えて選出されたのは意外だった。
というのも高野連の選考基準に準決勝で大敗したチームより
準々決勝で敗れてもロースコアの接戦で敗れたチームを評価す
るを傾向が強かったので、その基準で行けば日章学園より興南
だったわけだから地区大会の実績重視になっているのが分かる。
日章学園は選抜初出場だが実は宮崎実時代の72年に秋季大会
で優勝しながら、当時の野球部長が飲酒運転で事故を起こした
ので73年の選抜辞退になった苦い過去があるので46年ぶりの
雪辱という事になるのだろう。
唯一禍根を残しそうなのが6校枠の関東&東京で関東5&東京1か
関東4&東京2のいずれかになるのだが今回の東京準優勝は東海大
菅生が国士館に3-4で競り負けているのに対し、関東のベスト8
敗退チームは前橋育英や佐野日大と横浜に東海大甲府の4校で最
も競ったスコアが4-8だから東海大菅生が6番目かと思ったら
春日部共栄に2-9の7回コールドで敗れた横浜だった事。
例えば近畿では3シーズン&選抜3連覇がかかる大阪桐蔭がベス
ト8敗退の2校に入れずに選出されなかった事や創志学園など、
純粋に地区大会の成績中心という形だっただけに横浜が選出され
た事だけは疑問符が残るのだ。