縮む世界
・１８私は今日の鑑定を終えて、瑠璃の家へ
向かうことに・・・
透明「少し遅くなっちゃったけど、
ここからが大変だよなぁ～
」私は、これからのことを考えながら
車を走らせる・・・
しばらくして・・・。
透明「お邪魔しま～す
」瑠璃「とうめい～～～い～～～
」何故か瑠璃が飛んでくる
透明「どうした
」瑠璃「美莉と怜が～～～
」透明「
」マズイ
美莉のやつ私が怜に説明する前に怜に言っちゃったのか
透明「も、もしかして
」瑠璃「とにかく、早く来て～～～っ
」やばいな
あの二人が仲違いしてしまうと計画がおじゃんになってしまう
私は急いでリビングへ・・・
怜「おおお・・・う・・・
とめ
おそいのら～～
」透明「えっ
」美莉「キャハハハ
とうめんきた～～～～っ
」透明「は、はい
もしかして・・・これって・・・
」響「透明兄ちゃ～ん
助けて～～～っ」なんだこの状況は～～～っ
怜と美莉が響を雁字搦めにしている・・・
美莉「と～め～ぇ～
ひさし～ぶり～じゃな～い」美莉が立ち上がりフラフラしながら
こちらに近づいてくる・・・。
透明「酒くさっ
」辺りを見回すと、１・２・３・４・・・５・・
酒瓶が転がっている
透明「る、瑠璃
なんでこんなことになってんだ
」瑠璃「だって、美莉が来るなり、たこ焼きと
お酒イッパイ買ってきたから、
透明が来るまで食べて待ってようって
まさか、あんなに飲むなんて
思わなかったんだもん
ヒック」透明「お、おい
もしかして、お前も・・・。」
瑠璃「だ、大丈夫
瑠璃、お酒だけは強いから
」透明「そ、そう言えば、そうだったな
」響「と、透明兄ちゃ～～～ん
」透明「おっと、まずは響を助けなきゃ
」そんなこんなで響を救出し、怜と美莉を
ソファーに投げ入れる
透明「はぁ～
・・・こいつら・・・。」瑠璃「どうしようか・・・
」透明「まあ、こいつらも酒に弱いわけじゃないから
２時間くらい転がしておけば
正気を取り戻すだろ
」響「兄ちゃん
兄ちゃんの分のたこ焼き取ってあるよ
」透明「ありがとな
いただくよ」そんなこんなで美莉のお土産のたこ焼きを頂き、
二人が正気になるまで待つことに・・・。
瑠璃「ところで、美莉を呼んだのって、
美莉の能力を借りるためでしょ
」透明「もぐもぐ
(うまっ何だこれ)そうだよ」瑠璃「でも、美莉のマリオネット(傀儡師・くぐつし)って
相手の思考とか意思を操るものだから、
コンちゃんに効くとは思えないんだけど
」透明「ああ
瑠璃達は知らないんだよね」瑠璃「えっ
」透明「美莉の観似手の本質は、そんな
生易しい能力じゃないんだよ
」瑠璃「
」美莉の隠された能力とは・・・・。
続く・・・。
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