今週で電光超人グリッドマンも35話となり全部で39話だから
残りが4話という事になる。
今回は井上ゆかが自分以外の者へのやさしさをなくさせるように
させるため武史は怪獣を井上家のドライヤーのコンピューターワー
ルドに侵入させ、ドライヤーの風を受けた者を不良にさせるという
内容で風を浴びたゆかだけでなく直人の母や弟の大地までが不良に
なるという内容だった。
意外な事にゲームセンターの遊びに飽きたゆかがジャンク部屋に
戻ってみると偶然グリッドマンが戦っているので、サポートメカを
ゲームと勘違いしたゆかがメカゲーム感覚でを操って結果的にグリ
ッドマンを援護する形になる。
敵キャラはツッパリ怪獣ゴロマキングといったヤンキーをモチー
フにしているなど遊び心満載のEPになっているのだが、シリーズ
の流れを見ると終盤になった感が強い。
ウルトラマンでは34話でスカイドン、35話にシーボーズという
ギャグ系などのEPがあったしセブンでは45話のぺロリンガ星人
編、帰ってきたウルトラマンでも48話のヤメタランス編がギャグ
の要素がふんだんに入っていた。
レオなどのシリアス系では見られないが寓話系のウルトラマンな
どでは終盤になると笑いを取るようなギャグ系のEPが1話入るわ
けで、これらはメインに入る前の箸休め的な形になっており十分楽
しめる。
ウルトラマンではシーボーズ編が終わると36話は攻撃に対する
耐性が強く復活するザラガス、37話は怪獣を復活させるジェロニ
モン編とシリアスなEPが続く事になるのがいい例だろう。
円谷作品ではシリアスな作品やギャグを中心にしたファンタジー
編など振り幅の大きな作風が特徴なので、ウルトラマン80以来の
新作シリーズにも似たような流れを使っているのが分かる。