観測にまつわる問題

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決断を示す日、今後の方針

2009-07-21 04:25:07 | みんなでやろうぜ
ついに麻生が決断を示す日がやってきました。注目点としては、勝敗ライン、勝利した場合の問責決議案・ねじれ国会への対応なんかが挙げられると思います。明らかにこういった問題が麻生政権を苦しめた要因であり、勝利したらば、3分の2がなくなることによって、致命的にならざるを得ない要因です。逃げずに言及することが、国民に対する誠意でしょう。国会議員に対する不満も国民の多くにあるかもしれませんが、ルール・慣行上仕方がない面もあるんです。正面から向き合って、一歩一歩改善していってほしい。私(自民党支持者)としては、一院制(憲法改正をしなければいけないため非現実的)より、民主党の基本政策にある「衆参の役割の明確化など現行の二院制のあり方を見直す」ことを通じての問題解決が現実的だと思っています。麻生政権がこのことに気付かなかったとは思えませんが、結局一院制の話が出ただけで、解決策は取れませんでした。

麻生が普通に解散を決断した場合、上記の観点を重要視しつつ、当ブログはこれまで通り、麻生・自公を応援します。ただし、有権者が選択するために必要な情報を伏せるようなことは致しません。政党よりは日本の方が大切ですから。結果、選択にはならない(麻生政権の存続が日本の国益の観点から選択肢たり得ない)ことが明らかになるでしょう。おそらく今度の衆院選は「政権交代」のための儀式にすぎません。私としては、せめて民主党が勝ちすぎないよう(自身の力を過信しないよう)、批判を真摯に受け止めて政権担当前に少しでも成熟するよう、考えることになると思います。自分の支持政党が国会運営上の観点から応援に制約が出てくるというのも馬鹿馬鹿しい限りです。知的誠実さってやつなんですよ、きっとね。これまで障りがあって、説明してこなかったことも、差し支えない範囲で説明するでしょう。

万一麻生が卓袱台返しを決めてくれれば言うことありません。自民党(あるいは公明党も)が国民の選択肢として大きく浮上するよう、応援に力が入ると思います。今は麻生退陣を求める声は少なくなってきていますが(20%だそうで)、これはやはり日本が全体主義的(選択肢を求めずひとつの答えを求める)であること、あるいは国会運営上の観点が世論に十分反映されていない(反映されていれば選挙前に退陣しなければ選挙にならないことは分かるはず)ことを意味していると思います。全体主義的に政権交代しても、全体主義の解決にはならず、国会運営上の観点(残念ながらこれが本質)を伏せて選挙しても、世論の成熟には繋がりません。