ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

病的臆病、淋しがりはは年齢に関係ない

2024-08-22 09:38:01 | エッセー
 まだ一人で暮したこともないし、エキセントリックなほどの性癖で
海外へ行っても必ず誰かと一緒だった。我が家の4階には息子夫婦が
いるが、あまり身近な存在でないが、でもいてくれるだけで安心感はある。
 夫が入院している今、私はいつも電気をつけて、カーテンを少し開けて
寝ている。我が家は駅前通りの商店街なので、街灯がついて明るいからだ。
 暗闇恐怖症なので、真っ暗だと怖くて眠れないし子供の頃から停電する
と目が醒めるほどだった。
 
 お陰様で夫は大分元気になったが、まだひと月以上は退院できないようだ。
何度も入院をしたが、過去に最も長かったのは「胆嚢炎」で入院期間21日。 今回は今日で24日目になり、認知症13年目の夫なので、病院では家とは
環境が違ため、認知症が進んではと不安なので、毎日通っている。
 でも、もしかしたら、実は私が淋しいからかも知れない。

 昔時折海外へ行き長い時は、半月ほほどのこともあったが、そんな時は
淋しくなかった。自営業だった夫は、出張もないので、勤め人に比べたら
私たちは何倍も長く一緒に暮していた。これほど長い入院期間はかって
なかったので、一人は本当に淋しい。
 独身の友人達は「淋しいなんて考えてこともない」そうだが、ホンネで
(羨ましい)と思った。生まれつき憶病で淋しがりの自分に困っているが
何とか毎日がんばっている。
コメント
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