

車中にて 



六羽「ブンブンブン
ブンブンブン
」


揚羽「六羽先輩
上手です
」


月華「はうっ
萌え萌えです~っ


たまりません~~~~っ
」

透明「・・・・・・。」
円「・・・・・・。」
全員、人型モード・・・何だか狭く感じる・・・。
透明「ところで、さっきの手紙なんだけど・・・。」
六羽「ブンブンブン
」

円「なに
」

六羽「ブンブンブン
」

透明「さっきは、紙一枚だけ見せてもらったけど、
この手紙が入っていた封筒は
」

揚羽「
」


円「ああ
さっきの手紙は、紙切れ一枚でポストに

入ってたのよ

さっき入れていた封筒は、この手紙が汚れないように
私が用意しただけなの
」

月華「た、たまりません~~~っ
」

透明&円「・・・・うるさ~~~~~~い~~~っ 

」



揚羽「うっ
」

月華「はうっ
」


六羽「びくっ
・・・ひっくひっく
」


透明「あっ
む、六羽


お歌、上手なんだけど、もう少し小さい声で
歌ってくれるか
」
歌ってくれるか

六羽「ひっく・・・うん・・・・
」

円「はぁ~
・・・あんた、式神に甘いんじゃない
」



透明「お前が言うか



まあ、確かに、六羽が人型になってからは、
ちょっと、甘いかもしれないけど・・・
」

六羽「ブンブンブン
」

揚羽「お上手です
」

月華「たまりません
」

透明「・・・・
」

円「・・・・
」

透明「そ、それより、さっきの手紙、紙だけだったって
ことだろ

ということは、直接本人がポストに投函したと
いうことになるよな
」

円「そうとも限らないんじゃない

もし、相手が術者とかだったら、誰かを使って
この手紙を投函させることだってできるし、
この手紙を投函させることだってできるし、
方法は色々あるだろうから
」

透明「まあ、そう考えればそうか・・・・。」
円「どったの

透明らしくないじゃない

珍しく慎重だけど・・・・。」
透明「いや、特に危険は感じないんだけど・・・

なんか、さっきの声を聞いちゃうと、色々と
腑に落ちない点が多すぎて・・・。」
円「どういうこと
」

透明「もし、本当に助けを呼んでいるのなら、
こんな回りくどい方法を取るかなぁ~
って
」


円「確かに、呪いを扱えるくらいだから、
別の方法でも助けは呼べそうよねぇ
」


透明「もちろん、この差出人が人であった場合だけどね
」

円「えっ
ま、まさか・・・
」


透明「うん
・・・もしかしたらって思って・・・。」

円「うっ
・・・・私、行かなくても良い
」



透明「だめ
頼られたのは、お前だろ
」


円「ううっ
」

六羽「ブンブンブン
」

月華「あっ
透明様
そこを左折したら、100メートル


くらいのところだと思います
」

透明「こ、ここって
」

円「マジですか~~~っ
」


目の前には、大きな公園・・・そしてその隣には墓地・・・。
さて、鬼が出るか蛇がでるか
とにかく行って確かめなくちゃ ・・・。

とにかく行って確かめなくちゃ ・・・。
続く ・・・。







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