少し前のことだが、
ツタヤでレンタル100円の日があり、
続けてDVDで映画を2本観た。
それは
『モテキ』
『苦役列車』
その頃、NHK土曜ドラマ『夫婦善哉』の番宣をやっていて、森山未來つながりで思い出したのである。
『モテキ』はずーっと前からレンタル中が続いていて借りられなかったので、人気あるんだな、おもしろいんだろうなとは思っていたのだけど、前知識はまったくなかった。
そして、ほんっとうにおもしろかった!!
しかし、私が今30代前半だったら、身につまされて冷静に観られなかったかもしれない・・・と思ったりして。
主人公藤本幸世くん(森山未來 あの台詞回しと身体のバネはスゴイ!!)の、歌の世界に同一化してテンション上げてる感じも身につまされるが、とりあえず私は男ではないのでそれはいいとして、
33歳独身一人カラオケが趣味のるみ子さん(麻生久美子)というのが、26歳みゆき(長澤まさみ)と友人という、絶妙の設定で。
彼女の言動が痛い。「あ」に濁点つけてうめいてしまう。
いやー私は当時は一人カラオケもしてなかったし、麻生久美子さんじゃないし、決して同一視しているのではないけど、心持ちが。
るみ子さんだけじゃなくて、この映画全体の世界観に、リアルタイムで身につまされたり、同一化して妄想に入る時期は、いつのまにか通り過ぎていたのだなー、嬉しいような残念なような・・・という感想があり、タイトルの言葉が浮かんだのであった。
『苦役列車』はたぶん、スガシカオさんのブログにあって記憶していたのだと思うけど、中野翠さんも結構長文を書いていたのね。Wikipediaに引用されていた。
主人公は昭和42年生まれで、映画の中の80年代中期の東京って、私はじかに知らないけれど、オシャレマスコミに載らないところはこんなんだったんだろうな。
地方出身世田谷在住サブカル少女に毒づくシーンに、私もそう思われるのがいやで当時は上京にためらいがあったんだよなーと共感した。田舎者だけど思考は江戸っ子(?^^;)
マドンナの康子ちゃんというのがほんとにいい子でしかもわざとらしくない。前田敦子さんはいい役もらった。で初めて彼女の魅力が分かった。
主人公の貫多にとっての輝かしい青春(第一期)ってほんの一瞬のことで、そのほとんどは情けないものだけど、でも情けなくても取るに足りなくても「青春」という一時期には違いないわけで、青春だなぁと思う自分は、この時期からだいぶ遠くへきたのだなぁと再び思うのであった。
ツタヤでレンタル100円の日があり、
続けてDVDで映画を2本観た。
それは
『モテキ』
『苦役列車』
その頃、NHK土曜ドラマ『夫婦善哉』の番宣をやっていて、森山未來つながりで思い出したのである。
『モテキ』はずーっと前からレンタル中が続いていて借りられなかったので、人気あるんだな、おもしろいんだろうなとは思っていたのだけど、前知識はまったくなかった。
そして、ほんっとうにおもしろかった!!
しかし、私が今30代前半だったら、身につまされて冷静に観られなかったかもしれない・・・と思ったりして。
主人公藤本幸世くん(森山未來 あの台詞回しと身体のバネはスゴイ!!)の、歌の世界に同一化してテンション上げてる感じも身につまされるが、とりあえず私は男ではないのでそれはいいとして、
33歳独身一人カラオケが趣味のるみ子さん(麻生久美子)というのが、26歳みゆき(長澤まさみ)と友人という、絶妙の設定で。
彼女の言動が痛い。「あ」に濁点つけてうめいてしまう。
いやー私は当時は一人カラオケもしてなかったし、麻生久美子さんじゃないし、決して同一視しているのではないけど、心持ちが。
るみ子さんだけじゃなくて、この映画全体の世界観に、リアルタイムで身につまされたり、同一化して妄想に入る時期は、いつのまにか通り過ぎていたのだなー、嬉しいような残念なような・・・という感想があり、タイトルの言葉が浮かんだのであった。
『苦役列車』はたぶん、スガシカオさんのブログにあって記憶していたのだと思うけど、中野翠さんも結構長文を書いていたのね。Wikipediaに引用されていた。
主人公は昭和42年生まれで、映画の中の80年代中期の東京って、私はじかに知らないけれど、オシャレマスコミに載らないところはこんなんだったんだろうな。
地方出身世田谷在住サブカル少女に毒づくシーンに、私もそう思われるのがいやで当時は上京にためらいがあったんだよなーと共感した。田舎者だけど思考は江戸っ子(?^^;)
マドンナの康子ちゃんというのがほんとにいい子でしかもわざとらしくない。前田敦子さんはいい役もらった。で初めて彼女の魅力が分かった。
主人公の貫多にとっての輝かしい青春(第一期)ってほんの一瞬のことで、そのほとんどは情けないものだけど、でも情けなくても取るに足りなくても「青春」という一時期には違いないわけで、青春だなぁと思う自分は、この時期からだいぶ遠くへきたのだなぁと再び思うのであった。
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