EU圏内の空港でタックスフリーの買い物はもうできないが空港というとなぜか街中の店より安いという観念が未だにある。
今回ミラノの街に出られなかった腹いせに空港でクリスマス ショッピングをする事にした。
リナータ空港は国内とヨーロッパ線をまかないミラノでは二番目に大きな空港だ、
なるほどパスポート コントロールがないわけだ。
セキュリティー チェックを超えて店を見回ると街中のプライス タグ で高級ブランド品ばかりだ。
相棒にはセーターを と思っていたがなぜかミラノ製ではなくブルックス ブラザーズになってしまった。
そして自分には以前から欲しかった少し高めのフェイシャル クリームを考えていた、
男性用の試供品を手につけてみるとあのハンドクリームのニュートロジーナのようなツルツル感で即座に気に入ってしまった、
値段は?と箱の裏を見るとなんと51ユーロ、とんでもなく高いものだ、
高い値段にはそれなりにいい効用があるのだろうと考えもし
レジに持っていくとこれを買うと他の品物が5パーセント引きになるという、
ラッキーな事だと思いその後は予定していた食料品を買い良い気分になっていた。
翌朝シャワーの後顔につけてみると皮膚が張られるような感じで目が冴え
この値段だけの事はあるとうれしくなった。
はたしてこのクリームはどんな効果があるのだろうとググってみると最初に目に入ってきたのはその驚くべき値段だった、
なんと31ユーロ、アマゾンでもそんなものかと調べると34ユーロ、
信じていた若返りの効用も即座に半減してしまった。
それにしても一体どんな考えであの値段を付けたのだろうか知りたいものだ。