宝石ざくざく◇ほらあなJournal3

ロシア語をはじめ、外国語学習に関するあれこれを書いておりましたが、最近は…?

『エール』にエール

2020年05月20日 | テレビ・ラジオ・映画など
朝の連続テレビ小説『エール』を楽しみに観ている。

笑いの演出が過剰なんではと思ったこともあったけど、なにかと薄暗い気持ちになりがちな今日このごろ、観るたびに和みと活力をもらっている。明るいドラマで良かった。
二階堂ふみさんの演技や音楽学校のシーンが時々『翔んで埼玉』風味になるのもおもしろい(^^♪
(映画ですが、私はテレビ放映の録画を今月に入って初めて観たのだった。非常に遅ればせながら)

始まった当初は、King Gnu にハマっていたこともあり、主人公裕一と幼なじみ鉄男の要素をいっしょくたに混ぜて再分割すると井口さんと常田さんぽいなーなどと思ったりしていた。
ミーハーですいません(^^;
(この中の鉄男くんのキャラクターが子供のころから男の子らしくてカッコよかったんですねー「笑ってごまかすヤツは大嫌いだ」みたいな台詞もあり、自分がそういうヤツなのでドキッとした。)

朝ドラ名物、登場人物の交流の場としての喫茶店、今回は「バンブー」だが、まるっきり昭和初期とは思えない雰囲気。でもオーナー夫妻のキャラクターといい、時空を超えた場所というあえての演出なのかもとも思う。

現代的といえば、裕一と同期の作曲家の作品として(古賀政男がモデルなので)番組内で演奏されていた「影を慕いて」や「丘を越えて」、オーソドックスな演奏なんだろうけれど、やはり昭和とは違うなぁと思い、その違いが不思議でおもしろかった。かろうじてご本尊の歌唱もリアルタイムで知っている身としては。

その古賀政男モデルの木枯正人役が野田洋次郎さんというのもいいキャスティングだなぁと思う。
RADWIMPSはほぼ知らないんだけど(すみません(^^;)、役者として、いまどき貴重な良い面構え。
(『泣き虫しょったんの奇跡』で初めて知ったのだけど)
でも、窪田さんもそうだけど、頭身バランスがもうまったく昭和ではない。すごい進化だー。

一方、志村けんさん演じる小山田耕三(山田耕作がモデルでいいのかな)にも、感動というか非常に僭越ながら感心している。うちの親が昭和天皇みたいと言っていたが、実際、日本作曲界の天皇役ということで、振る舞いなど寄せてみたんじゃないかと推察してみる。
山田洋次監督映画への出演、観てみたかったな・・・

私は今、似顔絵を描く練習に無駄な時間を費やしているのだけど、主役の窪田正孝さんはすごく難しい。富士額なこととか、目元口元の特徴とか観察を重ねているのだが、描くと似ない。なぜか岡田将生さんになったりして?(どっちにしても似ないのだけど)。
その点、野田洋次郎さんは、特徴をつかみやすく、似顔絵初心者にはありがたい。
少ない線で描き分けられる漫画家さんやイラストレーターさんってやっぱり偉大だなーと思う。

と、話が逸れたが、『エール』休止があるのはすごく残念だけど、予定通りの長さで完成度が高まることを期待している。

昭和最末期の映画

2020年05月01日 | テレビ・ラジオ・映画など
4月某日
NHKBSで放送のおかげで、30年ぶりに映画「ファンシイダンス」を観られる。
「もう一度観たい90年代の邦画」と書いていたけど、この映画の公開は’89年の暮れだった。
すごく新しい感覚の映画だった気がしていたけれど、こうして時間が経ってみると、昭和の青春映画の系譜に正しく連なっているなぁ、などと思った。
お寺での修行の描写が、部活のシゴキを連想させる「ザ・昭和」、先輩僧侶竹中直人氏の表情もユーモラスな感じがなくて全然好感が持てない。
当時も思ったんだけど、予告とかパンフレットとかで想像するようなウキウキ楽しい感じがあまりなくて、この辺は演出も悩みどころだったのではないだろうか。でもバブル時代の感覚そのままに描いていたら、今は観るに耐えないものになっていたようにも思う。(十字架をかざすオーケン登場場面がギリギリなところかな、と)
そう、この映画のいちばんのみどころは、モックンほか、僧侶役みなさんの所作の美しさだった。そういうのは時を超えて色あせない。
NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」を観ていたからか、モックンの「形から入る演技」というのは、このころからもう意識していたのかなと思った。
それにしてもモックンの変わらなさにはびっくり。いや変わってはいるんだけど久々に見た30年前の姿にも驚かず今と同じくカッコイイなぁと思えるってすごい。

