ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
天皇杯より高校サッカーの方がレベルが上?
30代前半から下の若い方々は分らないかもしれないが、意外にも80年代まではサッカーはマイナー競技だった。 同じフットボールのラグビーに人気の面で大きく差をつけられていたのだ。 忘れもしない87年にNTVの招きで名前は忘れたが、あるサッカー界のスーパースターが年末から来日し、元日の天皇杯ファイナルを観戦していた。 彼は1週間後の高校選手権のファイナルも観戦したが開口一番に
「なんで天皇杯より高校サッカーの方が
観客が多いのか?」
と驚いていたそうだ。 そして前半を終わって感想を聞くと
「天皇杯よりレベルが高い!」
と感嘆して言っていたそうだ。 このゲームは東海大一対国見、東海大一のアデミール・サントスの直接FKなどの活躍で2-0で国見を下し初優勝を飾った。 確かに後のJリーガーが両チームにいたし、社交辞令が含まれてはいるがまんざらウソでもなさそうだった。 この頃は正月にあらゆるイベントが国立で行われていた。
元日にサッカー天皇杯のファイナル。
2日は大学ラグビーのSファイナル
3日はアメフトのライスボウル
6日が大学ラグビーのファイナル
7日、8日が高校サッカーのSファイナル&ファイナル
この中で最も観客が多かったのが大学ラグビーファイナルで最も少なかったのはサッカー天皇杯で3万人を切っていたのだ。主催者発表での数字だけにかなり厳しいものがある。 一方高校サッカーは5万人台だったのだからサッカー先進国では考えられない事だろう。 当時のサッカーはW杯はおろかオリンピックにすら出れない状態でまさしく低迷中だったのだ。それがプロ化した事によりかなりのレベルアップを成し遂げた事で人気が急上昇したのだ。 反対にかつてはサッカー以上の人気があったラグビーは91年 W杯こそ1勝したものの、次の95年W杯でニュージーランドに何と 145-17で惨敗して一気に人気凋落してしまった。 つまり代表チームが国際試合で勝てないとこうなってしまう見本である。バレーやバスケットにも最早プロ化しか生き残る道はないと思うのだが。
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見ていましたが、今はリーグ、カップ戦等の試合があり、昔ほどの迫力、価値?は感じられませんね。
釜本の早稲田と日本リーグのチーム(東洋工業か)との決勝戦?もあったと?記憶していますが。
高校の選手権は読売、日テレの努力で?
ここまできたと思いますが。
ラグビーも何とか今の苦しい状況を克服して欲しいですね。清宮にすがるしかないのか。
昔は日本リーグがほとんど盛り上がらず天皇杯の決勝が
唯一の華やかな舞台でしたからね。
それでもプロ・アマ混合の大会というのは野球ではまず
考えられませんからある意味羨ましいですよ。
高校ラグビーとサッカーでは放送局の力の入れ方が全然違いますからね。
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