宝石ざくざく◇ほらあなJournal3

ロシア語をはじめ、外国語学習に関するあれこれを書いておりましたが、最近は…?

踊るのは自分の意志で

2016年07月27日 | 日常の記録
新曲発売のときのPVというのかMVというのか、以前はまったく興味がなかったんだけれど、音だけでなくて映像で観るのも楽しいなと思い始めた今日この頃、
そういえば、矢野顕子さんの30周年ベストアルバム『いままでのやのあきこ』には、DVDが付いていたような・・・と思い出す。オリジナルアルバムを持っていればこれは要らないなと、買っていなかったのだった。
今からでも買おうかなー・・・などと思っていた矢先、

デビュー40周年記念、オールタイムベストアルバム『矢野山脈』発売決定!

おおっ
近年ちょっと自分比で視野が広がって、いろんな人のCDをつまみ食い的に聴いてみたりするなか、やっぱり矢野さんてすごいなークオリティ高いなーと、まぁみなさんご承知のことなんでしょうけれど、感嘆、再認識していたところ。
興味をもって全体像を知りたいと思った人が、迷わず手に取れるこういうベスト盤はほんと必要、そこから気に入ったテイストのオリジナルアルバムに手を伸ばしていけるし。

アートディレクションていうんでしょうか、ジャケットもすごくいい!

と、いうことで、詳細を見た結論としては、すごーく楽しみなんだけれど。

最初、ニュースを見たときの第一印象は複雑なものであった。

このベストアルバムには2種類あるそうで
【通常盤(3CD+歌詞ブックレット】4,000円(+税)
【完全生産限定盤(4CD+DVD+歌詞ブックレット+写真集+A4サイズ豪華特別仕様】14,000円(+税)

生産限定盤のフォーマットに非常に既視感が・・・
こういう限定盤をつい最近買ったところなので。
スカパラさんの25周年ベスト盤『The Last』のことですが(^^;

サングラスみたいなおまけは付いてないけれども(価格がさらに高くなるし要らないけど。付くとしたらリアル猫プリントの手鏡とかどうかなとふと妄想した(^^;)、矢野さんもソニーミュージックアーティスツ所属だし、あの事務所では周年記念ベスト盤の構成・仕様はこれでいこうってことになったのかな・・・
などと、こんな感想をもったのは私くらいかもしれないんだけれど。

どうせなら『いままでのやのあきこ』のDVDにはチャーリー・ヘイデン、ピーター・アースキンとのトリオセッションが入っているそうですが(!アマゾンレビューでみた)、そういう未公開ライヴ映像DVDも欲しかったかなー
いやでも、ExtraCDも聴きたいし、冒頭に書いたけど歴代MVも観たいので、限定盤注文しますけれども(まよわず投入!)

でもやっぱりベスト盤というのは入門者向けだと思うので、それと長年のファン向けの記念商品を合わせるのは本当は無理があると思ったりもするのですよねー
現にベスト盤を買った後にさかのぼって限定盤を入手してCDがダブってしまった例(私)もあるし(^^;
でもバラ売りするわけにもいかないのでしょうねー

他の人のベスト盤もそうかなと思ってふと同事務所所属の奥田民生さんのサイトを見たら、ベスト盤じゃないけど、生誕50周年記念盤、見間違いじゃなければ、デラックスボックスはCD+Blu-ray+DVDのセット。
中身がまったく同じ(なんですよね??)Blu-rayとDVDを一緒にする意味はどこに??
グッズ販売でも思うんだけど、音楽業界の商魂ってのも大変なものがあるな、と。

が、そこで「商売に踊らされている」と受け身になるのは違うよね。
踊りたくなければ踊らない。踊るのは自己責任で。
と思ったのが、タイトルの意味です。
(ここに辿りつくまで長文になってしまった・・・)