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こーじ苑
何とも不遇な世界王者・寺地拳四朗
gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/sponichi/sports/sponichi-spngoo-20210424-0216
今日エディオンアリーナ大阪で行われたWBC:Lフライ級タイトル
マッチで、王者の寺地拳四朗は1位の久田哲也に判定勝ちし8度目の
防衛に成功した。
試合は王者が2Rにワン・ツーでダウンを奪って先制すると以後は
反撃に出る久田の攻めを凌ぎながらカウンターを撃ち込む展開で、
中盤からはジャブからストレートを的確にヒットし徐々にポイント
をピックアップして行き最終ラウンドのゴングを聞き判定は118ー
109が2人と119ー108が1人の3-0の快勝だった。
これで寺地は8度目の防衛に成功した形で連続防衛記録としたら
具志堅用高の13、山中慎介の12回などに続き徳山昌守と並ぶ歴代
6位だけでなく現役世界王者最多防衛となったのだが・・・
残念ながら話題になったのは昨年12月に予定されていたこの試
合が王者の泥酔騒動で延期になった事による‘みそぎ防衛戦’でTV
中継もなく、関西テレビの動画サイト‘関テレ動画’で中継されたの
みという現役最多防衛を果たしている寺地にしてみると何とも寂
しく残念な形になっている。
挑戦者の久田は世界1位ではあるものの一昨年10月にWBA王者
の京口紘人に0ー3の判定負けでタイトル奪取に失敗し、その後1
試合も挟んでないのにWBC1位に上がったのだから不思議な話。
久田には申し訳ないがコロナ禍による試合枯れに泥酔騒動でブ
ランクを作った王者の復帰戦の相手として最適だった世界戦とい
う位置付けになっており、今年最初の国内での世界戦という事で
も話題になりづらいわけだから何とも気の毒な話。
4年前の5月にガニガン・ロペスを攻略しWBC:Lフライ級タイト
ルを奪取した試合は村田諒太の世界戦の前座だったのをはじめ、
村田や井上尚弥と抱き合わせでの防衛戦ばかりだから熱心なファン
以外には強いわりに影が薄い形になっているのは何とも残念だ。
名前の拳四朗は北斗の拳から取られているし父親も東洋太平洋
Lヘビー級王者だから‘親子鷹’的なマスコミが喜びそうな要素はふ
んだんにあるにも拘わらず、ここまで知名度が低いというのは日
本のファンもフライ級未満のタイトルを軽過ぎるという形に見ら
れているのかと思ってしまう。
こうなると同じクラスだった具志堅の13度防衛の記録を破って
欲しいものだが、その時にどれだけ世間の話題になるのかはなは
だ見通しは暗く感じるのだった。
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