柔道世界選手権の個人戦が終了し


gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/sponichi/sports/sponichi-spngoo-20230513-0307

 日本時間の5月7日からカタールのドーハで行われていた柔道世界
選手権の個人戦が終了し日本は男子が金1 銀1 銅3、女子は金4 銀1
銅1という結果になり特に男子はマスゴミが‘まさかの金1に終わる’
的な報道をしていたのだが個人的には‘こんなもの’感が強い。

 世界選手権は2人出場できる階級があるので男子66㌔と女子48㌔
が共に金を取っている意外に銀と胴だから実質、五輪ではメダルを
取った階級は男子が4で女子が5という事になる。

 そもそも柔道はトーナメント戦だから実力者がそのまま勝つ場合
と、伏兵が番狂わせを起こして勢いに乗って勝ち上がるケースがあ
るのだが男子で言えば66㌔の阿部一二三ら以外で確実に金を狙える
選手は今回出場していない。

 東京で金を取った阿部以外は60㌔高藤直寿、73㌔大野将平、81㌔
永瀬貴規、100㌔ ウルフ・アロンらだが大野は引退しウルフは出場
しておらず残る3人で高藤と永瀬は他の選手との比較では紙一重。

 それを考えるとポスト大野の橋本壮市や永瀬に90㌔の村尾三四郎
らがメダルを取れたというのは、金を逃したものの悪い結果ではな
いと思う。

 むしろ100の飯田健太郎がメダルに届かなかったのはポスト・ウ
ルフを狙う意味で残念というぐらいで、斎藤立などリネールと対戦
しているのでメダルは厳しかったわけだ。

 まぁ男女合わせてメダル総数では金5。銀2、銅4の計11は国別で
1位だし、来年五輪開催国であるフランスは金2、銀3、銅2の計7と
国別では日本に次ぐ2位。

 しかもフランスの金は男子のテディ・リネールと女子のクラリス
・アグベニューという本命の2人しか取れておらず男子は他に銅1と
いうのを見ると、日本男子が低迷といっても柔道の世界的レベルが
上がっている以上非難される必要はないし1年後のパリ五輪にピー
クを持って来れればいいと個人的には思う。

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