祖先が祟り神と契約を交わしていた場合、
定期的に生贄を捧げる事によって 神託や豊漁や並外れた財が得られるのですが、
座敷牢があったり 民主主義思想がなかった昔はともかく、
現在は生贄をとなる者を確保するのが困難な時代であり、
しかし 生贄を捧げる事を止めてしまえば 祟られて家系が絶やされてしまうという事で、
ネットで生贄を選ぶ祭りの参加者を募集したり、
住所氏名の書かれた自転車を盗み 自転車に呪をかけてから持ち主に返し
自転車の持ち主を引き寄せようとする、
血で符字を書いた紙人形で代用する、
餅で代用するなど 家系によって様々な手が取られているようです。
以下の体験談は 大阪にある建物で、
二階に祟り神を祀る祭壇があり、
一階をテナントにしていて
テナントのオーナーを祟り神への生贄として捧げていたという震撼的な話しです。
この建物は 恐らく現在も存在しているのではないかと思われますが、
祟り神への生贄とされた人物は 不可解な自殺という形で亡くなってしまう事が少なくないという事を
裏付けるものともなっています。
以下 コピペです。
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城東区で仕事していた時だけど、飲食店を経営するにあたって結構お得な物件を見つけた。
2階は普通の大家さんが住んでて、1階がテナントなお店。
たむけんの焼き肉屋から近いかな。
まぁ、食べていくには困らない経営していたんだけど、
あるとき車の事故起こして、修理するために店から3分位離れた修理工場に持って行った。
近所付き合いする方ではなかったんだが、向こうはこちらを知っていたらしく、
修理の人に「あそこのテナントですね、大変でしょうw」と言われた。
へっ?と思って、「何かあったんですか?」と聞いたら、
「知らないならそれに越したことはありませんよ」とはぐらかされた。
あまりに気になって、しつこく食い下がると教えてくれたんだが、
過去そこのテナントは、3回経営者が変わっているらしい。
で、2人そのテナント内で首つり自殺してて、1人はノイローゼになって行方不明らしいとか。
にわかに信じられずに、そんな馬鹿な!と思ったが、不況だったんでまぁありえるかなと思った。
(ちなみに、店で自殺はあれだが、自殺するような人間に俺が祟れる訳ない的思考です)
けど、お店にいてもずっと気になって、近くの喫茶店とかアルバイトに聞いてみたら、
なんか嫌な話が続々出てきた。
テナント借りている家は名家の類いだけど、4代位続けて男は30までに死んでいるとか。
(今の家主さんの子供は男3人娘一人だけど、男は全員30までに死んでいる。
旦那も30前に病死。首つり自殺一人有り)
また、うちの店の3件位離れたバーに、霊感がある人が誘われた時に、
「こんな怖いとこでは飲めない」と帰っていったとか・・・
自分の店の周辺は、空襲で死んだ人を取りあえず置いておく場所に使われていたとかetc
そういえば、霊で有名な深江橋の近くだし、なんかあるのかなぁと思ったけど、
商売順調で関係ないやだった。
忙しい時は店に泊まってたけど、霊とか微塵も感じられなかったしね。
で、平和な日々が続くある日、それは起こった。
その日、オープン前に店の前を掃除していたら、
パソコンのプリンターを買った大家さん(未亡人30前半?)が、
プリンターを休憩挟みながら必死で2階の家に持って行こうとしていた。
しんどそうなので、「自分で良ければ家まで運びましょうか?」と言ったら、
「迷惑かけますのでいいです」と言われたけど、
微妙な下心があったので、半ば強引に「お手伝いしますよ」と、家まで運ぶことにした。
2階まで運んで、「ここでいいです、ありがとうございました」とお礼されたけど、
パソコンに詳しかったんで、「接続しますよ」と玄関で話していたら、
その家のおばあちゃんも出てきて、少々のやり取りの後、お願いされることになった。
で、無事接続も完了して、お礼にコーヒーを用意してくれる事になって、
未亡人とおばあちゃんが出て行ったあとに、尿意を催してトイレに行きたくなった。
お店でしようかなと思って、1回店に戻ろうとして廊下を通ると、
半分障子が開いている部屋が目に入った。
なんとなく部屋を障子ごしに覗いたら仏壇があり、(今思うと、仏壇かどうかはわからない)
部屋の上のほうに、物故者の写真が額縁入りで大量に飾られていた。
結構壮観な並びで、さすが早死に名士の家計だなと感心して、通り過ぎようとして妙な違和感を感じた。
1個だけ写真がない額縁があったのだ。
こういう時に、他と異質な物を注視してしまうのは人の常であろう。
ついついその額縁を見てしまい、自分は心の底から恐怖した。
朱色の墨で、自分の名前と生年月日が書いてあったのだ。
周りを慌てて見渡すと、台所でなにかしゃべっている声が聞こえる。
黙ってさっきの部屋に戻り、急な仕事の用を思い出した事を告げて、
家を脱出して店に戻らずに、色々な事を投げ出して逃げた。
FC店だったために本部の方を通して、
一切その大家さんに関わらずに権利関係の処理できたのが、不幸中の幸いだった。
ホテル暮らしを転々として実家にも連絡を取らなかったけど、
後で聞いたところによると、最初のうちは頻繁に実家に連絡があったらしい。
今は東京に住んでいるけど、未だに怖くて大阪には帰れないし、住民票も移していない。