近くの高井戸シネマで1週間やっていたが、9時半から始まるのでなかなか
行けずやっと行けたのに、何と小田急線がストップしていた。
次の駅で世田谷線に乗り返るが,徒歩で約10分以上だがその日は帰った。
そして最終日に友人と一緒に行った。内容はフジ子さんの生い立ち、過去
の暮らしとともにピアノ演奏が絶えず流れていた。
海外の自宅や下北沢の自宅なども紹介され、時々フジコさんのコメントが
入り、日常生活が想像できた。私は大好きなパリの風景が時折流れたのが
嬉しかった。夫と2回コンサートへ行ったが、初めは池袋芸術劇場で、前
から2番目の席だった。フジ子さんの表情がはっきり見えたが、あのピアノ
の音色に全身がしびれたのは,]決して忘れないほど感動的だった。
途中で何度も涙が込み上げたが、夫との思い出も重なっていたためかも
知れない。「魂の演奏」と言われ、数奇な運命を辿ったフジコさんは
心理的に見るとまさしく「芸術家タイプ」だと思った。
その後友人と食事しながら「とても感動的な素晴らしい映画だったね」
「これからあんなスゴイピアニストは現れるかしら」など、しばらく話し
が止まらなかったほどだった。
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