観測にまつわる問題

政治ブログです。「保険」「相続」「国民年金」「AIロボット」「運輸エンタメ長時間労働」「GX」を考察予定。

麻生の失言

2009-07-26 05:13:20 | みんなでやろうぜ
早速失言らしきものが出てしまったようですが、当ブログでは逃げずに取り扱います。
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090725/plc0907251937009-n1.htm(MSN産経ニュース)
>首相は25日午前、横浜市で開かれた日本青年会議所の会合で、「高齢者は働くことしか才能がない。80歳を過ぎて遊びを覚えても遅い」と述べた。首相は同時に、高齢者の8割が介護を必要としない現状を指摘しており、高齢者の「働ける才能をもっと使う」ことによる活力ある高齢化社会の実現を訴えたかったようだ。だが、高齢者を揶揄(やゆ)したと受け止められかねない表現だったのは事実で、会場に微妙な空気が流れた。

やはり総裁として、もう少し頑張ってほしい感じはあります。国民に厳しめのボールを投げる時は、慎重に過ぎることはないです。基本は褒めて明るくいきましょう。高齢者の活力活用はいいと思うんですけどね。定年退職する(暇になる)から遊びを覚えるというのでは遅いというのも事実ですし、真面目な方々も多いですから、言っていることは間違っていないとは思います。私が言うのもなんですが、過激な発言は慎んでいく方向性で。知り合いとかでないと(相手と共通認識がないと)、過激発言で受けるのは難しいと思います。演説は(国民一般に)共感して盛り上げる感じですよ、多分。後は政策はいいと思うので、マニフェストが決まってから、売り込んでいくというのはどうでしょう。

防衛省関連あれこれ

2009-07-26 04:04:43 | みんなでやろうぜ
[F-22問題]
これはアメリカの方で輸出しないということのようで決着しそうですね。
http://sankei.jp.msn.com/world/america/090725/amr0907250923006-n1.htm(MSN産経ニュース)

この問題では、防衛省はF-22を最有力候補とし、外務省は防衛省を応援していたはずです。私としては正直言って疑問は持っていました。大体が素人発言は嫌がられるのですが、予算を扱うのは内閣・国会・財務省でしょうし、国民の税金ですから、何も言えないということはないので書きます(終わった後でしょうが)。

やはり何のためのF-22かということの防衛省の説明が弱かった(ホームページは見ていました)と思います。いい飛行機なのだということは伝わりましたが、アメリカ(ゲーツ長官)が、対中国で要らないと言ったのが、私には大きかったです。中・露・韓と日本が飛行機を飛ばして実際に戦争するというのも考え難いところがありますし。何か理由はあったのでしょうが、説明は重要なはずで、一般向けにはそれに成功はしていないでしょう。世論を舐めすぎていると、予算は通らなくなりますよ・・・。アメリカに出来て日本に出来ないことはないでしょう。

http://sankei.jp.msn.com/world/america/090711/amr0907110131002-n1.htm(MSN産経ニュース)
>10日付の米紙ワシントン・ポストは、米軍の最新鋭ステルス戦闘機F22について、1時間飛行させるために30時間のメンテナンスと4万4000ドル(約400万円)の費用が必要だとする国防総省の秘密試験結果を報じた。

やはり高い印象はあります。

[人材募集]
某駐屯地に行ってみたことがあるのですが、人材募集の案内板(?)がボロボロでした・・・。あれでは、さすがに格好つかないように思いましたが。

[離島防衛]
与那国防衛はいいのではないでしょうか。国境の守りは疎かにできないでしょう。

[過疎対策]
石破さんが過疎対策ではないんだよなぁ的なこと(北海道では社会党系も自衛隊を大事にするそうで)は言ってましたね。だからというわけではありませんが、いずれは、海外派兵(平和維持活動)も・・・などと言ってみる。それはともかく、今後いい加減に軍事を扱える時代ではなくなるのは間違いないでしょうね。税金の使い道の話は必ず出てきます。

[拡大抑止・核戦略・非核三原則]
http://sankei.jp.msn.com/world/america/090626/amr0906262057013-n1.htm(MSN産経ニュース)
>ナイ氏は核軍縮を支持しながらも、「核兵器の数を減らすことで、拡大抑止の信頼性に疑問を招くことにならないようにすべきだ」と語った。そのうえで「拡大抑止は単に(米軍の)能力だけでなく信頼性にも焦点をあてることが重要だ」と訴えた。

http://sankei.jp.msn.com/world/america/090625/amr0906252228010-n1.htm(MSN産経ニュース)
>来日中のフロノイ米国防次官は25日、米大使館で一部メディアと会見し、現在検討中の核戦略指針「核体制の見直し」などオバマ政権の新安全保障政策の策定に当たり、日本を含む同盟国と緊密な協議を行っていく意向を明らかにした。