東京スカパラダイスオーケストラのみなさん、意外に登場場面が結構あった(^^)。が、冷牟田さんや他のごく初期メンバーは目立ってたけど、現メンバーのみなさんはほとんど認識できない(^^;(今と見た目の印象がかなり違っていたというせいもある)。
創始者のASA-CHANGが楽曲だけじゃなくて、クレジットのメイクのところにも名前があったのに、なるほど。

そしてクレジットで驚いたのが、ロケ協力に富山県内の知っているお寺の名前があったこと。
当時もちょっと話題になったような気もするようなしないような・・まったく覚えていなかった。
冒頭、なんとなく懐かしい感じがしたのは、そのせいもあったのかな。

元気がでるもの/俳味

2020年04月13日 | テレビ・ラジオ・映画など
ピコ太郎氏の手洗い動画↓
最高!大好き!
PPAPスバラシイ!!

PPAP-2020-/PIKOTARO(ピコ太郎)


この音大好き。ずっと聴いていたい。
別件で書いたせいかことさら気になってしまうのだけど、この発音のクセあっての世界的人気なんだろうなー。
かつてジャスティン・ビーバーのアンテナにひっかかったのも、テクノサウンドとヤクザっぽい見た目に加えて、この発音のためもあったかと。(ってコメントしてなかったっけ)

正しい手洗い動作に基づいてるのがますますすばらしい。
細部までクオリティ高いなぁ。
そして啓発よりもなによりも、単純に見ていて面白いのがイイ!

ピコ太郎氏、手が大きいから、その点でも手洗い動画では映える。
ピコ太郎のプロデューサー古坂大魔王氏は、私の中では、吉幾三、松山ケンイチの各氏と並んで、「青森県の人だなぁ」と勝手にしみじみ思う人である。
ぬぼーっと大柄なところが、というと悪口みたいだけど、青森の土地柄が生み出した大きさだなぁなどと。・・・でも舞の海さんとかも青森出身だそうだから、まぁ単に私が上のお三方の共通点として勝手に導き出しただけである。

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apple music に「猫村さんのうた」(松重豊、U-zhaan & 坂本龍一)が入っていて聴く。
イイ!
好き好き!
作詞はU-zhaanさんなのねー。いい感じ。
テレビ東京が入らない地域なので(深夜に地元テレビで放映あるかもしれないけど)「きょうの猫村さん」はまだ観ることができていないんだけれど、You Tube にあったトレーラーを観ると、お、意外と違和感がない。
いかついのにほのぼのとしているという不思議。
漫画を読んだときに、かすかに狂気を感じた記憶があるので、そういう空気を表すのにもこのキャスティングは正解かも。
松重豊さんといえば「孤独のグルメ」の井之頭五郎、あれも他の人が演じていたら全く別の味わいになりそう。あれには狂気は感じないけど。

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で、ピコ太郎みたいなYou Tube のごく短い動画とか、「きょうの猫村さん」みたいな5分に満たない極短番組とか、そういうのって、文学で言うと俳句みたいなものかな、「俳味を感じる」という感想は的外れでもないんじゃない? ということを書いてまとめたかったのだが、考察する時間が無くなった。
ひとまずこれにて。

名作を期待

2020年03月31日 | テレビ・ラジオ・映画など
NHK朝の連続テレビ小説「エール」、昨日始まったばかりだけど、これからの展開を楽しみにしている。
主人公のモデルは福島県出身の作曲家古関裕而。
作曲した楽曲は「大阪(阪神)タイガースの歌(六甲おろし)」から「長崎の鐘」、「モスラの歌」(!)ほか幅広い。
昭和39年東京オリンピックの選手入場行進曲「オリンピック・マーチ」も作曲している。
ということは、今まで全然知らなかったんだけれども(^^;
今日の第2回、蓄音機から流れる「威風堂々」に心奪われる裕一くん(主人公)、かわいかったなー。
「名曲アルバム」風味で、毎回クラシック流してくれてもいいなー

