じいの徒然日記

内野聖陽さんにfall in loveしたじいのおバカな毎日を綴った日記

春過ぎなくて夏来にけらし…

2010-05-08 19:23:08 | その他いろいろ
疲れた、、、そんでもって暑かった

連休明けの土曜日、絶対に忙しい と思って覚悟して出勤したのですが、最初は意外に暇すぎちゃって ……先輩のプチ遠出のお土産 早く食べてね~という伝言と共に冷蔵庫に江ノ電もなかが入っていたので、朝イチでお茶タイムが始まるし ……何かが間違っている 江ノ電もなか、存在は知っていたけど食べたのは初めて。江ノ電車両が描かれた箱に入っているのですが中身は至って普通、、、電車の型押しになっているのかと思ったのに(都電もなかは中身も車両の形をしているので)でも、この一服が恨めしく感じる事態になろうとはっっっ 1時間半後、山のような仕事が入ってきてマジ泣きが入りそうになりました……逃亡しようかと思ったほど 自分一人の仕事ならそうしてたかもしれないけど(笑) そういうわけにもいかないし、自分がやらないことには……ねぇ~~逃げられないので またもや周りを巻き込んでスミマセン を連発しながら手伝ってもらって落ち着いたのが昼過ぎ。本来は午前勤務なんですが~~昼休みなしのフルタイム状態で終わったら夕方……あり得ん

それにしても、、、冬の次はいきなり夏ですか みたいな暑さですね~~朝から素晴らしく危険に晴れ上がり もちろん日傘を差しての通勤でっす。都心に出る時は地下が多いし持ち歩くのも面倒なので折りたたみなのですが、近場の時は一番大きいサイズのパラソルが必須 もう10年くらい使ってるかも?というピンクで裾はもちろん(笑)フリフリ~~ 奇しくも今通勤カバンとして使っているのも同じメーカーのこれまたピンクのトートバッグなので(学生時代に使っていたのを引っ張り出してきたの~)、どんだけ好きなのよ!って感じなのですが やっぱり日傘はヒラヒラとフリフリが付いていないと 実は、、、本当は黒い日傘が欲しいんですよね~~基本的に小物系はピンク なじいには珍しいのですが、やっぱり一番効果的なのは黒なので。でも、年を考えろ~なラブリ~なデザインじゃないと嫌なのでツボ直撃なのがなかなかなくて 毎年チェックはしているのですが、今年は……どうかなぁ~

さてさて、今夜は連休明けに頑張ったご褒美←ヘタレとる~~ ツーコインの贅沢、最近CMで気になっていたハーゲンダッツの抹茶クッキー…でしたっけ?それを近所のスーパーで買ってきました……199円也 抹茶とクッキークリーム、どっちも好きなんだけど混ぜて両方の良さを打ち消さないといいんだけどな~~お風呂上りの楽しみに
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裏切りの街

2010-05-08 01:27:47 | 観劇記
PARCO劇場にて「裏切りの街」を観てきました。渋谷は相変わらずの人 更に、、、これまた相変わらず PARCO最上階にある劇場へも混み混みエレベーターは避けられないし。でもほど良い大きさでどの位置からも観やすい劇場ではあるんですよね~~オペラなしでも余裕だし

以下、観劇記ですが、開幕直後も直後、思いっきり初日なのでネタバレは反則だと思うのですが 本音炸裂!器用には書けないのでネタバレします。これから観に行く予定のある方は気をつけてくださいませ

ストーリーはこちら

無気力なフリーター、菅原裕一と貞淑な専業主婦、橋本智子。菅原には長年付き合っている彼女がいて、智子には結婚している旦那がいる。その二人が出会い系サイトで知り合い、出会い、恋愛をし、逢引を繰り返す。二人はお互いに何かを求めるわけでもなく、この恋愛に発展性が無いこともわかっている。お互い、大切だと思えるパートナーがいるにもかかわらず、身のない「浮気」を繰り返す。会っている意味など考えず、「裏切る」という行為の罪悪感に苛まれることもなく、惰性ともいえる二人の恋愛は続いていく。そして、家に帰れば、お互いのパートナーに対して、別の愛情表現をする。それを壊す勇気など無い。この先、自分はどうしたいのか。そんなことは考えない(ふりをした)まま、ただただ、日常生活をこなしていく…。(公式HPより)

