ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
佐賀北の偉業 について
8月18日に‘佐賀北が帝京に勝つのは99%無理、イマドキ
公立の普通校が勝てる大会ではありません’と私がコメント
したのだが、それを見事に裏切って佐賀北が優勝した。
かつては82年に池田が、84年に取手二が公立の普通校とし
て優勝しているが、平成に入ってからベスト8に入った公立の
普通校の成績をみると
90年・丸亀、91年・市川、92年・池田、93年・市立船橋、
94年・長崎北陽台、北海、96年・波佐見、97年・市立船橋、
98年・浜田、99年・柏陵、02年・川之江、03年・岩国の
計12校。
もっとも市立船橋はスポーツ科があるので、本来は外れる。
その中でベスト4に入ったのは02年の川之江のみ。
しかも負け方が競り合いでの負けは池田、波佐見、浜田
ぐらいで他のチームは内容的に完敗だ。
佐賀北と同じ甲子園未勝利でのベスト8は丸亀と波佐見、
柏陵あたりか。
ただし柏陵は、その年の選抜には出場している。
00年代に入って私立校が、少子化の影響でPRするために
より力を入れ始めているので公立普通校にとってハードルは
更に高くなっていた。
そういうワケでQファイナルの帝京戦が、佐賀北の真価が
問われる試合になると思っていた。
私が愛読している98年のNumberで松坂大輔を擁して春夏
連覇した横浜のレポートを矢崎良一氏が書いているのだが、
‘通常甲子園で優勝する常連校は、ピークをQファイナルに
設定する’というもの。
ピークの帝京が一戦必勝で来た佐賀北と対戦すれば力関係
からして絶対無理だ。
前記した12校は、いずれも一戦必勝で戦って大体3試合目で
力尽きている。
ただ帝京の誤算は3回戦までのグループが、金光大阪や仙台
育英、智弁和歌山などの強豪がひしめく‘死のグループ’だっ
たのでベスト8進出までにテンションを上げていた。
そして3回戦の智弁学園戦前に、翌日の第1試合で佐賀北との
対戦が決まったので幾らか気が楽になったのではないか。
実際に6回までに6点を挙げたにも拘わらず、エースの垣ヶ原
を147球投げさせて完投させているのは‘佐賀相手なら2年生の
高島で大丈夫’という気があったと思える。
ところが2回戦で神村学園を4安打2失点に抑えた高島が、2回
2失点・3安打&3四死球と乱調のため、垣ヶ原を投入せざるを
得なかった。最終的に垣ヶ原はエースのピッチングをしたが、
11イニング目の166球目に捕まったのだ。
佐賀の投手が左のサイド気味の先発・馬場と右の本格派の久保
がリリーフ役というリレーで来ていたのも、帝京がてこずる原因
になっていただろう。
やはり、あの強打線を1人エースでまかなうのは大変な事だ。
交流のあった沖縄水産の元監督、故・栽弘義氏は私に‘強豪に
勝つには神様が味方してくれないと勝てません。ただし神様は、
より頑張ったチームに味方してくれるのです’と教えてくれた。
帝京戦とファイナルの広陵戦は、まさしく神様が味方してくれ
た試合だろう。
でも神様に味方してもらえるだけの準備を、しっかりやってい
た佐賀北の選手達に拍手を送りたい。
‘ウチが勝つだけでなく、沖縄や九州全体が野球王国になるのが
夢ですよ’と私に言っていた故・栽監督も天国で喜ばれている
だろう。
公立の普通校が勝てる大会ではありません’と私がコメント
したのだが、それを見事に裏切って佐賀北が優勝した。
かつては82年に池田が、84年に取手二が公立の普通校とし
て優勝しているが、平成に入ってからベスト8に入った公立の
普通校の成績をみると
90年・丸亀、91年・市川、92年・池田、93年・市立船橋、
94年・長崎北陽台、北海、96年・波佐見、97年・市立船橋、
98年・浜田、99年・柏陵、02年・川之江、03年・岩国の
計12校。
もっとも市立船橋はスポーツ科があるので、本来は外れる。
その中でベスト4に入ったのは02年の川之江のみ。
しかも負け方が競り合いでの負けは池田、波佐見、浜田
ぐらいで他のチームは内容的に完敗だ。
佐賀北と同じ甲子園未勝利でのベスト8は丸亀と波佐見、
柏陵あたりか。
ただし柏陵は、その年の選抜には出場している。
00年代に入って私立校が、少子化の影響でPRするために
より力を入れ始めているので公立普通校にとってハードルは
更に高くなっていた。
そういうワケでQファイナルの帝京戦が、佐賀北の真価が
問われる試合になると思っていた。
私が愛読している98年のNumberで松坂大輔を擁して春夏
連覇した横浜のレポートを矢崎良一氏が書いているのだが、
‘通常甲子園で優勝する常連校は、ピークをQファイナルに
設定する’というもの。
ピークの帝京が一戦必勝で来た佐賀北と対戦すれば力関係
からして絶対無理だ。
前記した12校は、いずれも一戦必勝で戦って大体3試合目で
力尽きている。
ただ帝京の誤算は3回戦までのグループが、金光大阪や仙台
育英、智弁和歌山などの強豪がひしめく‘死のグループ’だっ
たのでベスト8進出までにテンションを上げていた。
そして3回戦の智弁学園戦前に、翌日の第1試合で佐賀北との
対戦が決まったので幾らか気が楽になったのではないか。
実際に6回までに6点を挙げたにも拘わらず、エースの垣ヶ原
を147球投げさせて完投させているのは‘佐賀相手なら2年生の
高島で大丈夫’という気があったと思える。
ところが2回戦で神村学園を4安打2失点に抑えた高島が、2回
2失点・3安打&3四死球と乱調のため、垣ヶ原を投入せざるを
得なかった。最終的に垣ヶ原はエースのピッチングをしたが、
11イニング目の166球目に捕まったのだ。
佐賀の投手が左のサイド気味の先発・馬場と右の本格派の久保
がリリーフ役というリレーで来ていたのも、帝京がてこずる原因
になっていただろう。
やはり、あの強打線を1人エースでまかなうのは大変な事だ。
交流のあった沖縄水産の元監督、故・栽弘義氏は私に‘強豪に
勝つには神様が味方してくれないと勝てません。ただし神様は、
より頑張ったチームに味方してくれるのです’と教えてくれた。
帝京戦とファイナルの広陵戦は、まさしく神様が味方してくれ
た試合だろう。
でも神様に味方してもらえるだけの準備を、しっかりやってい
た佐賀北の選手達に拍手を送りたい。
‘ウチが勝つだけでなく、沖縄や九州全体が野球王国になるのが
夢ですよ’と私に言っていた故・栽監督も天国で喜ばれている
だろう。
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