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こーじ苑
ソチ五輪第5日:絶対王者が敗れた日
15歳・平野が銀メダル!平岡も銅で日本勢初メダルはW獲得 平野は冬季最年少メダル(デイリースポーツ) - goo ニュース
ソチ五輪5日目は女子ジャンプ世界ランク1位の高梨沙羅と男子スノーボード
HPの平野歩夢が世界に挑む。
ただし高梨の場合は優勝候補筆頭なのに対しスノーボードHPはショーン・
ホワイトという絶対王者がいるため‘よくて銀メダル’状態だったわけで、同じ
時間帯に決勝が始まるので現地観戦組は迷うのではないか?
ジャンプは高梨のライバルであるサラ・ヘンドリクソンが故障明けで復帰した
ものの距離を伸ばせず最大の強敵と思われたダニエラ・イラシュコも1本目で
98,5mと100mを切ったのに対し高梨は100mを飛び3位に付ける。
1位のカリーナ・フォクトと2位のコリン・マテルはW杯での勝ちがないので
逆転での金へ視界良好と思っていたら、2本目にイラシュコが最長不倒の
104mを飛んでプレッシャーをかけたのに対し高梨はまさかの98,5mに終わり
この時点で2位。
さらに後続の2人が共に高梨を上回ったため4位に落ちてまさかのメダル
なしに終わってしまった。
解説の原田雅彦によれば高梨の時に限って風が不利だったなど負ける時は
こんなものだろうが、総合で争うW杯では今シーズンの1位は ほぼ確定なの
だから17歳の若さでW杯総合優勝と五輪の金メダルという2冠は好ましくない
というスキーの神様の配慮だったのだろうか。
一方スノーボードHPは予選で平野歩夢と平岡卓が2組の それぞれ3位以内に
入ってダイレクトで決勝に進出。
1回目で平野が90,75を叩き出して1位に付けたのに対しショーン・ホワイトは
Wコークテンの着地に失敗しメダル獲得への期待が高まる。
2回目でスイスのユーリ・ポドラドチコフが4回転を決めてトップに立ったのに
続いて1回目9位だった平岡が持ち技をきっちり決めて2位に上がると、平野も
ミスのない演技で2位に入り最後のホワイトを待つ。
そしてホワイトが着地で細かいミスが出て4位に落ちたので平野と平岡という
2人の10代の選手が絶対王者を破り銀と銅を獲得する快挙を演じた。
解説の尾形修氏が感極まっていたがトリノでの選手達の乱行やバンクーバー
での某選手の服装問題など‘遊び半分’と呼ばれていた汚名をメダルを取る事で
ようやく雪げたのだから気持ちは十分分かる。
それにしてもジャンプの高梨にHPのショーン・ホワイトと絶対王者と言われた
2人がメダルを逃すという波乱の1日となった。
スピードスケート女子500mはエースの小平奈緒が1本目7位に付け、2本目も
タイムを伸ばしたものの0,13の差で5位に終わりメダル獲得ならず。
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大自然との戦い
という、感がします。
それが、冬季オリンピックの醍醐味(見ているだけ)という感じですが。
まったくの余談ですが、仕事しながらのリアルタイムの中継は、かなり過酷です(苦笑)。
女子アルペン滑降の解説をしていた川端絵美も同じような事を言ってましたね。
大自然との戦いに勝つのも大事だと。
そういう不確定要素があるからこそスキー競技の王者は一発勝負の五輪ではなく、総合で決めるW杯という事になります。