15分の休憩を挟んで1幕110分、2幕70分、かなり長いです。1幕は裕一と智子がテレクラで出会う経緯とベッドインするまでを描いていて、2幕は裕一と同棲中の彼女、橋本夫妻、それぞれのカップルが辿る末路と二人を取り巻く人たちの秘密や真相が明かされていく流れになっています。じいが予想していた方が過激だったような 智子の旦那には間違いなく女がいるとは思ったんですよね~~1幕で同僚の名前を出して電話しているところから明らかに怪しかった……じいの女の勘…か ただ、その浮気相手は裕一が同棲している彼女だと思ったんですわ。実は一緒の会社で働いていた~みたいな あるいは、2幕で旦那が智子に内緒で裕一に会いに行く場面があるのですが、その演出が1幕で裕一と智子が初めて会った時のシチュエーションと同じにしてあるんですよ~~明らかに狙った演出だと思うんだけど、、、旦那が実は「あっちの方」の趣味があって男同士で結ばれちゃう?みたいな展開とか考えてて……(笑) でも真実は意外に普通 旦那は普通にどこかの女と浮気してて同僚に口裏合わせをしてもらっている、同棲中の彼女も浮気はしているけど相手は裕一の友達だったという……ね、そこら辺に転がっている普通のお話でしょ

長めの1幕は面白かったです。あっという間に終わった感じ 幕が上がって、いきなりAVですか~~“真っ最中”の音声が流れてて、まぁこれが作品の核にもなっているわけですが、裕一と智子の行為があらわになるのは1幕ラストだけ。そこに行き着くまでの二人のやり取りが面白いんですよね~~きっかけはテレクラ……って今時は出会い系サイトなのでは?と突っ込みたくなったけど 敢えてアナログにしたのが逆に二人の後ろ向きな生き方を象徴しているみたいでイイ味になっていたと思います もちろん二人とも中学生のカップルではないので(←そういうセリフが実際にあるの~)その気はあるんだけど、なかなか踏み出せないグダグダ感やもどかしさが癖になるというか……奈津子さんと圭クンの何ともいえない微妙な間とおどおどとした喋り方が良かったです。ここでの会話、時事的芸能ネタが満載。じいはあまりお笑いに詳しくないので理解半分って感じだけど、ブラマヨとかM1ネタ、他にスポーツ方面でイチローとか真央ちゃんも

短い方の2幕の方がだるかったのよね~~間延びしちゃってたというか、もう少し簡潔に上手く描けなかったのかなぁって 二つの家庭(同棲の方も一応「家庭」にしときます)の成り行きを同時進行で順序立てて描いていかないといかないので仕方ないとは思うのですが(映像ならエフェクト等々で解決できそう~♪)、最後ら辺はもういいや、みたいな感じになっちゃって……それと、結末がしつこいと思ったんですよね~~結局そのまんま 裕一と智子、旦那の浮気、同棲の彼女と友達、全員が関係を続けていくってことになるんですわ それを逐一説明するかのような会話があるので、正直、余計なお世話!と苛々しちゃったのよ~~これはじいの勝手なイメージで申し訳ないのですが、昔演劇が苦手だった頃に抱いていた小劇場系に多い 自己主張タイプの舞台に通じるものがあったんですよね~~しかも、舞台の向こう側の人たち、つまり作り手が準備をしている方向に持っていこうとしている力を感じて、もう少し観る側の頭や心を遊ばせてくれる余白を作ってくれないかな~と思って 例えば旦那の浮気を明らかにするために、口裏あわせをしていた同僚を家に連れてきて智子が席を外した合間に「いつも話を合わせてくれてありがとう」なんてセリフは必要ないと思うし、同棲の彼女と友達が隠れて電話をしているシーンはなくてもその前のぎこちないやり取りで分かる。最後に裕一と智子の逢瀬を初対面の時の演出に似せて描いているんだけど、これももう少し「もしかしたら・・・かも?」位のニュアンス的な描き方をした方が逆に分かりやすいと思うんだけどな~~

