

地脈が一気に動き出す

透明「まずい!マズイ ! まずい ! マズイ !! 」
足場が安定せず、ぬかるみに足を取られる

「ザザ~ッ

思い切りコケながら、太元導師の元へ
走り続ける・・・



透明「あっ


太元導師~~~

太元「山鳴りじゃ


透明「

周りから、バキバキという物凄い音が
木霊している

「ズド~~~~~~~~~ッ

透明「

私の通ってきたすぐ後ろが、堰を切った川のように
崩れ、流れ落ちて行く↓
透明「あっ、あぶねぇ~~~~っ


一歩間違えれば、地すべりに巻き込まれて
いたかもしれない・・・

言いようのない冷たい汗を背中に感じながら
私は導師の元へ急ぐ

太元「・・・くっ


結界石が揺れている

この結界石は、長年こういった地すべりで
この場所まで流されてきたのだと、
今になって気付かされる・・・。
太元「くっ

「ドンッ!!ドドッ!!ドンッ!!」
太元「

透明「なっ

太元導師の上の方

結界石より、一回りくらい小さいが
通常なら十分、大岩と言える岩が
大木に当たりながら、ハネ落ちてくるのが見える

透明「マズイ




太元導師は今、結界の再構築でその場を動けない

もし今、手を離せばベースになる結界自体が壊れ
要の三柱が瓦解してしまう

落ちてくる岩は、結界石より小さいといっても
何百キロにもなる大岩だ

そこに滑り落ちてきたスピードを考えれば
ダンプカーレベルの衝撃になる

やはり、導師は動けないでいる

くっ、くそ~~~~~っ


「プッン

透明「

私の中で、何かがプツンと切れる音がする・・・
記憶が鮮明に蘇る

必死に付いていった導師の足運び・・・
内股で走っていた自分の姿に投影してゆく

「グググッ


私の足の親指がハッキリと地面にめり込むのがわかる

そこから拇指球が熱くなり、思い切り地面を跳ね上げる

・・・一歩一歩の歩幅が変わって行く

「パァン


足を踏み込むたびに地面を蹴る音が大きくなる

「ドン


いつの間にか、導師のすぐ後ろに
大岩が迫って来ている

透明「とどけ~~~~~~~っ


私の右手が、大岩に到達する

透明「間に合っ


物凄い衝撃が、私の腕に伸し掛かってきた

続く・・・。







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