宝石ざくざく◇ほらあなJournal3

ロシア語をはじめ、外国語学習に関するあれこれを書いておりましたが、最近は…?

1月はのんびりおうちで

2017年01月17日 | テレビ・ラジオ・映画など
チップスターの「しそ香る紀州の梅味」がおいしくて止まらない。
ポテトチップスの梅味、来るね。(もう来てるか)
ナビスコから離れたヤマザキビスケットでは、「リッツ」に替わる新しい看板商品(たぶん)「ルヴァン」も小腹ふさぎに重宝なこともあって、リピートしている。
箱裏のカナッペの写真、おいしそうだなー。
意図せずして、ヤマザキ推しな今日このごろ。

録画しておいて昨日観たテレビ朝日系『関ジャム完全燃SHOW』、音楽プロデューサーが選ぶ2016年ベスト3がすごく!おもしろかった。
特にtofubeatsさんによるピコ太郎「PPAP」解説。
ネットにまとめが挙がっていますが(カッコ内は勝手にコピー)
「この音色とカウベルの音量を聴いて、DJ諸氏はピコ太郎をただ者ではないと思ったはず」

カウベルの音がTR-808という1980年に発売されたドラムマシーンの音なんだそうで、DJやクラブミュージックをやっている人はよく使っているらしい。

「DJ諸氏はこれを聴いて『コイツやばいヤツだ』『この人は確実にテクノが好きだ』と思ったはずです!」

ほほーっ
音楽シロートにはまるっきり何がなんやらという感じではあるんだけれども、
恥ずかしながら、私「PPAP」大好きで、でも他の人がマネしたのはあんまりおもしろくないなーあのオリジナルの音がいいんだよなーと思っていたので、なるほどそういうことなのかー、と。
(ついでながら、あの手足の動きも好きで。マネしている人は細部が浅いと思う)

それにしても、音楽畑の人はそういうことを考えているのかーと、とにかくびっくり、おもしろい。
『関ジャム』知ったのがわりと最近なので、もっと前から観たかったなー

てな感じで、なんとなく今年も書き始めてみました。
遅ればせながら
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

いろんなことが関係している(かも)

2016年11月26日 | テレビ・ラジオ・映画など
11月中旬の私は、めずらしく自分に課題を課していろいろがんばってみていた。
肝心の成果はがっくりイマイチ・・・だったので自己満足していてはいけないんだけれど、今後のために、ここで勉強したり発見したり反省したりしたことはよかったかな、と。
しかし、がんばりのためかどうかは分からないけれど、のどを痛めて声が出なくなったのにはまいった。
あ、声を使うがんばりではなくて、免疫力が落ちていたための風邪の初期症状だと思う。
私は風邪で寝込んだことはたぶん一回もないのだけれど、のどが弱い。
のどもとで何かががんばってウィルスの侵入を最小限に抑えてくれているのだと思うけど、あー声を使う仕事の人って体調管理が大変なんだなぁとあらためて尊敬。

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NHKEテレの『オイコノミア』を時々観ているのだけれど、先日のテーマは「音楽の経済学」だった。
ゲストは清水ミチコさん、矢野顕子さんのモノマネとともに登場。
おおとっても私得だけど、一般的にはどうなんだろうーと「ミッちゃんの矢野さん」をテレビで見るたび、大丈夫かなみたいな気分になっていたのだけど。
この番組で「補完材」という経済用語を知ってぴんとひらめいたことが。

補完材とは「相互に補完して効用を得る財の関係のこと」(ここではWikipediaより引用)
例としてはパンとジャム、自動車とガソリンなど。
番組ではジャズとワインとも言っていた。
番組の導入部分では、渋谷MODI内HMV&BOOKSで、CDが関連の本や雑貨と並べて販売されていることを紹介していた。
(「行ったことある場所が映っている」と嬉しくなるおのぼりさん帰りの私(^^;)

そこで、清水ミチコさんと矢野顕子さんは補完材の関係にあるという話になるんだけど、
なるほどー
最近ミッちゃんのテレビ(ゲスト)出演多いなーと思ってたんだよねー
ブログを見ると、これは司会だけどNHKスタジオパークでゲストの森山良子さんと共演、とか(「やもり」やったのかな?)「嵐にしやがれ」に出るとかもあったし。
ミッちゃんも芸能生活30周年(すごい!)だし、なんら不思議はないんだけれど。
これ、もしかして、矢野さん側マネージャーからのオファーもあったりして?などと、ふと。
矢野さんの40周年CDセールスプロモーションの一環として、よその芸能人の仕事まで取ってきてたりしたらすごいよなー、策士だよなー、Win-Winの関係だからこそ可能性のある話だが。

