ダークザギが滅んでも

 ウルトラマンネクサス最終EPのラストでは、ノアとダークザギの
決戦から1年後の世界が描かれている。

 そこではフリーゲン体のペドレオンの群れが出現しているものの
ナイトレイダーによって掃討されているし、その中にはダークザギ
こと石堀に至近距離から銃撃された平木詩織隊員も復帰しているだ
けでなく複数のクロムチェスター部隊が飛び交っているシーンが印
象的だ。

 これまでのウルトラでは昭和ではヒーローが去る事で以後の話は
語られなかったし、平成でもティガとダイナの間の世界はつながっ
ているのだがガイアあたりも然りでラスボスを倒す=物語の終了と
いう図式になっていた。

 ところがネクサスの世界ではダークザギは倒してもビーストの残
党は今でも出没しており、そのビースト達を掃討するためにナイト
レーダーを含めたTLTが活躍しているというもの。

 当然ながらTLTやナイトレーダーの存在は今では衆目の知るところ
となりニュースでも映像付きでビーストや、それと戦うナイトレー
ダーの活躍も報道されている。

 考えてみればラスボスが倒されたところで残党はいるわけで昭和
ウルトラでもウルトラマンをはじめとしたヒーローが地球を去って
も怪獣や侵略宇宙人は出現しているため、科学特捜隊やウルトラ警
備隊ら防衛チームが活躍しているはずなのだがヒーローにスポット
を当てているため防衛チームのその後は描かれてないというのが実
情だった。

 それを考えるとリアルな雰囲気だったネクサスはラスボスが倒さ
れた後の世界をも描いているのだが、そこから分かるのは人類はビ
ーストへの恐怖を克服しているという事が証明されているという事
だろう。

 

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