世捨猫のマンドク生活

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【昇仙峡】羅漢寺山 展望台【ふくちゃんコース】

2022-07-15 17:15:13 | アウトドア
羅漢寺山パノラマ台より、もう1つの峰となる弥三郎岳へと向かおう。

出発地点となる鈴投げ広場の隣にある、ふくちゃん・ゆめちゃん広場
ウッドデッキは、ここまでで終了。この先からは本格的な山道が始まる。
ふくちゃん・ゆめちゃん広場 浮富士広場から眺めた白砂山
コースは、浮富士広場から眺めていた白砂山に並行して東へと続いていく。

まずは、三声返と呼ばれる上り坂を進んで、展望台を目指す。
この道は白砂山のように剥き出しになっている岩盤が特徴的で
中には歩きやすいよう、岩を削って階段が作られてある箇所も。
展望台へ続く三声返 展望台へ続く三声返
そんな岩肌の道は展望台の手前まで来ると、いっそう険しさを増した。
上る分にはまだ良いけれど、下る際は転げ落ちないように気をつけたい。

坂を上り詰めると、パノラマ台の展望台へと到着。
出発地点の鈴投げ広場も、ここから見下ろせる距離。
羅漢寺山 展望台 展望台から眺めるパノラマ台駅

展望台から西の方には、韮崎市の街並み。北には茅ヶ岳から太刀岡山が、お目見え。
だが弥三郎岳まで行くのであれば、さらに良い景色を見れるため早々に先へ向かう。

展望台から弥三郎岳へ向けて、羅漢寺山の尾根を東へ進んでいく。
展望台から弥三郎岳へ 弥三郎岳へと続く道
するとY字路に差し掛かった。左側の上っていく道は危険のため
立入禁止となっているが、標識が道の中央にあるため紛らわしい。
この先悪路要注意の標識がある右側の道が、弥三郎岳へのルート。

順路の案内にしたがって5分ほど進んで行くと、弥三郎岳の登山口を示す標識が出現。
弥三郎岳の登山口へ続く道 木々の合間から眺める弥三郎岳の岩肌
木々の合間からは弥三郎岳の岩山も見える。これから、あの岩の上まで登るのだ。

整備された道の所々に、木材で作られた階段も設置されているけれど
この板がけっこう滑りやすいため、通る際は注意しなければならない。
かくいう自分も帰りに1度、思いっきり滑って尻もちをついてしまった。
弥三郎岳の登山口へ続く道 弥三郎岳 登山口 弥三郎岳 登山道
そんなこんなで弥三郎岳の登山口まで到着。ここから山頂までは、すぐに登れます。

パノラマ台へ戻る  弥三郎岳へ進む

【昇仙峡】羅漢寺山 パノラマ台【ふくちゃんコース】

2022-07-12 18:44:44 | アウトドア
昇仙峡ロープウェイに乗って、羅漢寺山パノラマ台へとやって来た。
羅漢寺山は複数の峰からなる山で、その1つが、このパノラマ台となる。

ロープウェイ乗り場から長い階段を上がり、パノラマ台駅サンテラスへ。
ここではロープウェイの待ち時間に、ちょっとした軽食をとる事ができる。
パノラマ台駅のサンテラス 昇仙峡ロープウェイ パノラマ台駅
駅の外には、ウッドデッキが張り巡らせられていた。神社の社務所も併設されており
ここで各種おみくじや、お守りが販売されているが、御朱印は取り扱っていなかった。

そして、そのすぐ隣には和合権現御神木が祀られている六角堂もある。
金峰山の麓に生えていた樹齢350年の楢の木(ナラノキ)で、男女の象徴を
合わせ持つ事から、縁結びや子宝のご利益があると崇拝されてきた物だ。
和合権現 御神木 和合権現 御神木 シャインマスカット ソフトクリーム
※シャインマスカットのソフトクリームは、パノラマ台駅にて500円で販売中!