以上、いうまでもなく個人的な妄想で、ほんとのところは知らない。
(個人的には「リラックマ」「タマホーム」よりも「清水ミチコのモノマネ」のほうで知られてほしいし、人と話すときに齟齬がないので、ミッちゃんにはがんばっていただきたいです。)

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『オイコノミア』のMC又吉直樹さんは先日(いつだったかな?)のEテレ『ミュージックポートレート』(岸田繁(くるり)×又吉直樹の回)も印象的だった。

田島貴男さんの『ポップスの作り方』に(ブログからの再編集部分)
「ドラッガーによると、人には言葉に寄っている人と音に寄っている人がいるらしいが、」
という一文がありますが、まさにその通りの二者の対談。
「言葉に寄っている人」又吉さんの、思い入れのある歌詞にまつわるエピソードには軽く嫉妬すら覚えたりして(?)

私はちょっと前まで断然又吉さん的、歌詞に強烈に思い入れた聴き方をしていたはずなのだが、その感じを忘れつつあるような・・・というか、おかげで自分の心境に関係ない歌詞とか外国語が乗っている曲も前よりすっと入ってくるようになった気もする。

プロフェッショナル

2016年10月20日 | テレビ・ラジオ・映画など
録画しておいたNHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」
10月17日放送分デザイナー皆川明さんの回を観る。

番組内容はこちら↓
http://www.nhk.or.jp/professional/2016/1017/index.html

感銘を受けたことがいろいろあって、
まずは、
砂時計のことを、
「ある意味、すごく、人生に近いというか、持ち時間がだんだんと減りながら、記憶が増えていくという・・・」
と話していたところ。

(目からウロコ。
落ちていく砂にばかり目が行っていて、下に溜まっていることに思いが至ったことことがなかったなー。)

そしてやっぱり
「自分が喜んで描くものは、人も喜んでくれるものだと信じて、精一杯やろうかなと思うんです」

ひとことでは言えないので番組のコピーを写すしかないんだけど
「マイナスからプラスを見いだす」ということ。
できないから駄目、無理っていうんじゃなくて、これはできないけどこれはできるとか、できないということにはこういう良さがあるとかそういうふうに考えてみる。
すべてにマイナス要素という物事はない。

(こういう考え方、私は最近ようやっとできるようになった。
やっぱり残り時間が少なくなってくると、今あるもので工夫するしかなくなるからかな。
ちょっと違うけど、「できる:できない」は二者択一じゃなくて、20%はできるということもあるし、次は50%にしようと挑戦することもできるし、100%が絶対じゃないという考え方も最近知った。)

あと、この番組ウェブサイトには書かれていないけど、
「楽しいとか、つまらないとか、うまくいくとか、いかないとかいうことで、その職業を捨てるつもりはないし、それによって自分の仕事を計ることもなくー
とにかくいろんなことを飲み込みながら、とにかく続ける」
と話していたところ。
それは中卒でサラリーマンとしてずっと働いてきたお父様の影響が大きいらしい。
ファッションの仕事を始めるに当たっても
「とにかく一貫してやるっていうことを父親のようにしてみよう」という気持ちだったそう。

私、皆川さんに年齢が近いけれど、サラリーマンのお父さんに対してそういう尊敬の気持ちを持っていた若者って当時は珍しかったのではないか。そんなつまらない人生はイヤだとか反発する例が多かったような。あるいは皆川さんもアンビバレントな気持ちを抱いていた時期もあったのかもしれないけれど。

そうそう、番組冒頭での、11階建てビル最上階のオフィスまで階段で上るのを日課にしているというのも驚いた。体力はやっぱり大切。

袖口が擦り切れて、裏地の黄色が少し見えてきているグレーのコート、ステキだなと思った。
ご縁があったら私も着てみたいな。

テレビ日記

2016年09月29日 | テレビ・ラジオ・映画など
テレビ日記

●今日初めて知ったこと。
衣料品の「スカジャン」とは「横須賀ジャンパー」のことである。
米兵向けのおみやげとしてオリエンタル柄の刺繍が発展したのだそう。
(NHK『あさイチ』にて)

