縮む世界・24
本当は、コンが復活してからお願いしようと
思っていたのだけど
私はその場で印をくみ真言を唱える
怜「」
瑠璃「えっ」
美莉「」
円「ちょ、ちょっと」
透明「オン・バザラ・タラマ・キリク
先だってお願いしていました件、
何卒、お聞き届けいただきたく
お願い申し上げます」
もの凄い高密度な霊圧が辺りを包み込む
その霊気は、柔らかく暖かく、何かに
包まれているような包容感を感じさせてくれる
キョウダイ達は今何が起こっているのかを察し
頭を垂れている・・・。
(ここからは、言葉が難しくなるので要約してお届けします)
透明「お越しいただき、誠にありがとうございます
千手観世音菩薩様」
千手観世音菩薩様
千の手をもって全てを救うとされる仏様
私は自分の持っている全てのポイントと引き換えに
千手観世音菩薩様にお力をお借りできるよう
昨日予め話を通していた・・・。
千手「久しぶりですね
昨日話していた子のことだったわね 」
透明「はい・・・ですが、少し手違いがありまして」
千手「くすっ・・・大丈夫
この子には、依代と縁を結べる者が
ここにいないため出てこれないだけなのです 」
透明「」
そうか
コンは式神とは違い特殊な付喪神のような存在
それを使役するスキルを私たちは持っていない
透明「うっ・・・困った・・・」
千手「大丈夫
ここにはいないけど、すぐ近くに
この子を使役できる子がいますよ 」
透明「えっもしかして」
千手「ええ」
千手様の言葉は他のキョウダイには聞こえない為、
私が瑠璃に響を呼ぶように合図する・・・。
瑠璃「えっえっ響わ、わかった」
透明「千手観世音菩薩様、ありがとうございます」
千手「いいえ
それよりも、この子はまだ生命として
ちゃんと生存できていないようですね
このままでは、世界を縮めなくてはならなく
なるので、私が少し手伝ってあげましょう」
千手様はそう言うと、手に持っていた
小さな瓶のようなものを傾け、
依代を持つ怜の手に何かを注いでゆく
透明「」
(やはり格が違う・・・)
千手「これでもう大丈夫」
透明「あ、ありがとうございます」
怜「」
コンの依代から、魂にも似た波動が感じられる
響「透明にい・・・えっ」
慌てて自分の部屋から出てきた響だったが、
さすがの響でも目の前にとてつもない何かが
いらっしゃっていることに気づいたようで
自然と平服してしまう・・・。
透明「千手様、少しよろしいでしょうか」
千手「ちゃんと説明してあげてね」
優しい声がスッと私に入ってくる・・・。
透明「怜少しいいか」
怜「」
次回、ファイナルです
続く・・・。
本当は、コンが復活してからお願いしようと
思っていたのだけど
私はその場で印をくみ真言を唱える
怜「」
瑠璃「えっ」
美莉「」
円「ちょ、ちょっと」
透明「オン・バザラ・タラマ・キリク
先だってお願いしていました件、
何卒、お聞き届けいただきたく
お願い申し上げます」
もの凄い高密度な霊圧が辺りを包み込む
その霊気は、柔らかく暖かく、何かに
包まれているような包容感を感じさせてくれる
キョウダイ達は今何が起こっているのかを察し
頭を垂れている・・・。
(ここからは、言葉が難しくなるので要約してお届けします)
透明「お越しいただき、誠にありがとうございます
千手観世音菩薩様」
千手観世音菩薩様
千の手をもって全てを救うとされる仏様
私は自分の持っている全てのポイントと引き換えに
千手観世音菩薩様にお力をお借りできるよう
昨日予め話を通していた・・・。
千手「久しぶりですね
昨日話していた子のことだったわね 」
透明「はい・・・ですが、少し手違いがありまして」
千手「くすっ・・・大丈夫
この子には、依代と縁を結べる者が
ここにいないため出てこれないだけなのです 」
透明「」
そうか
コンは式神とは違い特殊な付喪神のような存在
それを使役するスキルを私たちは持っていない
透明「うっ・・・困った・・・」
千手「大丈夫
ここにはいないけど、すぐ近くに
この子を使役できる子がいますよ 」
透明「えっもしかして」
千手「ええ」
千手様の言葉は他のキョウダイには聞こえない為、
私が瑠璃に響を呼ぶように合図する・・・。
瑠璃「えっえっ響わ、わかった」
透明「千手観世音菩薩様、ありがとうございます」
千手「いいえ
それよりも、この子はまだ生命として
ちゃんと生存できていないようですね
このままでは、世界を縮めなくてはならなく
なるので、私が少し手伝ってあげましょう」
千手様はそう言うと、手に持っていた
小さな瓶のようなものを傾け、
依代を持つ怜の手に何かを注いでゆく
透明「」
(やはり格が違う・・・)
千手「これでもう大丈夫」
透明「あ、ありがとうございます」
怜「」
コンの依代から、魂にも似た波動が感じられる
響「透明にい・・・えっ」
慌てて自分の部屋から出てきた響だったが、
さすがの響でも目の前にとてつもない何かが
いらっしゃっていることに気づいたようで
自然と平服してしまう・・・。
透明「千手様、少しよろしいでしょうか」
千手「ちゃんと説明してあげてね」
優しい声がスッと私に入ってくる・・・。
透明「怜少しいいか」
怜「」
次回、ファイナルです
続く・・・。
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是非ごらんください
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