ウルトラでのプロレス

 ウルトラセブン18話での対ベル星人戦と、19話の対バド
星人戦を見ているとセブン対星人の戦いがプロレス的だと
思える。
 特にセブン対バド星人は、モロにプロレスを意識している
戦い方だ。
 この頃はプロレスが流行っていたので、流行を取り入れた
のか?と思えるのだが・・・・。

  実は62年のキングコング対ゴジラで、キングコングとゴジラの
富士山麓から熱海城までの戦いは‘怪獣プロレス’ と言われた。
 ゴジラは ともかくキングコングは腕を自由に使えるのでゴジラの
尻尾を掴んでハンマー投げの要領で投げ飛ばしたりしていたのだ。
 この傾向はフランケンシュタイン対バラゴンで顕著になる。

  その流れを受け継いだウルトラマンも然り。 プロレスは、お互いの
持ち味を最大限に出させて戦うのだが ウルトラマンの戦いも対戦
相手の怪獣や宇宙人の魅力を最大限に出させないと いけないので
プロレス的になる。
 ただウルトラマンと戦うのは、怪獣が多かったのでプロレスと言って
もピンとは来なかった。

  ところがセブンになると対戦相手が宇宙人なので、操演系の相手
以外はプロレス的な戦いに しやすい。
 とはいえドラマ重視のため対キングジョー以外は戦うシーンの時間は
長くなかったので目立たなかったが、18話と19話はプロレス的な演出が
目立っていた。
 もっともこれ以降は、プロレス的な格闘シーンは目立たなくなる。
 だからこそ、この2話のプロレス的な演出はインパクトが強いのであるが・・・・・。

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