


最臥「穏便に済まそうと思っていたのだが

どうだい
最後にもう一度聞くが、

黙ってついてきてはくれないかい
」

透明「愚問
」

最臥「そうか、勿体ないが・・・始めようか
」

目の前の呪術師が揺らいで見える

最初から伏線は張っていたということか・・・。
透明「・・・・・
」

私は、気持ちを落ち着かせ相手の術式に備える

透明「・・・マズいな・・・。」
最臥が、この場所を選んだ理由・・・。
それは、呪術に必要な要素がたぶんにある邪隔という
負の領域だからだ・・・もし、私の予想が合っているならば、
負の領域だからだ・・・もし、私の予想が合っているならば、
彼が行おうとしているのは、私の心の破壊

そして、能力の破壊だ

・・・・・そのための、用意は相手にあるということだろう

私は、彼の術中に嵌っている

透明「はぁ~
・・・くくくくくっ・・・。」

最臥「
」

透明「あははははははははっ
」

最臥「何が可笑しいのかね

それとも、絶望的なこの状況で、気でもふれたのかい
」

透明「くくくっ
・・・いやぁ~っ
何でしょうね



こんなところで、自分の人生が幕引きとは、
夢にも思わなかったですよ

しかし、人生というのは、本当に予想を裏切ってくれる

だからこそ、面白い
」

最臥「ふ~っ
・・・君は最初から壊れているようだね


この場面で、笑えるとは
・・・いいだろう


私が、全てを終わらせ、君の人生を救ってあげよう
」

絶体絶命のピンチ
果たして ・・・。

続く ・・・。







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