雪が降る前に、しておきたかったことがいくつかあった。
植え付け、剪定、マメトラ・・・。
” この枝を切ったら、こっちの枝に陽が当たるかな。”
と、ブツブツ言いながら我流で柿の剪定をしたいたら、ご近所の人がいらした。
” 他の人に聞くと、適当に切ると言われるけど・・・。”
” 私も適当、実が付いたらラッキーと思ってる。”
ハサミ片手にそんな話をしていた傍の木は、
渋柿の種を蒔き、その木を台に、
庭の次郎柿の枝先を、
母に教わりながらオモシロ半分で接いだもの。
その木が成長し、実が付くようになったのは嬉しいこと。
私以上に喜んでいる横取りの常習犯もいるけどね。 エッ!
剪定した枝を集めていて見つけた緑。
寒風の中、顔を出したばかりにね。
摘み取って帽子の中に入れながら、
フキ味噌、天ぷら、ふっふっふ( ^ω^)・・・。
昨日は、畑でまだしたいことがあった。
が、風が強かったので予定は先送り。
そこで、一日早めた買い物。
キムチ作り用の塩辛を求めて、魚売場をウロウロしていたら、
寒ブナの前で足が止まった。
雪マークの天気予報。
「フナ味噌つくるスイッチ」が入ってしまった。
ストーブの上に大鍋をのせコトコト、何日もかけ母は作っていた。
家中にたちこめる川魚特有の匂いがたまらんかった。
雪降りの日、
今、私は、圧力鍋の力を借りて作っています。