●初めて観ておおっと感動したこと。
テレビ朝日系『甦る歌謡曲』の一コーナーで、石原裕次郎が歌う『嵐を呼ぶ男』、隣にはドラムスセット、叩いているのはフランキー堺! ものすごくかっこいい!!
そういえば『幕末太陽伝』には石原裕次郎も出演していたんだっけ・・・今ちらと検索すると日活映画だったのね。

というところから、小林信彦氏の「聖書」(←中野翠さんによる)『日本の喜劇人』(新潮文庫)を参照。

フランキー堺は昭和4年生まれ。

以下、音楽活動についての文章を引用。

「シックス・レモンズというバンドに入ったのが昭和26年で、29年には、すでに一流のドラマーであり、しかも、舞台に出るだけで、客が笑っていた。
 その年に、<フランキー堺とシティ・スリッカーズ>をつくり、日本版スパイク・ジョーンズ(音の漫画)としての活躍が始まった。このバンドに、植木等、谷啓、桜井センリがいたことはよく知られている。」

へー。

●録画しておいたNHK土曜ドラマ『夏目漱石の妻』を観ながら、何十年後かにはたとえば村上春樹氏を題材にしたこういうドラマができたりするのかなーなんて思った。
当時の神戸や東京の風景、風物が再現されて、それをじかには知らない世代の人がへーなんて思って観ることになるのかな。

同学年?

2016年09月09日 | テレビ・ラジオ・映画など
今、スカパラとのコラボ曲が発売中の横山健さん(Hi-STANDARD、Ken Band)は1969年生まれとのこと。

関係はないんだけれど、先日の『SMAP×SMAP』ゲストだった元大阪府知事・市長の橋下徹さんも1969年生まれとのこと。(S-Liveが矢野顕子さんだったので録画した。いい感じだったのでよかった^^)

たまたま並べてみると、反骨精神の持ち主らしくカリスマ性がある反面、親しみやすく愛されキャラっぽい面もあるところが共通しているようなー

しかし、槇原敬之、砂原良徳、及川光博、(世間の認知度に反して私はほとんど知らないんだけれど)EXILEの総長?HIRO・・・と同年(同学年)生まれの人をさらに並べてみると、共通点があるようなないような・・・いろいろ「こだわり」があるのは共通していると思うけど、こだわりのない人は表に出てこないだろうし、結局のところよく分からない。

女性芸能人でいうと、詐称がなければ、森高千里、石田ゆり子、山瀬まみ、鈴木杏樹・・・現役感がある人が多くて嬉しい。

話を冒頭に戻し、
横山健さんのスカパラに対する発言で「加藤くんのほかはみんな年上で先輩なんで」にうんうんうなずく。
あースカパラメンバーから愛されちゃってその立ち位置がうらやましー、けどすごくいい人そうだから許す!
・・・という目線になるのは同学年だからか・・・Ken Yokoyamaファンからは怒られそうだけど。

彼ら出演のフジTV系23:30『LOVE MUSIC』の前、23時からのTBS系『A-Studio』のゲストは清水ミチコさんで、弟の一郎さんが11歳年下というのに驚いた。
えー同学年?と思ったけど、11歳差だったら私より年下だった(^^;計算できない)
細野晴臣さんのモノマネとか小唄とか、シブイですなー。聴いてみたいな。
ご実家の「if珈琲店」は数年前に行ったことがあって、ほんとうにステキな空間だった。
検索して思い出した、「かぼちゃのプディング」をいただいたのだった。
あの時は車で行って山越えに疲労困憊したので、今度は電車で行こうっと(本数少ないんですけど・・・)。

後半主題が離れていったけど(^^;今週発売のスカパラfeat.Ken Yokoyama 新曲CD+DVDと、この1週間のテレビを観ながら思ったことをつらつらと。

映画館で観た

2016年08月13日 | テレビ・ラジオ・映画など
ここのところ久々に(ほんとに)DVDレンタルして観たりして、映画づいてきたので、12日、久々に映画館に行ってみた。
観たのは『シン・ゴジラ』
映画館でないと観ないかなと思って。
よかったー、面白かった!
こういう作品をつくりあげる情熱と、暴走せずにまとめ上げる力量に圧倒された。
前の晩しっかり眠って体調良く、映画を観る気満々で来てよかったとも思った。
台詞がものすごく多くて情報量が多いので。
滑舌のいい俳優さんじゃないとこなせないね。
恥ずかしながらというか、過去のゴジラ作品は1本もまともに観たことがないんだけれど、他のも観てみたくなった。
時勢的には防衛大臣が女性だったのがツボ。都知事は残念ながらというか女性ではなく、ちょっと猪瀬直樹さんぽかったね。
だいたいゴジラが品川区まで来ているのに、首脳陣がいつまでも霞が関にいていいのかと最初からイライラしていたんだけど、そういう政府だという演出か。
ゴジラは体を冷やすためにいったん海に戻ったという事実があるんだから、地上で攻撃しないで、海の方に誘導するような作戦はとれなかったものか? コミュニケーション不可能だから無理なの?
核をもって核を制す?という考えになるのがよく分からん・・・けど核兵器試したいだけなんじゃないのと思わせるような話の流れがよくできているというか。
凍結された(?)ゴジラは廃炉になった原子炉みたいなもの?あの後撤去されたのだろうか?モニュメントみたいに残されたのか?
映画の後、テレビニュースとかで東京のパノラマ映像を見ると、どこかにゴジラがいるような気がしてしまう。

