

透明「う~~~ん・・・
」

円「う~~~ん・・・
」

透明「何かわかったか
」


円「全然
この手紙、呪を練り込んだ後も、


出した人の気質すら感じない・・・。」
透明「やっぱりそうか

これじゃぁ、探しようがないぞ

あっ
あと、この呪いって、一体どんな

呪いなんだ

お前、しばらくして呪いにかかっていたんだろ
」

円「そうねぇ~

特にこれといって、強い障害にみまわれたわけでは
無かったけど、少し能力を使いにくくなってたかな
」


透明「マジで
それじゃぁ~、それこそ今日中になんとか


しないと、明日も仕事あるし・・・
」

円「でも、本当に困ったわねぇ~

こんなの今まで視たこともないわ・・・。」
透明「私もだよ
・・・一体、どんなやつが・・・。」

六羽「くんくん・・・アイス~
」

透明「
」

六羽「ご主人たま~
これ、アイスのにおい~


いいにおい~
」

円「えっ
・・・・本当だ
バニラエッセンスの香りが


するみたい・・・。」
透明「どれどれ

・・・・・・本当だ・・・・えっ
」

円「どったの
」

透明「お前たち、今何か言ったか
」


六羽「ううん
」

揚羽「いいえ
」

月華「言っていませんが
」

円「私も、何も
」

透明「・・・・・。
ちょっと待てよ・・・
」

やっぱりだ
呪いにかかっている私にしか聞こえていない


私は、手紙に耳を近づけてみる・・・。
「たす・け・て・・・ 。」
透明「ビクッ
い、今のって・・・。」

円「ナニナニ
どうしたのよ
」


透明「この手紙・・・声が・・・助けて・・・って
」

円「怖っ
」

六羽「こわこわこわ~っ
にわとりさん
」


月華「た、たまりません
」


揚羽「いちいち反応するな~
」


円「・・・・・私には・・・やっぱり聞こえない・・・。
透明
とにかく、その声をもっと聞いてみてよ
」


透明「えっ
う、うん・・・・。」

「たす・け・て・・・ここ・か・ら・だし・て
」

さ、寒気がするんですけど・・・

でも、この声・・・。
透明「この声・・・まだ子供だぞ

それに、何だか凄くまずい状況のような・・・。」
円「どういうこと
」

透明「かなり、切羽詰まっている感じ・・・。
助けて、ここから出して
って
」


円「怖っ
」

六羽「こわこわこわ~っ
」

月華「(人´∀`).☆.。.:*・゚
」

揚羽「はぁ~っ

ご主人
その声から、場所は特定できないですか
」


透明「そうだね
助けを求めてるみたいだし、

何とかやってみる
」

謎の声・・・まだ幼い少女の声・・・。
謎が深まってゆく・・・ 。
謎が深まってゆく・・・ 。
続く ・・・。







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