ジェイミー・ジャパンの冒険終わる

 
 ラグビーW杯のQファイナル最終戦が東京スタジアムで行われ、
日本代表は南アフリカにノートライで3-26と敗れてベスト4進出
を逃した。
 
 試合は開始3分にマカゾレ・マピンピのトライで先制されるが徐
々に日本が盛り返し、10分に相手がシンビンで1人欠場となったり
して迎えた20分にPGで3点を返し3-5で前半を終える。
 
 後半に入ると南アフリカは44分と49分にPGで突き放しにかかり
63分のPGの後、66分にハーウェイラインからモールで押し込むと
崩れたラックから抜け出したファフ・デクラークにT&Cを許して
勝負あり。
 
 試合前の予想では前半僅差で凌ぎ後半残り20分で何とかという
勝利パターンを描いていたのだが、むしろ後半に入ると南アフリ
カ得意のDFがアジャストし敵陣に入ってもターンオーバーされて
自陣で試合をする時間が増え敵陣22mラインの内側に入れたのは
1回のみという形だった。
 
 とりあえず3分にスクラムを押され先制トライを許すが、徐々に
ペースを取り戻し20分のPGは相手のスクラムの反則からのもの。
 
 しかも南アフリカは前半ミスを繰り返し追加点を取れるチャン
スを自らのミスで潰すなど、日本が勝てる流れで後半を迎えたの
だがハーフタイムでしっかりアジャストしてきた形だ。
 
 南アフリカ得意のハイパントは巧く防いだもののカウンターを
仕かけようとすると速いプレッシャーの前に巧くボールをつなげ
ずターンオーバーされるケースが目立ったし、最後までモールに
対するDFは機能せずマイボールラインアウトも何度も失いスクラ
ムでも後半にはペナルティを取られるなど正しく完敗だった。
 
‘アイルランド・スコットランドに勝った勢いで4年前に勝った
南アフリカに‘’という雰囲気になっていたのだが未知数の5試合
目を勝つというのは相当な消耗だったのは想像に難くないし、
ラグビーを国技とし4年前のW杯での雪辱を期する南アフリカの
底力に屈したという事に尽きるのではないか。
 
 それでも4年前の負けを糧に雪辱したスコットランド戦のように
W杯での負けがチームを強くするわけで、この敗戦が4年後に向け
た新たなスタートになる事を信じたいと思う。
 
 日本代表のみなさん、本当に1ヶ月の間ありがとうございました
&お疲れ様でした!
 
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