宝石ざくざく◇ほらあなJournal3

ロシア語をはじめ、外国語学習に関するあれこれを書いておりましたが、最近は…?

5月号/単語あれこれ

2010年04月20日 | にわかロシア語
NHKラジオテキスト『まいにちロシア語』4月号はゆとりがあるように感じたので、先週末は『ロシア語のしくみ』該当箇所で、数字の0から9までを覚えようとしてみた。
しかし、昨日5月号を買いに行ってびっくり。急に単語が増えているような。
いや、4月号にしても、基本文は短いけれど、今週から、覚えるべき単語、活用が増えているように思う。
やっぱり、まずは『まいにちロシア語』に出てくる単語を確実に覚えるようにしよう。

さて、テキスト巻末にある読み物、ロシア語通訳者吉岡ゆきさんによる『現代ロシアを通訳する』、5月号タイトルは『SMAP×ゴルバチョフ』だった。
フジテレビ『SMAP×SMAP』の「ビストロSMAP」にゴルバチョフ元ソ連大統領が出演していたというのは、新聞のテレビ欄を見て知ってはいたのだが、見ていなかった。
この番組のこのコーナー、数年前までは、たいしたことないゲスト(?)のときでも、かかさず見ていたのだが、最近はまったく食指が動かなくなっていたのだった。
しかし、ロシア語学習者としてはやっぱり見ておくべきだったかなー。
まぁ、一緒に出演していた通訳者の方の筆によって、内容を知ることができてよかった。

○おもしろいなーと思ったロシア語単語

・『まいにちロシア語』の最初のほうで「水」は「ヴァダー(вода)」というのを学習した。
一方、お酒のウオッカは「ヴォートカ(водка)」。
これが、「水」の愛称で「お水ちゃん」という響きを持つというのに、びっくりした次第。
(ロシア語通訳者だった米原万里さんの本『ロシアは今日も荒れ模様』に出てきた。米原さんのエッセイが人気なのは知っていたが、自分がこれまでロシアに興味がなかったせいか、ちゃんと読んだことがなかった)
日本語でも、「飴ちゃん」とか「お芋ちゃん」とかモノに愛称をつける形は、なんだかいとおしい(もともと関西方面での言葉なのかな?)。ロシア語にはこういう言葉、ほかにもいろいろありそうで楽しみ。

・『まいにちロシア語』本日学習分で、「-е」で終わる中性名詞の例として「海(море)」と「野原(поле)」が出てきた。
こうして並べてみると「海」と「野原」はイメージが似ている。イメージが似ている単語が、韻も踏んでいるとは、美しい詩が生まれる土壌がやっぱりあるのだなぁと(ロシア語の詩は全然知らないのだけれど)、感心した。

名前の不思議

2010年04月20日 | にわかロシア語
まだ前回から1週間経っていないけれども、ここのところのロシア語学習に関してのメモ。

○『まいにちロシア語』4月16日学習事項より
1.ロシア人の名字には同じ家族でも男性と女性で語末の形が変わるものがある。
2.ロシア人のフルネームは、名前、父称、名字の3つの部分から成っている。
親しい間柄では愛称形、敬語を使う間柄では名前に父称をつけた形で相手を呼ぶ。

1について「男性と女性で形が同じタイプの名字もあります」とあり、その例として、Плющенко (ふりがなは「プリュシェンコ」と書かれていた)が挙げられていた。
CDでは発音練習だけだったけれど、ラジオの本放送では、先生がもうひとことくらいなにか言っていたのかな?
プルシェンコ選手のフルネームは
エフゲニー・ヴィクトロヴィチ・プルシェンコ(Евгений Викторович Плющенко)
愛称は ジェーニャ (Женя)
(表記はWikipedia より)
『ロシア語のしくみ』(p91)によると、ジェーニャは(サーシャ、ユーラも)男性にも女性にも使える名前だとか。
愛称プラス名字だけだと男性か女性か判別できないわけで、名は体を表すというか、なんとなく中性的な雰囲気は名前からも伺えるのだなぁと思ったことでした。
で、フルネームから、お父さんの名前はヴィクトールなのね、と分かった。

女性の場合はどうなのか、やっぱりここは、イリーナ・スルツカヤ選手で、練習(?)してみよう。
彼女のフルネームは
イリーナ・エドゥアルドヴナ・スルツカヤ (Ирина Эдуардовна Слуцкая)
愛称はイーラ (Ира というつづりでいいのかしら?)
ということは、お父さんの名前はエドゥアルド。
もし彼女に兄弟がいたならば、その人の名前は
○○(知らない)・エドゥアルドヴィッチ・スルーツキー になる。
(ということでいいのか? 自信ないんですけど…)
あ、スルツカヤ選手はご結婚されてるから、今は名字が変わっているのかな。

それにしても、お父さんのことが嫌いだったりすると、名字プラス父称で呼ばれるのはいやなものだろうなと、ふと思った。
日本でも自分の名字が嫌いという人はいるから、同じようなものか?
お母さんが再婚して名字が変わったら、やっぱり子供の父称も変わるのだろうか。
事情により父親の名前は伏せているという例はありそうだけれど、その場合、子供の父称はどうなるのだろうか。そんなことは許されないのか?
などと、疑問がわいてくるところでは、ある。