


透明「それじゃあ、簡単に説明しますね

神保「はい


私は神保さんに説明を始める

皆さんも聞いていてね

本来人間は、1つの身体に3つの仕切りがあると
されています

1つ目は、感を司る仕切り

2つ目は、身体運動を司る仕切り

3つ目は、精神を司る仕切り

と分かれており、この3つのバランスで
生命活動が成り立たっています

この3つはそれぞれ、強い結びつきがあり

例えば、毎日身体を鍛えていると

運動能力がアップし


感覚も研ぎ澄まされて行く

といった具合に、お互いが干渉し合うわけです

逆に、身体的に病におかされると

身体能力が低下し


感覚も鈍っていってしまいます

ただ、この病に対しての一連の連動は
最悪の場合のことで、
本来は、身体的な病が出ても、
精神力でカバーしたり


災い的なものには、他の2つの仕切りが
ストッパーとして先に働いてくれます

ですから、本来この3つの仕切りは別々に働き
生命活動を支えてくれているわけです

ですが

3つの仕切りに同時に影響を及ぼしたとしたら

考えるだけで恐ろしいことなのですが


要するに彊呪とは

この仕切りが何らかの理由で無くなってしまう
恐ろしいものなのです

ですから、彊呪を受けたものは

どれかひとつの仕切りに災いが降りかかっても
3つの仕切り全てが同時に病んで行き

どの仕切りも抵抗することが出来なくなってしまうのです

この呪祖的な症状が複合してかかっていることを
呪濁と言い、症状が定まらない状態とも言えます

感に降りかかる災いは、霊障や感覚麻痺など

身体に降りかかる災いは、病気や怪我など

精神に降りかかる災いは、精神的な病や意識障害など

どれもひとつかかれば、大変なものですが
それが全て同時に起こる

星呼はその小さな体で、それと真っ正面から
向かい合っていることになります

神保「そ、そんな・・・

透明「ですが、必ずこの彊呪には、かかった理由が
あるはずです

何とか

神保「お願いします


・・・どうか・・・どうか

神保さんは、私の手を取り懇願する

透明「大丈夫


ただ、かなりの時間はかかりますから、
しばらくご厄介になるのですが・・・

神保「それはもちろん


私で出来ることがあれば何でも言って下さい

透明「宜しくお願いします

今出来るのは、なるべく大地くんと要ちゃんに
栄養をつけさせることです

普段、二人の食事は

神保「なるべく口に入れられるものは、すり潰して
入れていますが

お医者様に来て頂いて、直接栄養を・・・。」
透明「お医者様は、何て言っています

神保「お医者様も、原因はわからないが

幾つもの病気が同時に出てしまっていて
とにかくひとつひとつ治して行くしかないと・・・。
後は、子供達の体力次第だと言われました

透明「なるほど・・・。
確かに今出ている身体的な病は、お医者さんの
力を借りた方が良いので、私達もお医者さんと
連携していった方が良いかもしれませんね

感や精神の災いは私が何とかしますので

神保「お願いします・・・

それから、3時間・・・。
昴が縛鎖を持ってやってきた

続く・・・。
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