カルカッソンヌの旧市街の中にある野外劇場に数年に一度やってくるパリ・オペラ座のダンサーの踊りを見にいってきた。
カルカッソンヌシテはモンサンミッシェルに次ぐ大きな観光スポットだと言う。
夕飯時の街のレストランは観光客で満席だった。
ショーは9時半開演なのでバーで一杯飲み屋外劇場に入ると3000人は収容できそうな客席は開演の頃にはほぼ埋め尽くされていた。
もう少し後ろの席かと思っていたところ前から二列目、ステージが目の高さだ。
名前を知っているのはエトワールのジェルマン・ルーヴェと今は引退しているだろうマリ・アグネス・ジロウだけでどんなダンサーが見られるのか楽しみだった。
右から Thomas Docquir, Celia Drouy, Germain Louve, Marie-Agnes Gillot, Ambre Chiarcosso, Guillame Diop.
ルーヴェは端正な顔立ちと綺麗なボディラインでエトワールの貫禄十分だった。
出てきた途端に15歳くらいではないかと思われるような始終ニコニコしているミックスレースの男の子の名前は入団1年目のギョームディオップ。
彼はきっといいところまで昇進するに違いない。
コンテンポラリーダンスは好きではないが古典を全て踊り尽くしてきた御大のマリアグネスジロウは彼女ならではの心の葛藤を体で表現されてよかった。
休憩なしの2時間のショーは猛暑からも逃れられ良いソワレでした。