アメリカンリーグは、タンパ対ボストン

 今日行われたアメリカンリーグのディビジョナルプレーオフの G4で
タンパがシカゴ・ホワイトソックスに、ボストンがLAエンゼルスに勝って
共に3勝1敗でリーグチャンピオンシップに進んだ。
 東地区同士の対戦になったのだ。 

 それにしてもリーグ最高勝率のLAと前年のWシリーズで優勝した
ボストンと両チームの意地がかかった対戦は見ごたえがあった。
 レギュラーシーズンではLAがボストンに大幅に勝ち越しているので
LAが有利と言われたが、ポストシーズンではボストンが9連勝していた
ので その通りになった。
 やはり独走で優勝を決めるのも良し悪しという事か。

 今日の試合は9回表にLAが1アウト3塁からスクイズの空振りでラン
ナーが刺されてチャンスを潰したというのが勝敗を分けている。


 高名なOBの方々は‘スクイズの失敗で・・・’と言われるだろうが、
現実にはG2でLAが8回に追い付いた直後の9回に8回途中から登板
していたクローザーのKロッドからJDドリューが打った決勝2ランで
流れが決まったようだ。

 このG2はボストンが1回にJベイの3ランなどで4点を挙げ、松坂らが
打たれながらも1点づつに抑えて迎えた8回にクローザーのJパペル
ボンをピンチで投入したにも拘わらず犠牲フライを打たれて追い付か
れていた。
 あのままサヨナラ負けでもしていたら勝敗は逆だったろう。

 機動力野球が看板のタンパでもG2で1-2で迎えた5回に岩村明憲が
打った逆転2ランで流れを掴んでいる。
 以前も書いたが、やはり試合の流れを変えるのは一発だという事が
分かる。

 一方のナショナルリーグはフィラデルフィアとLAドジャースの顔合わ
せになったがフィラデルフィアに田口壮、LAには黒田博樹と斎藤隆の
日本人選手が在籍。
 2年連続で日本人選手が在籍するチーム同士のWシリーズとなった。 

 ワイルドカードからとはいえボストンは中地区優勝のシカゴ・ホワイト
ソックスよりも成績はいいのだ。


 これから佳境を迎えるMLBに対し1位より10ゲーム近い

差を付けられた3位が優勝する可能性がある

システムを恥ずかしげもなく存続している

日本のプレーオフは酷く見劣りする。   

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