ブーティー ポウ

2009-07-30 | Weblog
ヴェスパーがある日突然ビッコをひきだし元気がなくなってきた。
またまた獣医行きになるのかとがっかりするが爪の間をみると麦のストローや草の種がびっしり入り込んでいる。
麦の刈り込み後あちこちにちらばっているストローを避けるためにはブーツを履かせるしかないと思いウールのブーツを作ってあげる。

あっという間の一ヶ月

2009-07-30 | Weblog
限られた情報資源のなか毎日同じような生活をしていると曜日がわからなくなってくる、
そして時の経つのが極端に速くなってきている。
固い莟だったひまわりは今では大きな花を咲かせ、麦の収穫が終わった村では夏祭りが始まりまた一夏が終わろうとしているかのようだ。

ペンキを塗ってから十年近く経った色あせて黄ばんできたキッチンの壁の塗り替えをする、
そしてあちこち目障りに張り巡らされていたパイプや電気配線を隠すため松材で壁の半分を被いかぶす。
次回に来た時はこれにペンキを塗りつぶす。
そしてモディリアニの壁のできあがり。

雨の一日

2009-07-15 | フランス田舎三昧

前日の極端に湿った生暖かい風が地中海方面から吹いてくるとやはり明け方から雨になり丸一日霧雨のうっとうしい日になった。
そんな日もあろうと縫い物を持参したのが正解だった、四枚同時進行のコットンシャーツがだいぶ進む。

霧雨のあがった真夜中に近い頃ふもとから花火の打ち上げが聞こえた、今日はバスティーユデイ。


収穫時

2009-07-13 | Weblog
涼しかった朝方から一気に気温があがり強烈な直射日光で外で仕事をするのは問題外の暑さ、犬のヴェスパーでさえ庭に出たくはなさそうだ。
あまり暑苦しそうなのと雑草の種が付きやすいのでモッサモッサの毛を刈り込んですっきりさせてあげる。

あちこちで始まっていた日中の麦の刈り入れがこんな暑い日には陽が傾き始めた9時頃から始まり真夜中まで続く。
機関車のような巨大なハーヴェスターが強力なトーチライトで刈り込んでいる様はあたかも映画のETに出てくるようなスペイスシップがフィールドに舞い降りたかのようだ。
やかましいプロペラ機が行ったり来たりの繰り返し、こんな暑苦しい夜は映画を見ることにしよう。


ショッピングリスト

2009-07-11 | Weblog
日増しに気温が上がっていき日中も30度近くの暑い陽射しがまぶしいが朝晩は布団が一枚必要な程肌寒く本格的な夏は少し先のようだ。
満月が過ぎたとはいえ真夜中にカーテンの隙間からさし込まれる月あかりは電灯をつけずとも歩き回れるほど、そして静かなこと。
すべてが眠りに落ち込んでいるのだ。

一週間前に買っておいたメロンでシャーベットを作る、メロンは始めての試みだが香りも味も繊細な口あたり、半身のメロンケースは二つしかとれないがプレゼンテイションにはもってこい。

ショッピングリストを作っておいてさえ何か一つや二つ買い忘れてしまう今日この頃、先日はそのショッピングリストと財布さえ忘れてくる始末、aging はあきらかだ。