センバツ出場32校決定/学校メモ付き一覧
3月19日に開幕する今年の選抜高校野球の出場32校が昨日選出
された。
今回の選考を見ると例年もめる原因の‘地域性への配慮’なども
見られず、どの地区も実力通りの選出だったので健全なものだった
と言えよう。
唯一の焦点だった関東・東京の7校目だが明治神宮大会準優勝の
早稲田実と東京大会決勝で死闘を演じた日大三の方が、関東地区
5位の慶應よりも強いと思われるので甲子園での‘早慶戦’が見ら
れないのは残念だが順当なものだと思う。
さて優勝争いとなると例年通り秋の明治神宮大会に出場した各地
区大会優勝の10校が軸にはなるものの、地域レベルの差があるわ
けだから地区大会で優勝してなくても候補に挙げられるチームは当
然ある。
スポニチの評価では仙台育英、作新学院、東海大市原望洋、早稲
田実、静岡、履正社、大阪桐蔭、福大大濠、秀岳館の9校がA評価
されており これらを軸に優勝争いが繰り広げられるだろう。
ただし戦力バランス的に見ればエースが全面に出過ぎた感がある
市原望洋や静岡に大濠らと、打線におんぶに抱っこの感が強い早実
は外した方がいいと思う。
というワケで履正社・大阪桐蔭の大阪勢に作新学院や秀岳館らが
絡むと個人的には予想する。
ちなみに個人的に注目するのが21世紀枠で選出された中村で、
山沖之彦を擁し12人で準優勝したのが40年前だから凄く懐かし
い限りだが今回は21世紀枠の出場で岩手の不来方は10人なので
中村が‘24の瞳’なら不来方は‘十勇士'と呼ばれるのではないか。