大人になってからの主役窪田正孝さんは、朝ドラ視聴者(私)にとっては「ゲゲゲの女房」出身者である。
「ゲゲゲの女房」はほんとうに名作だなーと、去年やっていた再放送で再確認。
今をときめく柄本佑、斎藤工(は前から観てたかな)、星野源といった方たちもこのドラマで認識した。
向井理さんが変な方向に行かずに役者道を邁進しているようなのも、早い時期にこのドラマに出会ったためなんではないかと思っている。名作は役者を成長させる。
(関係ないようだが大河ドラマ「麒麟がくる」で、向井理演じる足利義輝に眞島秀和さんが絡むのも「ゲゲゲの女房」を思い起こして勝手にほっこり。(漫画家と編集者という関係だった))

始まる前に脚本トラブルのニュースとかあったけど、滑り出しはいい感じ(第1回の攻めた映像にはびっくりしたが、その後はオーソドックスで)。途中失速や中だるみがないといいなぁ・・・

27歳

2020年03月29日 | テレビ・ラジオ・映画など
たまたま知ったのだけど、
サッポロ生ビール黒ラベルのTVCM「大人エレベーター」シリーズ
最新CM「27F 常田大希」回とインタビュー、メイキング映像を観る。

27歳って大人だったのかー!
と年増となった私は驚くわけだが、当然飲酒年齢に達している。
考えてみると、18歳の子にとって27歳は十二分に大人だ。憧れの対象としては丁度よい年齢差。
King GnuファンのTwitterで、そういう目線の内容を見ると、懐かしく眩しい。
CMホストの妻夫木さんが若くみえるからかもしれないけど、常田さんが干支一回り年下とは信じられない。
が、アップになった表情をよーく見ると(TVCMなのでね)、メンバー(中学時代を知る井口さん)が「昔から変わってない」と言うのは、本当にそうなんだろうなーと思わせられる。
小学校や中学校に一人はいた、こういう子。才気煥発で、誰もが一目置く子。大人からすると、時にワルよりも扱いにくく感じる子。
そういう子も大体は大人になるにつれて、当時の煌めきを失ってしまうものだけど(生き延びてさらに埋没していない場合は、熟成して別の魅力に変わるんじゃないかな)、「常田くん」は変わっていないんだろうなー。郷愁すら感じて涙してしまうよ。

話変わって28日は楽しみにしていたNHK「プロフェッショナル仕事の流儀 本木雅弘スペシャル」を観た。
見応えがあって面白かった!
ついまたリアルタイム検索して、若い人が共感したり刺激を受けたりしているのを見て、嬉しかったというかなるほどというか。
イケメン度の方向性は常田さんも似ているけど、内面は当たり前だけどまったく違うなあ、などと勝手に両者を並べてみたりして。
占い厨の言い方だけど、柔軟宮の射手座だなー、と。
(常田さんは不動宮の牡牛座だなー、と。)
「シコふんじゃった」って1992年公開だったのねー。
(常田さんたちの生年1992年の星回りは、今振り返ってみると興味深い。当時の社会とか自分とかへの影響も考えてしまった。と、シロウト占星術好きの感想)

本木雅弘さん現在54歳、常田さんの「大人エレベーター」はちょうど半分。
と思うと、モックンの27年間に胸打たれると同時に、常田さんのこれからの27年間が楽しみ。
(楽しみであり続ける世の中であってほしい)

AIは気を発せられるか

2020年02月04日 | テレビ・ラジオ・映画など
NHK大河ドラマ『麒麟がくる』がおもしろい。
日曜8時は大河という家だったのだけど、私自身は歴史や時代劇はむしろ苦手で、この時間帯は時に苦行、脱落もしばしばだったのだが。
台詞が説明調じゃないのに、しぜんと登場人物の関係性とかそれぞれの性格とかが分かって、しかも味わい深い。割と義務感で観ていたのがついつい引き込まれてしまった。
カメラワークもうまいなーとシロウトながら。

