2019年ラグビーW杯開催決定だが・・・・

 今朝の新聞に「2019年ラグビーW杯の日本開催が決定」と載っていた。

 当初は2年後の2011年の開催国として立候補していたが、第1回大会を
開催したニュージーランドに敗れて2015年と2019年の開催国として立候補
していたので悲願達成という事だろうが、正直言って‘大丈夫か?’という
不安要素の方が大きい。

  政府の財政保証を得られず財政面では不安が残るという経済的な不安も
あるが、何よりも代表チームの実力だ。

 現在W杯は20カ国で行われていて大会方式は4つのグループに分けるので
1組5カ国になる。
 そして各組の上位2カ国が決勝トーナメントに進出するというもので、開催
国としては決勝トーナメントに進出するのが最低限のノルマ。
 となるとグループリーグ4試合で1敗しかできないのだが、日本は第1回から
出場しているものの07年の第6回まで合計20 試合を戦い1勝18敗1分と
いう成績。

 その1勝もラグビーがプロ化する前の91年、前回07年の最終戦でカナダ
相手に後半ロスタイムに追い付き引き分けに持ち込むまで13連敗中だった
のだ。

 だから1敗しかできないというのは、とてつもなく高いハードルになるのは
確実だ。

 6月に日本で行われたラグビーU20世界選手権で開催国ながらグループ
リーグでイングランド・サモア・スコットランドに3連敗、順位決定戦の最終戦
でウルグアイに勝ち辛うじて最下位を免れたという惨敗だった。

 男子バスケットが06年に世界選手権を開催したもののグループリーグ
6か国中4位に入ればOKという緩いノルマだったにも拘わらず、1勝5敗で
決勝トーナメントに進めないという屈辱に終わっている。
 この二の舞になりかねない。 

 少なくとも2019年のW杯で

こんな体たらくは許されない。

  仮に2019年に運よく決勝トーナメントに進出しても国体式強化法での成果
だろうから、強化の継続性がなくなり それっきりになる可能性が高い。 

 更に東西のラグビーの聖地といわれている秩父宮と花園だが、花園が
ナイター設備がないため使えず 秩父宮も収容人数が少ないため使えない
可能性が高いらしい。

 まぁスコアボードにある時計が40分ではなく、45分になっている
ラグビー場でW杯の試合をやるのは恥以外の何ものでも
ないが・・・・

  こうして書き連ねていくとアマチュア時代と変わらない運営方式で代表
強化が10年後に間に合うのか?

 ますます心配になってくる。   

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