夏野菜や肉まん

2011-07-31 | Weblog










野菜を自給自足するなどということは今のところ夢のまた夢です、そんなこたができたらさぞかし満ち足りた生活ができるのかもしれません。
それだけ辛抱強い人間でもないので今は買った野菜で満足していくしかないのです。
去年の夏、それまで隣人に貸していた馬のための庭に突然トマトの木が茂ってきました、馬糞で栄養いっぱいな土から生えてきたミニトマトなはずなのにお世辞にも甘いといえる物ではなかったけれどそのトマトの木が今年は三倍程に増え始めました。
今年はさぞかし沢山とれるだろうと期待していたにもかかわらず花はちらほら咲いているだけ、いまだにトマトはなっていません。
こんなありさまだから野菜の自給自足は無理なのです、なぜか先月植えたミントの勢いはとどまるところを知りません。









肉まんに対して執着はないけれど肉まんというものはいったいいつ食べるものだろうか、夕食には食べないしやはりおやつ時になるのだろうか?
日本にいた時でさえそれほど食べたいものというものでもなかったなどと思いをはせながら
最近お昼に食べる物のレパートリーが貧困になってきたこともかさなりこの肉まんに初挑戦してみることにした。
粉はいろいろな種類の物を買い置きしてあるのでこまらないが中に詰めるシイタケがない、かといって車で麓までおりて買いにいくほどのことはないのでありあわせの豚肉、タマネギ、パセリの詰め物にしてみた。
蒸し物などここではしたことがなかったため蒸篭がない、すし用のすだれを代用してみることにした。
やはりパン用の粉は強力すぎたのかペイストリー用いわゆる薄力粉と混ぜてもフワフワ感が足りなかった。
詰め物の味がよかったことを除けば今回は失敗作だった、この詰め物はヴェトナム風春巻きに合っているかもしれない。
そして以外なことにこの肉まんは腹もちが良かったのでした。
























夏帰る

2011-07-29 | Weblog















再び夏が戻ってきました。
どうやら今年はひまわりは不作の年になりそうです、
スペインのバーやカフェの店先で良く見かけるひまわりの種の食べかす、中の小さな芽をとって食べるのが面倒なのであまり買ったことはなかったのですが久々に食べてみると食べ方のコツがわかりだしやみつきになりそう。アペレティフにはぴったりな健康食品です。

麓の村におりていく道すがらには10軒くらいの家が散在しそのうち三軒は’住人がいなく中でも一番ひどい状態で今は壁だけとなったこの家。
朽ちかけてはいるものの許可無しでは人の手で壊すことはできないそうです。
壁が一枚残されているということはそこから新しい家を建てる許可を得ることは何もないところより簡単に得ることができるともいわれています。
そんなことか今まで泥道だったところが赤い瓦の破片で舗装されていました、買い手を捜しているのでしょうか。
360度のパノラミックな眺めはみごとです。





















タキギを束ねて冬に備えています。







Riso Nero Venere

2011-07-27 | Weblog





一週間は降り続いているかのような雨日和、何かしていないとどっと疲れがでてきてしまうそんな陽気です。
今日あたりから時おり太陽が現れては隠れいまだにはっきりしない気候です。
バスルームのペンキ塗りが始まりそして壁のひび割れをプラスターで修正したり
日本の猛暑に対応できる半袖シャツを作ったりこの悪天候から気を紛らわせることをしなくてはなりません。
そんな今日のお昼はアーティチョークと黒い米のサラダ。
間違って買ってしまったすし酢用の酢とマスタード、オリーヴオイルのドレッシングが良く合います。




















プラムも悪くはなかったものの一番勢いの良い発酵は今のところメロンです。










あまぐもり

2011-07-25 | Weblog





雲が頭のすぐ上まで垂れ込む冬のような曇天が続く南西フランスです、地中海方面からスペイン寄りに行くと天気は良いのかもしれません。
畑のあぜ道ではエスカルゴ採りがさかんなようです、少し雨がちらつくと一斉にでてくるところを見計らって畦を行ったり来たりしながらかごに入れていくだけの単純な作業です。
食べられるまでの準備がけっこうやっかいらしく大量に見るとさらに気味悪さも増し自分で試してみようとはさらさら思いません。
エスカルゴってレストラン以外ではあまり食べる機会もないです。

階段の上の明り窓が完成しバスルームにはビデが入りあとは壁のペンキ塗りだけとなりました。
このガラスは取り外しができ色を変えることができるのです。
メインのベッドルーム、クロゼット、ワークルームは八月が終わってからの再スタートとなる予定です。
我々二人は文句はまず言わない聞き分けのある上客の部類に入るのでしょう。