今日1月14日といえば17年前に臍径ヘルニアの手術から復帰した
日を思い出す。
前年の98年7月下旬に飛び出して引っ込まずに病院に駆け込んで
治してもらったのをきっかけに99年1月11日に手術を受ける事にし
ていたものの、オヤジが12月23日に脳梗塞を起こして入院したので
当初1月11日に入院手術をして18日に退院コースの予定だったのを
2泊3日コースに変更してもらったのだ。
術後4日目ともなれば傷口の付け替えぐらいだから病院から通える
ので、14日の午後から16日まで入院先の病院から通って仕事をする
事にしたのだが術後の痛みは想像以上だった。
とりあえず手術翌日の12日の夜から重湯を食べ13日の夜には便通も
あったので主治医からの許可も下り、昼食を食べてから車で帰宅して
店の鏡で顔を見るとげっそりやつれていたのがハッキリ分かる。
実際モップ交換に来たスタッフや留守を守っていた母親に言わせると
‘顔色も悪く真っ青だった’との事。
例年1月10日から20日までは業界で最もヒマな時期だったし実際に
私が戻った時も店はヒマだったので裏で休んでいると、目の手術をした
婦人が来店し顔剃りついでにバックシャンプーをという注文を受けた
ので手術明け初日にして腰に負担がかかるバックシャンプーをする事に
なったのだった。
たしかに2泊3日コースで退院し仕事をできない事はないもののコン
ディションが本調子とはほど遠いというのを身をもって実感したし、当
時は35歳だったからよかったが現在では無理だろうと今でも思う。
ちなみに翌年から私は研究団体の講習責任者を担当し毎年1月の第3
月曜日に新年総会に出席する事になったのを考えると、あの時 思い切っ
て手術を受けてよかったと実感するのだった。