観劇前にあらすじ↑だけは読んでいて、昼ドラ並みにドロドロ、あるいは内面をえぐり出すヒリヒリした内容かと思ったら、わりとあっさり……はしてなくて、人間のどうしようもなさや現代人の閉塞感みたいなものは感じたけど、そこまでアグレッシブな雰囲気はありませんでしたね~~ま、どの人も共感できなかったけど嫌悪感は感じませんでした。だって、、、どーでもいいから勝手にやってください!みたいな感じで突き放せたので 不倫している男or女がその相手と張り合って「自分の方がこの人に必要」ってことはないし、お互いに浮気とは別次元の別れる気のないパートナーがいるので、どちらかが独り者で不倫しているくせに「いい人がいたら紹介して」みたいに言う人もいないし、あるいはどこかのぶっ飛んだ王子のように(爆!)片方があまりに魅力的なのにもう片方はウジウジしているな~んてこともないし。。。今回の登場人物、どいつもこいつもヲイヲイみたいなヤツばっかりなんだも~~ん でも、フリーターの裕一に浴びせられる同棲している彼女の言葉、悪気がないのは分かるんだけど今のじいには耳が痛かったなぁ~~あと、智子の妹が「何かを手に入れたら何かを捨てないといけないのに、お姉ちゃんはプライドが高いからまだ自分が大物になれるみたいな気持ちがある」みたいな内容のことを言う場面があって、その欠片はじいの中にもあるかも?な~んて。ま、そこはich gehor nur mir なじいなので……ハハハ

今回のキャスト、多分秋山奈津子さん以外はナマはお初かと。。。奈津子さんはまさに体当たり演技!貞淑な主婦と大人の女の魅力満載の部分を見事に演じられていました 田中圭クンもやる気なし、ヒモ同然のフリーターを好演 テンションの低さと所々垣間見える欲望まっしぐらの男の面の対比がじわじわ伝わってくるのが良かったです。また他の役で観たいと思わせてくれる役者さん。松尾スズキさん演じる橋本浩二、これがね~~もうぅ絶対に現実にいるオヤジでしたね~~悪気はないんだろうけど一言一言が嫌味になる、良かれと思ってやっていることがウザいとしか思えない、会社や家庭で邪魔者扱いされる団塊の世代&ちょっと下の世代のジジイの象徴…みたいな でもね~~実は一番ツボったのはこの人が出ていた場面。智子が旦那の機嫌を取るためにユニクロでトレーナー上下を買ってきて、それを気に入って毎日しつこく着ているんですわ。智子の妹が遊びに来た時にそのトレーナーを自慢するんだけど「智子が買ってきてくれてね……良いでしょ~このタオル地が」って……はい、もうお分かりですよね~~ここ自体が面白い場面なので普通に笑いが起きていましたが、周りとは明らかに違うツボに嵌った人が二人。隣にいた友人→内野な友人だったので、、、笑わないわけがな~~い でも、このいけすかないオヤジが何気に一番恐かったような?!智子は妊娠しちゃって、裕一との間に出来た可能性の方が高いんだけど、それを知ってて自分の子供と信じているように見せて智子に優しくするんですよね~~それが逆に追い詰めているように見えるから、それが復讐のように思えてねぇ~~ちょっと冬彦さん?麻利夫さん??っぽいタイプのように見えるのは気のせい???
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