5月8日

2010-05-08 | Weblog







永かった総選挙の投票日から二夜明けた今日も時期の政権を握る政党は決まっていません、文字どうり Hung Parliament 宙に浮いた状態です。
政治にはほとんど関心のなかったぼくでさえ開票の夜は徹夜こそしなかったもの朝の3時頃までテレビにくぎづけされていました。

306席を獲得した保守党主のキャメロンが57席の議員数を持った自民党主のクレッグを説得し過半数の議席を得ることができるか、
258席を獲得した現首相労働党ブラウンが自民党の57席とその他の政党を説得し政府を起こせるのか明日の日曜日まで話し合いが続きそうです。
ラジオ放送を聴いていても全く予想がつかないところがありまたもや長い週末になりそうです。

歴史的にみて連立政権は長続きしないと言う事実がありどちらに転んでも近い将来に再選挙になることが予想できそうです。



それにしても氷河期がやって来たのではないかと思うほどの寒い5月、
セントラルヒーティングのスイッチを入れさえすれば解決できることだが
明日こそ暖かくなるのではなどと期待しながら
家の中では絹のスカーフを巻いて寒さに耐え忍んでいます。





今日の箴言

所有し続けることへの欲望と

失うことへの恐れを取り去ってしまえば

たいした物は残らないだろう。




夏に向けて

2010-05-04 | Weblog






ブログをさぼっていた二週間ほどで冬景色から木々の枝が芽ぐみだしみるみるうちに緑に被いつくされてしまった。
イギリスでは今週木曜日が総選挙の投票日です,残念ながら僕は選挙権はありませんが今回はどうひいき目にみても現在の政府労働党に勝ち目はないでしょう。
かといってデイヴィッド キャメロン率いる保守党が大多数を確保できるかというと
ニック クレッグ率いる自由民主党の台頭で連立政権になる可能性もあるという。
来る木曜日は長い夜になることでしょう。




それとは別にこの夏は南フランスでは楽しみな催しがあります。
一つはカルカッソンのシテにある野外劇場にボブ ディランがやってきます。
調べてみると世界ツアーの一環らしくすでに日本では数カ所でコンサートがあったようで
日本での人気はいまだに衰えていないのですね。
僕は彼のコンサートは未経験ですが40年前のレコードの歌声を期待していいのか味わいのある成熟した歌を聴けるのかどちらにしても楽しみです。
そして7月になると日本とバルセロナツアーを終えホリデイに入ったばかりのロイヤルバレエダンサー達がフランスの最も美しい村の一つと言われる
ラグラッスという村にやってきて一晩のショウを見せてくれる予定です。
ロイヤルバレエの舞台監督とその友人の主催ということで金銭的に豊かでなく  
僕も裏方として参加することになっています。

とてもすばらしいウエッブサイトがありますがこれらのダンサーのほかにセーラ ラムの参加が決まり
そのほかロイヤルバレエと特にかかわりのあったフレンチダンサーの参加も期待できそうです。

http://www.muse-a-muse.com/




今日の箴言


善いことの終わりは悪で、悪いことの終わりは善である。

(ラ・ロシュフコウ)