| 愛善苑 |
( `m´)( `m´)( `m´)( `m´)
( `m´)( `m´)( `m´)( `m´)
( `m´)( `m´)( `m´)( `m´)
(出 口 茜)
ζ~( `m´)~ζ「…良い子の皆さん こんにちは☆
今日より 愛善苑・青少年交流会のお世話をさせて頂きます☆
今日の夕食は あかね手作りの 夏野菜カレーです。
もう台所で 準備を始めていますので
楽しみにしていて下さい☆」
( `m´) 「…あかね!
我々は 満州鶏を使った チキンカレーを所望する!!!!!!!」
(出 口 茜)
ζ~( `m´)~ζ「…満州鶏ですって…?!」
──あかねは 思い出したのです。
以前 こっくり大魔王が こう言っていたのを──
+++
(武 田 茜)
ζ~( `m´)~ζ 「…ウチの人が 江ノ島の美人宮司に心を揺らしていて 困ってます。
どうか ウチの人の心を 私の方に戻して頂けませんか。」
(大 物 主)
( `m´)「…もし 満州鶏を 我に捧げるならば 造作もない事である。」
+++
(出 口 茜)
ζ~( `m´)~ζ「…あっ あの
その満州鶏は どこにいるんでしょうか?」
( `m´) 「…満州鶏なら そろそろ この愛善苑の近くに来ているだろう。」
(出 口 茜)
ζ~( `m´)~ζ…!
──あかねは カレー作りを途中で止めて
エプロンをつけたまま 台所の裏口から飛び出して行ったのでした──
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|・) 「視聴者の皆さん こんにちは。
チラリズム秋元でございます。」
|・) 「本日はですね わたくし ここ 愛善苑にやって来ております。
毎年7月は 2泊3日の青少年交流会が行われるという事でありまして
その取材をさせて頂く事になった訳であります。」
| 愛善苑 |
|・) 「こちら愛善苑の正門であります。
それでは早速中に入ってみる事に致しましょう。
ごめんくだーさい。」
|・)ノ| ガラッ
|・)
( `m´)( `m´)( `m´)( `m´)
( `m´)( `m´)( `m´)( `m´)
( `m´)( `m´)( `m´)( `m´)
|・) 「おっと 何やら本殿は 礼拝の為に集まっている最中のようであります。
それでは先に ちょっと別の部屋を回ってみましょう。」
|・) | 台所 |
|・) 「こちらが台所であります。
ちょっと中を拝見させて頂きまして
たくわんの1枚でも 味見させて頂けたらと思いますが」
|・)
(野菜) (カレールー) ( 鍋 )
|・) 「どうやら 今夜の夕食は 野菜カレーのようであります。
しかし シェフは一体どこに行ってしまったのでありましょうか、
むきかけの野菜が そのまま置かれております。」
|・) 「では 再び拝殿に戻りましょう。
一体 どのような礼拝が行われるのでありましょうか。」
( `m´) 「…拝仏 感応不可思議!!!!!!」
( `m´) 「…では 獅吼観音の加持を受ける!!!!!!!」
「法身不動体性悲憫現(ほうしんふどうたいしょうひみんげん)
悪龍地神能調伏(あくりゅうひじんちしんのうちょうぶく)
三界衆生病苦尽止息(さんがいしゅじょうびょうくじんしそく)
敬礼獅吼観音聖尊前(けいらいしこうかんのんせいそんぜん)。」
「オン・アー・フリー
シンハ・ナダ・ウン・パッタ。」(何遍も誦す)
|・) 「おっと 愛善苑で拝されていたのは 獅吼観音であります!
確かに王仁三郎は 観音像なども製作しておりましたが」
( `m´) 「…では 次は 本尊である大黒天を拝する。」
( `m´) |・)…?
(大 物 主)
( `m´)つ 「…カレーの主材料の 満州鶏がやって来たようである。」
|・)
|・) 「何という事でありましょうか、
愛善苑は 抗日鬼神に乗っ取られていたようであります!
それでは 皆さん 御機嫌よう!」
(大 物 主)
|ミ サッ (`m´ ) 「早く鍋に入らないか!!!!!!!!!!!!!!」