プロ野球は5月26日から交流戦が始まるのだが、今年の交流戦は
昨年より6試合少ない18試合となる。
昨年までは1カードでホーム&アウェー2連戦の計4試合を行なって
いたのだが、今年から1カード3連戦の隔年ホーム&アウェーの合計
18試合になるので昨年までとは事情が変わってくる。
昨年までのシステムなら2連戦は連勝or連敗があるので基本的に
1カード3勝1敗ペースだと+2となるし、これを6カード全てで
いけば+12になるので上手く行けば交流戦前まで勝率5割を割って
いても盛り返せる可能性が高かった。
また交流戦が始まった当初の1カード6試合の時も3連戦全てを
2勝1敗でクリアすれば同じく+12になるなど特に交流戦に強いパの
チームはジャンプアップのきっかけになるイベントだったのだ。
ところが今年からは合計18試合なので3連戦全てを2勝1敗だと
+6にしかならないので、バファローズのように21日現在で-12だ
と昨年までなら上手く行くと勝率5割に戻せていたのが-6にしか
戻らないので厳しい。
もっとも昨年までなら下手すると-12まで落ちるのが-6で済むの
だから勝率5割を越えているチームは大負けがないのがありがたいし
特に交流戦では苦戦しがちなセ・リーグ勢、特に現在1位のベイスター
ズとっては救いになるかもしれない。
ともあれ交流戦は始まる前と終わってからではチームの雰囲気が
ガラッと変わるので、何とか言いながらレギュラーシーズンの流れを
左右する重要な18試合になるのは変わりないだろう。