


似ているはずだ・・・。
身にまとっている気質は、この式神を
制御するための気質
制御するための気質

師匠のそれと同じだったということか

透明「何故だ
答えろ
」


最臥「くくくっ
・・・考えてみたらどうです


私が、何故君の師匠の使役していた式神を
持っているのかを・・・。」
持っているのかを・・・。」
他者の式神を使役する・・・。
その方法は、3通りある

一つは、使役している術者から奪う方法

一つは、使役している術者に託される方法

そして、もう一つはその式神を別の式神で喰らう方法

師匠は、式神を奪われるほど隙がある人ではない

それに、この人に託すなんてことはありえない

それならば、獣魔を喰らうほどの式神を
使役しているということになる・・・。
使役しているということになる・・・。
そんな、式神は聞いたことがない

獣魔は、式神の中でも別格の最高位クラス

それを喰らう式神など、存在するとは思えない・・・。
私の頭の中に、最悪なシナリオが組みあがってゆく

透明「・・・ま、まさか・・・。」
最臥「おっ
理解できたかな
」


師匠の最後の顔が思い浮かぶ・・・。
私には唯一視えなかったもの・・・師匠の死の原因・・・。
当時の私は、師匠が、能力の使い過ぎだけで
急激に衰弱したとは思えなかった
急激に衰弱したとは思えなかった

あの時、師匠の死を引き起こす要因だけは、
何度視ても、ベールに包まれているように
隠されていた・・・。
隠されていた・・・。
私の心に初めてドス黒い感情が芽生えてゆく

透明「・・・お前 ・・・なのか
」

最臥「んっ
」

透明「・・・お前が・・・師匠を・・・。」
最臥「くくくっ
・・・そうだったらどうする
」


透明「・・・やる ・・・。」
最臥「聞こえんなぁ~
」

透明「ころ
」

揚羽「ダメ
」

透明「
」

黒揚羽が、私の後ろからしがみつく



透明「揚羽
」

揚羽「ダメです
ご主人
」


透明「・・・・どいていろ
」

揚羽「きゃっ
」


私は、黒揚羽を振り切り、最臥の方へ歩み寄る 

続く ・・・。







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