ご神木は富士山の方を向いて祀られており、その目線の先には浮富士広場という
富士山遥拝場も整備されてある。この日は富士山周辺に厚い雲がかかっていたが
ちょうどカメラスタンドの上の方にある雲の合間から富士山頂が頭を出していた。
パノラマ台 浮富士広場 白砂山へ続く遊歩道
また白砂山という岩肌が剥き出しの山も浮富士広場から眺める事ができるが
足元には白砂山へ続いている遊歩道の入口もあり、20分ほどで行けるらしい。

他にもパノラマ台からは、2つのハイキングコースが設けられている。
1つは、うぐいす谷約束の丘富士山遙拝所を巡る、ゆめちゃんコース
羅漢寺山 山頂案内図 羅漢寺山 パノラマ台からの分岐
こちらはそれぞれ約3分のお手軽に回れるコースのようだが、この日は残念ながら
八雲神社の裏で倒木の撤去作業が行われていたため立入禁止となっており断念した。

そしてもう1つの、鈴投げ広場展望台弥三郎岳を巡る、ふくちゃんコース
こちらは羅漢寺山のもう1つの峰である弥三郎岳まで、約20分で向かうルート。

最初の鈴投げ広場に関しては、サンテラスのすぐ裏にあるので即到着。
ここでは願かけ鈴(200円)と、幸せ鈴投げ用の投げ鈴(100円)を売っていた。
パノラマ台 鈴投げ広場 福仙人と黄金の葡萄鈴
これから向かう弥三郎岳には、福仙人と黄金の葡萄鈴という伝説が残る。

この伝説は仙人を目指して弥三郎岳で修行していた男が、山中で見つけた
黄金色の葡萄を弱っていたフクロウに分け与えたところ、鈴の音とともに
フクロウが光り出し、男をフクロウの姿を借りた仙人へと変えたという物。
フクロウや鈴に関する物が多かったのは、この伝説に由来しての事だった。

では実際に、ふくちゃんコースを巡ってみるとしよう。まずは鈴投げ広場から
三声返を経て展望台(こちらの図ではパノラマ台展望台)へ。およそ5分の道のり。
パノラマ台自然遊歩道案内図 翡翠みくじと扇子みくじ
ちなみに、パノラマ台では様々なおみくじが売られていたけれど、自分が購入したのは
ヒスイを使ったストラップが入っている翡翠みくじと、扇形の扇子みくじ。(共に300円)
これらは浮富士広場の方で、浮富士みくじとして2つ隣合わせで無人販売されています。

昇仙峡ロープウェイへ戻る  展望台へ進む

雁島 岩室神社

2022-03-24 13:48:48 | アウトドア
下田海中水族館より、ベイサイドプロムナードを東へ約350m。
下田港に浮かぶ無人島の1つ、雁島(かねしま)へと到着。→地図←

島と言っても非常に小規模なもので、ほぼ岩礁といった感じだ。
(外周が100mを越えているため定義として島に分類されている)
磯料理辻と雁島 雁島にかかる吊橋
磯料理 辻というお食事処の前から雁島まで、20mほどの海の上に掛かる吊橋。

橋を渡って島へ行くことができる。というお手軽さも雁島の魅力の1つか。
雁島にかかる吊橋 雁島の分岐点
そんな吊り橋を渡るとすぐに、ルートが左右に分岐。
お地蔵様がある左側は、波打ち際へと降りていく道。
観音様がある右側が、島の頂へと登れる道へと続く。

まあどちらからでも島をグルっと1周回る事ができるので大差は無い。
雁島外周路 雁島の慰霊碑
島の頂上へと続く道の横には、下田の名産キンメダイ魚霊碑と、
1958年に起こった全日空下田沖墜落事故慰霊碑が建てられていた。

雁島へと飛来した、イソヒヨドリにも遭遇。
雁島に飛来したイソヒヨドリ 岩室神社の社
頂へと向かう途中。島の中央に祀られている岩室神社の社。

他にも石祠があり、この祠の横から階段を上った先が雁島の頂上だ。
雁島に祀られた石祠 雁島の頂上
ここにも石祠と、3体のお地蔵様が、それぞれ別の方角を向いて祀られていた。

