

透明「・・・・・。」
怜「・・・・・。」
瑠璃「・・・・・。」
美莉「・・・・・。」
コンが動かない

怜の心配そうな顔が目に焼き付く・・・。
透明「(どうして

何故

怜がコンの本体となるはずだった依代を抱きしめる

瑠璃「コンちゃん・・・どうなったの


美莉「そんな・・・

ちゃんとできてるはずなのに・・・。」
透明「・・・くっ

コーティングし続けている霊力が尽きかけている

透明「(コン


切なる願いとは裏腹に、コンが復活する気配が
いっこうに現れない・・・。
透明「・・・・なんで・・・。」
気力と同じで、霊力も限界がある・・・。
これ以上は・・・もたない

怜「・・・コン・・・・

諦めるしか・・・ないのか

霊力が・・・完全につき・・・





透明「

コーティングしていた霊力が拡大してゆく

透明「ま、円

円「なかなか面白いことしてんじゃん

混ぜてもらうわよ

透明「お前、どうして

円「はぁ


透明「えっ

私達がコンのことに集中している間、
響は円に事情を話し、呼んでくれていた

きっと響もコンが心配だったのだろう・・・。
私達キョウダイ、特に女性陣は響に弱い

赤ちゃんの時から面倒をみているためか

自分の子どものように感じているのかもしれない。
透明「お前遅れてやってくるとか

ヒーローか


円「はぁ~

ヒロインでしょうが~


ヒロインでしょうが~


私は知りませんけど・・・

まぁでも円がコーティングしてくれているのなら

私は最終手段にでる・・・。
続く・・・。







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