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現実の政府、社会を反映したドラマということで、まったく関係はないんだけれど、7月にNHKでやっていた『未解決事件 File5 ロッキード事件』の再現ドラマをふと思い出した。
あれ、「再現ドラマ」という言葉で想起されるものとは全く違ってものすごくかっこよかったなー。
松重豊ほか出ている俳優さんみんな私の中ですごく高評価。
そしてドキュメンタリー部分で、あの事件は民間機の売り込みの陰に、軍需機の輸入に関して日米政府間での密約があったことを隠ぺいしていたという話に、やっぱりそういう一般には知らされないタブーってあるんだなー漫画だけの世界じゃないんだなー、と思った。

未確認生物よりも人間のほうが怖いような・・・とありがちな感想ですが。

情熱の暴走

2016年08月13日 | テレビ・ラジオ・映画など
リオオリンピックにでの、様々な情熱のほとばしりを目の当たりにして感銘を受ける毎日ですが、
さらに情熱について考えさせられる映画DVDを2本観た。
それは
『バクマン。』と『セッション』
そういえば面白そうと思っていたのに映画館では観逃していたわと思って、久々にレンタルしてみたのだった。

続けて観てみると、この2本は構造的に似ているなーと思った。
かたや週刊少年ジャンプのアンケート至上主義、かたや鬼教授フレッシャーの頭の中にある理想の演奏。絶対的かつ理不尽ともいえる評価基準に翻弄される青年、という構図。
翻弄されながらも、彼らはそこに食らいつき、大きな代償を払いつつも、ついには自分のリミッターを振り切り、それなしでは辿り着けなかったであろう境地に昇華するのであった。

彼らの情熱に圧倒され憧れさえしつつも、でもやっぱり情熱の暴走は危険だよなと思う。
身体を壊すし、一歩間違えば人生をダメにする。
でも暴走するくらいの情熱がなければ、自分の限界は超えられないのかも。
そして、そのきっかけは常に外から理不尽に与えられるもので、自己満足では発動しないものなのかも。

ジャンプのキーワード「友情」「努力」「勝利」のうち、『セッション』には「友情」はないというのは大きな違いではあるけれど、『バクマン。』のクライマックス、ライバル新妻エイジが人物にペン入れしたページ、そのまま仕上げてたけど、あれって新妻エイジにも友情を認めたってことなのかなー。自分の作品のメイン部分に他人が手を入れられるのは許せないものだと原作者が言っていたとどこかに書いてあったけどなー。
『セッション』の疑問は、これもクライマックスの舞台で、フレッシャーが主人公ニーマンに楽譜を渡していなかったこと。あれってニーマンが密告したことへの復讐のため?自分の指揮する舞台をダメにしてまで?理想を追求するあまりの鬼っぷりだと思っていたので、そんな理由だったらちょっとがっかりなような。ニーマンの即興力、爆発力を引き出すための無意識の衝動があったと思いたい。無理があるかな・・・

なるほど覚え書き

2016年06月16日 | テレビ・ラジオ・映画など
NHK Eテレ『SWITCHインタビュー達人達(たち)』藤山直美×香川照之 6月11日放送 より

藤山直美さんの言葉

60歳(父藤山寛美が亡くなった年齢でもある)を迎えるにあたっての話に続いて

「役者の寿命が富士山の頂上やったとしたら、
(それ、人それぞれ違いますね)
私、もう中腹以上行っているんですね。
これから酸素薄くなりますよね。
ほんだら、本当に要る荷物しか担げないんですよ。
(それ前までは、ミネラルウォーターちょっと多めに持っていこうとか
ちょっとお菓子も入れとこか
湿布もちょっと多い目に入れとこか)
だから、芝居の神様、私はいらっしゃると思ってますから、教えてくれはる時期に入ったなと思てます。
おまえはもう頂上行かなあかんから
これとこれとこれとこれとこれだけは荷物まとめとけよと
空気薄なるぞ
もうこれから頭ふらふらするよ
だから最低限の荷物で上がって来いよ、
っていうのを、私はこの3年間で教えてくれはる気がします。
その3年間が60歳までの3年間やと思ってるんです。」