とても必要なことだと思います。結局のところ、日本では核議論もさせないという方々が(何故か)頑張ってきたので・・・。民主党サイドは大丈夫ですか?自民党は大丈夫だと思います。

asahi.com 政治 7月9日20時28分 核搭載艦船の寄港、自民・山崎拓氏が「容認できる」
http://www.asahi.com/politics/update/0709/TKY200907090343.html?ref=rss

http://sankei.jp.msn.com/politics/local/090529/lcl0905291627000-n1.htm(MSN産経ニュース)
>また長崎県議会も同日臨時議会を開き、北朝鮮の核実験に「国際的な核不拡散体制に対する重大な挑戦で、断じて許すことができない暴挙」などと抗議し、国に経済制裁など決然とした対応を要望する意見書を全会一致で可決した。

不拡散体制に対する挑戦への抗議はいいと思います。あまりラディカルにやると現実的ではなくなるので、そういうのは困るのですが。

[武器輸出・共同開発と軍縮]
地雷とか銃とかテロリストが使うような武器は輸出しないというのはひとつの見識でしょう。先進国しか使わないようなハイテク兵器は共同開発してもいいと思うんですけどね。重要技術は独自開発してもいいでしょう。輸出も例えば東南アジアに安く譲り渡すとか、そういうのはありではないでしょうか。武器輸出三原則の三木首相答弁はとても疑問なのですが。

武器輸出三原則:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』2009.07.26
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%A6%E5%99%A8%E8%BC%B8%E5%87%BA%E4%B8%89%E5%8E%9F%E5%89%87

政策私案(その他世界諸地域)

2009-07-26 03:21:35 | みんなでやろうぜ
[ホンジュラス]
個人的にはミチェレッティ暫定政権に同情もありますけどね。どうも堂々法を破る(憲法改正の手続きは不法であったらしい)政治家というのは信用なりません。本来はクーデターになる前にセラヤ元大統領に圧力をかけるべきではなかったでしょうか。民主主義を守るのであれば、もっと世界の関与が必要でしょう。

[カンボジア]
日本のカンボジア援助とかメコン開発はいいと思っています。自立支援とか友好国支援が一番です。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/pr/wakaru/topics/vol25/index.html(外務省)

[エチオピア]
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/21/7/1193855_1102.html(外務省)
さすがにソマリアやスーダンにホイホイ乗り込むことは難しいので、こういう支援は望ましい方向性ではないでしょうか。オバマ大統領のガーナ訪問ではありませんが、日本としても重点支援国は必要かもしれません。

[EU]
個人的には世界政府・ブロック化のようなものはあまり信用していません。民主主義国家をベースに考えると、言葉の通じない国の合併は不可能としか思えませんから。(国民)国家をベースにした、個別のテーマ連携の方が期待が持てるのではないでしょうか(各省庁は、最後は政治が纏めるので、専門的観点を生かして実効的な国際貢献を考えてみては如何か)。多言語を操るヨーロッパエリートの幻想が混じっている気がするんですよね。鳩山兄首相誕生にはこの点でも(元より)疑問を持っています。

政策私案(中東)

2009-07-26 01:20:19 | みんなでやろうぜ
[アフガン]
国内政治情勢的に深い関与は厳しいものがあると思います。自民党サイドはこの問題で衆院選前にバタバタするべきではないでしょう。これまでの実績に諸外国から多少の厳しい目があるにしても、それなりの貢献はやってきました。オバマ政権は日本の意志を尊重していただけるようなので(私には意外だった)、それで問題ありません。
http://www.asahi.com/international/update/0418/TKY200904180160.html?ref=rss(MSN産経ニュース)
東大作「平和構築」(岩波新書)も読みましたが(面白い・お勧め)、アフガンにおけるPKOへの警察官派遣も私はNOです。危なくてしょうがないですから。民主党はやれるものならやってみればいいんです。テロ対策特別措置法が切れた後に何をやるというのか楽しみにしています。よもや延長するとか、変わりに何もしないとか(9.11テロでは邦人24人が死亡・行方不明となっています)(アフガンへの戦争自体に世界的な厳しい批判はありません)、これまでの日本政府の活動で十分とか言い出さないと思っています。麻生政権が目出度く続いた場合は、従来の延長線上の支援を継続し、テロ対策特措法の延長を提案し(ここが重要)、否決されたら民主党を批難すれば良いのではないでしょうか。明らかに民主党の責任ですから。参院の行動まで我々のせいにされては堪ったものではありません。

[イラン]
選挙の公正さ・原子力の平和利用・ロケットの平和利用なんかで何か出来ないかとは思っています。

[パキスタン]
タリバン問題もそうですが、インパキ紛争も憂慮しています。当事者間の問題ではありますが、なんとか両者が和解してほしいものと思っています。核問題ともテロ問題とも密接に結びついていますから。日本の資金が有効に使われるといいと思います。どうにも多民族国家というのが一番難しい気がします(国民同士で意思疎通を欠いてしまうわけで)(日本人にはピンと来難い)。

[日本と中東]
日本人は我関せずが多いと思うのですが、中東の安定は石油を中東に頼る日本の国益にも関わることですから、理解が進めばいいと思っています。