ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
サッカーもラグビーの後を追うのか・・・・・
2010南アフリカW杯出場を決めた日本だが、岡田武史監督の
‘ベスト4宣言’とは裏腹に早くも悲観的な予想が聞かれる。
実際に出場権を獲得した6月の対ウズベキスタン・カタール・オーストラリア
戦の3試合を見ると確かに‘ベスト4どころか’ とは思う。
確かに現在の日本の状態を見るとアジアではトップだが、世界では厳しい
という状況だ。
これってラグビーの状況に似てないだろうか・・・・
ラグビーの日本代表は87年から始まったW杯に6大会連続出場している。
予選が設けられた91年の第2回W杯はアジア・オセアニアから 2チーム
だったのが、95年以降はアジアが独立して1チーム出場という形になって
おり日本は特に03年・07年とアジア予選を圧勝続きで突破している。
しかし本大会で勝ったのは91年の宿沢ジャパンが同格と思われたジンバ
ブエ戦のみで、死屍累々たる状況だ。
これは日本の力がアジアでは抜きん出ているものの、世界では出場20か
国中ボトム10以内だという事をものがたっている。
98フランスW杯以降これで4大会連続出場となるサッカーも同じようなもの。
02年にトルシエジャパンが開催国というアドバンテージもあり 2勝1分で
グループリーグを突破しているが、それに対する評価が今ひとつ低く06年の
ドイツ大会では‘決まり事にとらわれない自由な発想’を
旗印に掲げたジーコジャパンが1分2敗で惨敗した。
これは91年に宿沢ジャパンが‘1勝に終わった’
という評価をした後任が
‘縦にも強いジャパン’
を標榜して臨んだものの
3戦全敗しただけでなくニュージーランドに145
失点という恥を晒したり、
平尾誠二が
‘日本人はアドリブが利かないから決まり事にとらわれるのではなく、個人の自由な判断を優先’
と言って臨んだ 99年は3戦全敗どころか2試合がノートライの惨敗を喫した
のと似てないだろうか?
日本人は野球では守備重視の戦術野球を好むのに、サッカーやラグビー
などのフットボール系では個人の自由な判断を基にした攻撃的なスタイル
を好む傾向が強い。
だからトルシエジャパンが‘決まり事で選手を縛る’戦術サッカーで2勝
1分でベスト16入りしても‘開催国だから’という理由で評価されてないのが
現状だ。
つまりサッカーもラグビーも個人の自由な判断を尊重したスタイルとシス
テマティックなスタイルの間で振り子が揺れている感じがする。
どうやらサッカーもラグビーと同じ袋小路に迷い込み始めているのでは
ないかと危惧している今日この頃だ。
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サッカーやラグビーは基本的には「球技」に分類される「スポーツ」ですが、こと国際試合の開始の笛が鳴った瞬間から「合戦」に近い性質のものに様変わりする、と言う基本を子供の頃から叩き込まないとダメですね。
確かにサッカーでもラグビーでも練習のパス回しは
芸術的だそうですね。
ただし相手のプレッシャーが かかるとダメという
どうしようもない代物。
やはり練習で形ばかりを追いかけるより、実戦で技術を磨かないとダメだと思いますよね。
どうしても子供の頃から指導法に一貫性がないケースが多いですからね。