(山が雲に隠れていますが)やっほー
すばらしかったー!
行ってきました。
9月3日(日)
矢野顕子 弾き語りコンサート @八ヶ岳高原音楽堂
ピアノだけのコンサートに行くのも4年ぶりなのだった。
ブログで確認すると2019年にベヒシュタインサロンでのファンクラブイベントに行っていた。懐かしい…
八ヶ岳高原音楽堂のピアノは Steinway & Sons。
高原の木々のように(?)あくまで自然な、でも調和のとれた美しい響き。
矢野さんのピアノはまたまたさらに進化していた??
後述するんですけど、個人的に疲労により「考えるな感じろ」状態、その分感覚は個人比で鋭敏になっていたと思う。ピアノの音が体に沁みたなー。
久しぶりの「 David 」や 「GREENFIELDS 」はやっぱり嬉しかったなー
「春咲小紅」を推していたふうもあり、YMOメンバーとともに活動していた頃を懐かしんでの選曲もあったのかなー、などと思ったり。
が、「春咲小紅」は、「潮騒のメモリー」とどっちがいい?という客席への問いかけに、「潮騒のメモリー」のほうに軍配が上がり、アンコールに持ち越されることに。
アンコールでは、「春咲小紅」「ラーメンたべたい」「中央線」から2択ということで拍手が募られたが決まらず。
(「中央線」に拍手が多かったのが意外だったが、後で気づいた。八ヶ岳に来るのに中央線から乗り換えて来た人が多かったのね。)
「3曲とも」という声にも押されてか、結局はメドレー形式で3曲ともやってくださった。繋ぎの演奏がまたすばらしかった。
しかし、
と、ここからはまったく個人的な感想です。モードチェンジ。
「3曲とも」の声が挙がった時の、私の内心のさけびは
「3曲もやったら、もう『千のナイフ』は無理じゃないの…」
今会場での2回公演のうち、前日3日の公演では、高橋幸宏さんの「仕事を終えたぼくたちは」と、坂本龍一さんの「千のナイフ」を演奏したという情報を得て、実はとても楽しみにしていたのだった。
特に「千のナイフ」は別会場の弾き語りコンサートでもやっていたそうだし、聴けるものだと思い込んでいた。
ピアノだけのバージョンをぜひとも聴きたいな、と。
アンコールの曲を決めるまでのああだこうだの間に、よっぽど
「『千のナイフ』をお願いします!!」
と、大声でさけびだしたいところだった。
・・・
コンサート自体は本当にステキだったので、自分の虚脱ぶりに、思っていた以上に千のナイフを期待していた自分に気づかされた…。情報化社会の弊害? 直近のコンサートでどんな曲目を演奏しているのか知らなかったら、思い込みでがっかりすることもなかったのだ...
(あ、これはもちろん自己責任です。行けなかった公演の内容を想像するのも楽しいんだもーん。情報は本当にありがたい。ただ「ひとつだけ」が聴けなかったらガッカリする人が相当数いるのと同じ感じで、私は今期のハイライトは「千のナイフ」と思って、当然やるでしょと待ち構えていたのだな...)
客観的に見て、プログラムとしてもバランスが取れているし、どちらかといえば八ヶ岳ファンで、たまたま矢野さんのコンサートに来たという人が、終演後、記念にCDを買って帰りたくなる構成かなと思った。
開演前。私の座席位置から撮影。ありがたき仕合わせ。
その後、前方に人が座られ、若干視界が遮られたが…
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