それにしても、本木雅弘さんの美しさよ。
斎藤道三はすごいチャレンジングな役だと思うんだよねー。
声音とかまるっきり変えててすごい。
はっきり言えばほかにもっとハマる俳優がいそうなんだけど、現代では見当たらないから白羽の矢が立ったのかなとも思う。
かつてうちの母親が「北大路欣也が(または津川雅彦が)こんな人だと思わなかった」とか驚いていたことがあって、若い頃のイメージを知らない自分には「?」だったが、その順送りで、これが初見の世代にはモックンはこういう人って受け取られるのかもねー。って「モックン!?」って感じか・・・ま、でもジュリー、ショーケン、カツシン、バンツマとか別に変と思わないんだからいいか。

話題の川口春奈さんも、私全然知らなかったんだけど、がんばってていい感じ。
初登場時は立ち姿が現代人だなーって感じだったけど、場面を追うごとに馴染んできてる。
それにしても仲間由紀恵さんに似ている。
(そういえば仲間由紀恵さんてまだ若いけどロールモデルになりそうな偉大な女優さんだなとあらためて。大河の主役もやってるし。で、そういえば双子がいて、そういえば旦那が浮気してなかったっけ…と余計なことまで思い出した。あの人はそこまで世間で糾弾されてなかったような)

で、観ながらふと思ったことは、AI(人工知能)は俳優をやれるのかということ。
時代劇は台詞回しとか所作とかが独特で難しそうだけど、それらが完璧ならいいってもんじゃないなとあらためて感じた。
「たたずまい」というか、気迫とか凛とした空気感とか、その時代の人らしさとか、そういうものが大事なのね。そういうのははたしてAIで現すことができるのかしらん。

いいものを観たなー

2020年01月29日 | テレビ・ラジオ・映画など
映画館で映画を観た。
クリント・イーストウッド監督の『リチャード・ジュエル』。
上映時刻が都合よかったし、観ようかなという程度の消極的選択ではあったのだけど。
なので、冒頭主人公の姿を見て、わ、この人が冤罪になるのか辛いな・・・と観に来たのを一瞬後悔したくらいだったのだけど。
味方になってくれる弁護士ワトソンという人が、いい感じに重苦しくなく、かといって軽すぎることもなく、いいんですねー。彼と一緒だとリチャードも愛すべきいいやつに見えてくる。
いやーリチャードみたいな人物の描き方って難しいと思うのだ。
私も頭では彼はいいやつだと分かってる。彼はいわゆる発達障害だ。正義感が強いのはいいんだけど、こだわりも強く、融通がきかない。母親目線でみれば、頑張ってるかわいい息子だと思うけど、学校や職場の知り合いだったらどうかなー・・・冒頭、備品係の彼がワトソンのデスクの引き出し勝手に開けてスニッカーズ無かったから入れときましたっていうのも、えっいいの?と思ってしまったもの。
で、イラっときたり、イヤだなと思いながらも、そう思ってしまう贖罪として?か、実際以上に無垢に聖人ぽく描いてしまいそうだ。私なら。
そこは、さすがというかやっぱりというかクリント・イーストウッド、年の功なのか、もともとそういう見方の人なのか分からないけど、良くも悪くもなく、ありのまま。ワトソンとリチャードの関係も、必要以上にべたべたせず、フラットな感じで良いんだな。
最近全然映画観てなかったので知らなかったのだけど、ワトソン役のサム・ロックウェルってアカデミー賞も貰ってるような俳優だったのね。
話の構造としては『ハドソン川の奇跡』と似てるなと思い、アメリカ社会への警鐘という気持ちもあるのかなと思ったり、でも最後にはいい映画を観たなーという気持ちでいっぱい。嬉しいな。

そうそう、リチャードの家で飼っていた犬がすごくかわいくてお利口で印象的だったことも書いておきたい。

すごいものを観た!