と、シリアスに終わりそうなところに、ふっと笑いを入れずには済まさないところが、喜劇役者の身に着いた習性か。

書き起こすために録画を戻したら、話芸っていうんでしょうか、のおもしろさに、ついつい続けてまたしばらく見続けてしまった。

台詞の覚え書き

2016年06月15日 | テレビ・ラジオ・映画など
NHKBS2朝の連続テレビ小説再放送『てるてる家族』にて、

13日放送分、病室のおかあさん(浅野ゆう子)と見舞いに来た秋子(上野樹里)との会話で、
んんっ?と気になる台詞があり、録画を巻き戻してみた。

(成績の良い秋子だが、やりたいことはないの?と聞かれて、ない、と答える。お姉ちゃんたちは人ができないことをやっているけど、その分普通の高校生がしてることができない云々の後)
「・・・
ただ生きるために働く。
あたしはそれでええ思てんねん。
その中での精一杯の生きる喜びを見つけていくことに、あたしは挑戦したいねん。
人よりも優れた能力を持ち、夢に向かってがんばってるお姉ちゃんたちにも負けへんぐらい、
いや、それよりも、もっともっと、激しい情熱を持ちながら、
普通に生きてみたいねん。」

ぼーっと観てそのままだったら忘れそうだけど、ちょっと書き留めておくのもブログの活用法としては良いかな、と。

こうして書き起こしてみると、こんな長い台詞を、ちょっととぼけた大阪弁で、キュートに表現する上野樹里さん、すごいなぁ。
風変わりなキャラクターがはまっている。

このころはまだ無名?だったと思うのだけど、4姉妹の中でも秋ちゃん、輝いてるんだよねー
マンボを踊る姿が楽しい。

マンボっていいよねー


言葉を漬け込む

2016年06月11日 | テレビ・ラジオ・映画など
金曜日に録画しておいたTBS系『ぴったんこカン・カン』を観る。
ゲストは『報道ステーション』降板後、初バラエティ出演の古館伊知郎氏。

母校立教大学放送研究会の学生たちを前に話していた中の

「僕はね、おしゃべりっていうのは、基本的に発酵物だと思っている」

という言葉にうんうんとうなずく。

外国語学習は「慣れ」=「熟れる」ことなのかなと思ったことがあったけど、話し言葉も書き言葉もインスタントじゃなくて、ずいぶん前から漬け込んで醸成されたものが、表に出てくるものなのね。

古館氏の94年『トーキング・ブルース』における「外郎売(ういろううり)」ならぬ「薬局のドリンク売り」をまるまる再現、その後、涙を見せる安住アナの姿が、この回のハイライトだった。

相手を立てつつ、自分の存在感も示し、かつ現場をまとめ、バラエティにおいては、常に軽佻浮薄な立場を崩さない。
アナウンサー畑の人ってすごいものだとあらためて尊敬する。

久々拝見した芳村真理さんが雰囲気まったく変わっていないことも驚きだった。

中野翠さんが書いていた文章そのままで、引用したかったのだけれど、見つからない。
たしか
「これは褒めて言うのだが、彼女ほどビジネスライクで口先だけの司会者というのもめずらしかったんじゃないの」
というの。
文章のニュアンスは間違ってないと思うけど細かい言い回しが分からない。
見つけたら出典書き添えよう。

御年80歳過ぎてこの浮薄さは将来の指針としたいと思いましたです。

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本日夜はNHK『トットてれび』を観て、恥ずかしながらぼろぼろ泣いちゃったよー
徹子さん、晩年の渥美清の病気のことにほんとにまったく気づかなかったのかしら。
無邪気すぎていろいろ気づかなかったことに、後から気づかされるときの気持ちっていうのかなぁ、そういうのに、泣いたのかも。
そして、原作本のタイトルは『トットひとり』だけど、「ひとり」の境地っていうのかなぁ、そういうのに…うーん、うまく書けないなぁー

(書けないなら書かなければいいようなものだけど、日記というか覚え書きとして)