宝石ざくざく◇ほらあなJournal3

ロシア語をはじめ、外国語学習に関するあれこれを書いておりましたが、最近は…?

2つのドラマ

2024年02月29日 | テレビ・ラジオ・映画など

金曜日放送の連続テレビドラマについて木曜日に書くという間の悪さですが、

『不適切にもほどがある!』(TBS系)第5話で、河合優実さん演じる純子の結婚相手が錦戸亮さん(2024年現在の姿は古田新太さん)ということで、

「『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』(NHKBSプレミアム)では親子だった二人が…」

と、私も思った。(ブログには書いていなかったが去年の放送を毎週観ていた)

思い返せば『家族だから…』(以下略して『かぞかぞ』)で錦戸亮さんが演じていたパパも、タイプは違うけど世代的には同じだったような。そして、『不適切にも…』(以下略して『ふてほど』)で仲里依紗さん演じる渚(純子の子供)は、たぶん『かぞかぞ』の主人公七実と同い年くらい? 神戸に住んでいたところとか、『かぞかぞ』も現在と過去が交錯する演出で、錦戸パパは主人公たちの心の中の存在として描かれており、『ふてほど』でも幻のような儚さが共通していて(老けると古田新太になってしまうわけだし)なんだかふっと、二つのドラマが重なる感があった。

というか、私が河合優実という女優さんを初めて観たのは『かぞかぞ』だったのだけど、『ふてほど』のヤンキー姿にはまったく面影がなく。ところがバブル時代のナチュラルメイクで、にわかに『かぞかぞ』の七実感が前面に出てきて、たたみかけるように錦戸亮。脚本の宮藤官九郎さんは『かぞかぞ』を観ていたんじゃないかと思った。

令和にはこういう感想はNGなのかもしれないけど、河合優実さんってスタイルいいよねー。メイクやスケバンスタイルはよく再現されているけど、昭和の女子高生の頭身バランスではない。私見では観月ありささんの登場が分岐点。ということは平成に入ってからの変化なのねー。

そして阿部サダヲさん演じる主人公小川市郎が昭和10年生まれとはっきり言っていて驚く。

昭和10年生まれにしてはノリが軽すぎる気もするが、都会にはそういう人もいたのか。今検索したら山城新伍氏は昭和13年生まれだった。

あっでも「ああ、中学校の体育の先生ってこういう表情してたなぁ」と(特定の誰ということではなくイメージとして)思った。阿部サダヲさんの演技力はすごい。(関係ないけど、私は今似顔絵描きの練習をしているのだが、他の人は雰囲気少し似てるかなと思えるのに、阿部サダヲさんはどうしても似ないのはなぜだろう…)

突然のミュージカル演出は植木等の映画からという記事を見て「そうかそれは盲点だった!」と思っていたが、後日読んだプロデューサー談の記事では映画『RRR』とかドラマ『ムー一族』とかで劇中に歌うと楽しいというイメージがあって提案したとのこと。そういえばインド映画だと歌って踊るほうが普通なのか。

なにしろ(?)純子と同い年の私、スケバンもボディコンも縁はなかったが、マッチの歌の歌詞をちりばめた台詞には「おおー」と感心したり。

楽しく観ながら、こんなにおもしろいものをつくれるっていいなーとうらやましかったりもする。

後日付記

7話によると、正確には「純子は私より1学年上」だった...1995年1月に26歳と言っていておかしいなーとは思っていたのよね。と、細かいことが気になる(^^;)



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