2020年01月14日 | テレビ・ラジオ・映画など
(1/15記)
映画館で映画を観た。
ポン・ジュノ監督の新作『パラサイト 半地下の家族』。
カンヌ国際映画祭でパルムドール受賞というのを漠然と覚えていたのだけど、予備知識はほぼ無く。
前年の同賞受賞の是枝裕和監督『万引き家族』と似た設定?と思い(観てないんだけど)、
でも作風はカンヌっぽくないよねー
今回の受賞にはお国柄が絡んだ裏事情もあるのかな、
などとうがった考えをもったりもしたのだけど、
シネコンでの全国公開は受賞という箔があってこそなわけで(たぶん)
ミニシアターが遠い田舎者でも気軽に観に行けるのはありがたい。

そうそうこのエンターテインメント性、
まどろっこしいと感じるところが一瞬もない、
隅々計算が行き届いてるところ、さすがー

とか思っているうちにすっかり前のめり、
映画を「体験」した!って感じ。
上映時間2時間越えは長いなと観る前は思っていたけど、全然そんなことない。
すごいもの観ちゃったー!!

時間が経ってみると、頭良くてセンスもいいところが「小賢しい」と思われて損してきた面もあるんだろうなと思ったり。
もっともったりしててもったいぶったりしてるほうが受賞作にふさわしいとか言われたりするよね。
カンヌよりもアメリカのほうが合ってる感じと思っていたら、アカデミー賞にもノミネートされているのねー

ポン・ジュノ監督は69年生まれ、生年月日も私とものすごく近いこともあって、全く関係ないのだけれど気になっているのだった。

都会では映画を

2019年12月14日 | テレビ・ラジオ・映画など
さとがえるコンサートの翌日は映画を観に行った。

『私のちいさなお葬式』@シネスイッチ銀座
公式サイト

NHK『まいにちロシア語』テキスト連載の「ロシア映画の虜」(杉浦かおり)というコラムで知ったのだけど「お葬式」というタイトルに反応してか、開場前からわりと年配の方々が列をつくっていて、意外だった。
まぁでも盛況でなにより。ミニシアターがにぎわっているのが都会のいいところだよなぁー。

期待通りとてもおもしろい映画だった。
もっとこういうロシア映画を観たり、日常会話に浸ったりしたら、ロシア語力も自然に向上しそうと思えた。
(長年の断続学習で、基本語と基本文法は一通り分かったつもりだけど、定着しないのが悩みなもので・・・(^^;)
田舎の寂れ方とか(でも良い人間関係があっていいなぁ)、高齢の親と子供の関係とか、もはや万国共通だなー。
劇中、ロシア語版「恋のバカンス」が流れるのだけど、ロシア語版の歌詞を検索しなくては。
(覚えたい)

上映前の、いろんな映画の予告編の中では、シャルロット・ゲンズブールが母親役で出ていてびっくり。(『母との約束、250通の手紙』)
・・・まぁ、薬師丸ひろ子さんが母親役をやっているのと同じで、不思議でもないんだけど。

やっぱり映画っていいなぁ。
もっと観たいなー。
(もはや年1回ペース!?(^^;)

芸能人オーラに驚く

2019年12月12日 | テレビ・ラジオ・映画など
12月11日、たしか『ねほりんぱほりん』を録画しようとして、ふと、テレビ番組表の『NHK俳句』に目が留まる。
題「ポインセチア」 司会:岸本葉子 選者:長嶋有 ゲスト:稲垣吾郎
なんとなく録画予約して翌日観てみた。

びっくりしたのが、ゲスト稲垣吾郎さんの圧倒的オーラ。
きらきらしているのよー。

岸本葉子さんはテレビ出演も多い才色兼備のエッセイスト、長嶋有さんはお見かけする似顔絵そのままの存在感あるキャラクター、お二人とも私の中では親しみのある(文章を読んでいるから)「有名人」。
そういう意味では、吾郎さんと同等の感覚で観ているはずなんだけど、なぜだか吾郎さんが特別輝いて見える。お三人が並んだ画面では目をこすって凝視してしまったよ。

いやーこれぞ「ザ・芸能人」。
すごいねーやっぱりねーまとっちゃってるのね芸能人オーラを。

初めてという俳句がまた良い感じで感心してしまった。
「ポインセチア」という題を見たときに「あんまり興味ないなーつまんないかも」などと思ってしまったわが身を反省・・・紹介された投稿俳句も興味深く。俳句も面白いなー。
(でも読むのは面白いけど、自分ではつくれそうな気がしない・・・)

文芸に近接して違和感のない、内実の伴った芸能人って貴重な存在。
文化系芸能人として、これからも活動の幅が広がりそう。