雁島の最高峰となる岩の上から眺める、下田港の景色。

島に生えた樹木で遮られるため、ここからは北~南東の景色しか見えず。

雁島の隣には犬走島もあり、あちらは330mほどの犬走防堤から海の上を渡って
行く事が可能だが、現在は高波や転落の危険性から立ち入り禁止となっている。

そんな犬走島から、さらに奥に見えるのは、毘沙子島
島の前にある岩礁に建てられた、赤い鳥居が目を引く。
下田港の毘沙子島 雁島から眺める下田港の入口
最後に雁島から眺めた下田港の入口。防波堤の向こうに、神子元島も姿を見せていた。
あの島には日本に5基あるという世界灯台100選の内の1つ、神子元島灯台があるのだ。

今までに訪れた無人島に比べ、群を抜いて規模が小さく巡り安かった、雁島。
下田公園や下田海中水族館へ訪れた際にでも、一緒に見て回るのが良いだろう。

関連動画:下田の小さな無人島

下田海中水族館へ戻る  神新汽船下田営業所へ戻る  下田公園 目次

しながわ区民公園 潮の広場

2022-02-11 20:50:40 | アウトドア
しながわ水族館へと通うようになって幾度か訪れた、しながわ区民公園

園内に計5つある広場の中でも、水族館がある『潮の広場』は最も南側に位置し
国道15号と首都高をむすぶ鈴ヶ森橋が『遊びの広場』との境界線となっている。

水族館の建物横にある、上の滝。滝と言っても数段の段差がある程度だが。
この池は勝島運河から水を引き入れているため、勝島の海と名前が付いた。

初めて訪れた2018年からしばらくは、池の回りで改修工事
行われていたが、その工事も、2021年に終わっていたようだ。

公園南端の入口となる、南駐車場。すぐ横を首都高速1号羽田線が通り
その更に向こうには大井競馬場の本馬場に建つ、L-WINGの姿も見える。

そんな駐車場裏から上っていく遊歩道を進むと、改修工事によって誕生した
ウッドデッキへと到着した。テーブルや、ビーチチェアが設置されてある他
奥の方には方位盤や、なにやら一段高くなった台も。改装する前の名残りか?

ウッドデッキこと、リニューアルされた見晴台からの眺め。

正面に広がる勝島の海の対岸には、しながわ水族館の各施設。
すぐ裏にマンション群が建ち並ぶ辺りが、都会の水族館よね。

勝島の海の途中に掛かっている、ゆりかもめ橋。この橋の他にも
雑木林から池へと流れ込んでいる川の方にも、2つ別の橋が掛かる。

ゆりかもめ橋から眺める、池南側の景色。正面に見えるのは水上レストラン
ドルフィン。水族館の屋外に建っている施設も、だいぶ様変わりしていた。

池の中には、いくつかの噴水があるが、ゆりかもめ橋の北側にある噴水には
近くにクジラの尾びれがあるので、あたかもクジラが潮を噴いているようだ。
この尾びれのオブジェ、以前レストランの前にあったやつを移設したのかな。

ゆりかもめ橋から水族館に向かって整備された砂浜の先には、休憩デッキも設けられた。
砂浜には亀の像があるが、園内には他にも、ペンギンやアシカの像なども点在している。

潮の広場には、レストランにカフェといった飲食店があるが
それらに加えて、さらに2台のキッチンカーも営業に来ていた。

1台は、ロコモコ丼を販売しているHey!Riccio。メニューは3種類で、その中から
とろ~りチーズのイタリアンハンバーグ~ゴロゴロ野菜のトマト煮添え~を注文。
価格は、すべて800円。ライス大盛りで850円と、レストランよりも安価となるが
味付けは少し薄く感じた。蓋付きの容器に入っているので、持ち運びもしやすい。

そして、もう1台は、ベーカリーカフェ ここぱんのキッチンカーだ。
こちらは自家製コッペパンに、様々な具材をサンドして販売している。
コッペサンドは、ドルフィンカフェでも雲パンサンドなるメニューを
売っているので、それぞれを食べ比べてみるのも面白いかもしれない。

