バッファ・プレイヤー理論でも述べましたが、日本の有権者は操作的な投票行動を採る方が結構いらっしゃるので、都議選前に麻生交代を予感させてはなりません。はっきり言うと、都議選で自公が負けて麻生おろしが始まるなら、負けさせるために投票しようかという方が相当数いらっしゃるので、そういう方々を元気付けてはならないということです。世論調査でもそういう方々の存在は読み取れますし、なんなら街の声を聞いてみれば良いでしょう。私はそういう動きに賛成でないですが、有権者に文句は言えません(言うほど刺激する)から、こればかりは直ぐ効く特効薬はないというのが現状です。
反対するだけでなく、私のビジョンを述べておくと、こういう操作的な投票行動は止めにして、都議選は都議選で都政について語る場にしようと言いたいです。そうでなければ、都政が良くなるはずがありません。都民としては、今、無用に麻生交代を予感させているものは、敵と考えていいのではないでしょうか。民主党しかり、マスコミの一部報道しかり、「味方」もしかりです。チマチマ政策を語っても、政局的な動き・政局報道で残念ながら吹き飛ばされてしまいます。
どういう人がこのブログを読んでいるのか分析していませんけど、政治家・政治記者などプロはこういうことを分かっていて動いている可能性が高いです。責任者とかインテリは少なくともそうでしょう。投票行動に関する有名理論を知らないとか世論調査の分析をやっていないとか有り得ると思いますか?
私は組織の論理には従うべきだと思っていますが、責任者にも守るべき最低限の義務があります。完全なフリーハンドは有り得ません。
都政を良くしたいものは、都政そのものについて語るべきであり、何やら殊更麻生交代を予感させているものを警戒すべきであって、各党支持者は都議会運営の観点からも議論すべきです。無党派層は議論の行方を追って、選択していただければ良い。
都政において、確たる石原与党は自公です(石原知事その人がそう言っている)から、過半数を割って大丈夫なのかが重要論点なのは明らかです。共産党は民主党も与党だと言っていますが、新銀行東京設立賛成派であったことからしても、そういう局面があったにしろ、民主党は不安定要素でしかありません。とにかく政局至上主義は明らかです。むしろ共産党が旧来式「確かな野党」なのではないかとの疑いがあります。
反対するだけでなく、私のビジョンを述べておくと、こういう操作的な投票行動は止めにして、都議選は都議選で都政について語る場にしようと言いたいです。そうでなければ、都政が良くなるはずがありません。都民としては、今、無用に麻生交代を予感させているものは、敵と考えていいのではないでしょうか。民主党しかり、マスコミの一部報道しかり、「味方」もしかりです。チマチマ政策を語っても、政局的な動き・政局報道で残念ながら吹き飛ばされてしまいます。
どういう人がこのブログを読んでいるのか分析していませんけど、政治家・政治記者などプロはこういうことを分かっていて動いている可能性が高いです。責任者とかインテリは少なくともそうでしょう。投票行動に関する有名理論を知らないとか世論調査の分析をやっていないとか有り得ると思いますか?
私は組織の論理には従うべきだと思っていますが、責任者にも守るべき最低限の義務があります。完全なフリーハンドは有り得ません。
都政を良くしたいものは、都政そのものについて語るべきであり、何やら殊更麻生交代を予感させているものを警戒すべきであって、各党支持者は都議会運営の観点からも議論すべきです。無党派層は議論の行方を追って、選択していただければ良い。
都政において、確たる石原与党は自公です(石原知事その人がそう言っている)から、過半数を割って大丈夫なのかが重要論点なのは明らかです。共産党は民主党も与党だと言っていますが、新銀行東京設立賛成派であったことからしても、そういう局面があったにしろ、民主党は不安定要素でしかありません。とにかく政局至上主義は明らかです。むしろ共産党が旧来式「確かな野党」なのではないかとの疑いがあります。