そういえば以前は、うどん処 しな水庵なるお店もあったのだけれど
こちらはどうやら園内の改修工事に伴って閉業してしまったようだ。

最後に、潮の広場を散策中に遭遇した野鳥たち。

かっこいい色合いのハトから、オオバンや、アオサギといった水鳥。
スズメの群れも、遊歩道のすぐ脇を飛び交っていた。

数年越しに、ようやく見て回る事ができた、しながわ区民公園の、潮の広場。
しかしまだ敷地の3分の1に過ぎないので、残り4広場も機会があれば行ってみよう。
※なお2023年まで、公園北側ゾーンにて改修工事が行われている模様。

しながわ水族館へ行く  しな水目次

梅ヶ島七滝 温泉湯滝【おゆのふるさと公園】

2022-01-10 13:31:22 | アウトドア
静岡県道29号梅ヶ島温泉昭和線の起点となる温泉街、梅ヶ島温泉
その温泉街の中に、温泉の源泉と共に流れる滝がある。 →地図←

温泉街の前を流れる安倍川に掛けられた赤い橋、湯橋
安倍川と梅ヶ島街道 おゆのふるさと公園の入口に掛かる湯橋
この橋の前が梅ヶ島街道の起点となり、橋を渡った先には
おゆのふるさと公園という小さな公園が整備されてあった。

ここは自転車の駅として、サイクリングの休憩所にもなっているようだ。
今回の目的である梅ヶ島七滝の1つ温泉湯滝も、この園内に流れている。
おゆのふるさと公園 時計塔 おゆのふるさと公園
橋を渡ってすぐある階段を上れば湯滝の前まで行けるのだけれど
今回は湯之神社の参拝を兼ねて、公園奥から上るルートを進もう。

広場には庭園風に整備された一角もあったが、よく見ると
温泉を取り込むためのホースが斜面を伝って引かれている。
他にも、平成16年に静岡私立高校が伝統行事で行っている
ナイトウォークを記念して植えられたモミジの木があったり。
吉井勇の短歌が刻まれた小さな石碑も園内に建てられていた。

そんな広場を奥へ向かうと、東屋と共に、手水舎や鳥居が出現。
湯之神社 参道 湯之神社の由来
ここに神社の由来も記され、それによると1645年(正保二年)の初夏に
良純親王が、三匹の蛇に導かれて発見した温泉で難病を治したことが
湯之宮三社権限(湯之宮三蛇権限)こと後の湯之神社の始まりだそうだ。

鳥居から続く階段を上っていく途中で眺めた、梅ヶ島温泉の景色。

足元の湯橋だけではなく、安倍川の起点に掛かる湯の谷橋も、ここから見える。

さらに階段を進んで、三蛇大権現が祀られた湯之神社の社に到着。
湯之神社の社 湯滝と岩風呂
社を回り込んで裏手へ行くと、岩風呂と共に温泉湯滝が、その姿を現した。

岩風呂は、岩盤を削ってできた洞窟の中に温泉を溜めて造られた物だが
現在は衛生的な問題から使用する事はできなく、入口は封鎖されている。

そして滝よりも目につくのが、すぐ隣に伸びたホースの数々だろう。
ここから湧き出した源泉が、梅ヶ島温泉の各施設へと引かれていて
その数は実に12ヶ所。滝の前には分かりやすい源泉分布図まであり。
湯滝と岩風呂の説明板 梅ヶ島七滝 湯滝 湯滝の前から眺める梅ヶ島温泉
とまあ周囲に人工物が多いため、滝としての印象は薄れがちなのだが
ある意味それも、この滝の個性と見ると、これはこれで面白いだろう。

赤水の滝へ行く 三段の滝へ行く 川根・オクシズ目次 安倍の大滝へ行く

梅ヶ島七滝 三段の滝

2022-01-04 14:01:11 | アウトドア
安倍川沿いに続いている静岡県道29号梅ヶ島温泉昭和線
市街地から1時間ほど上って到着する温泉街、梅ヶ島温泉

そんな温泉街の奥に、梅ヶ島七滝の内の1つ三段の滝がある。

県道29号から、林道豊岡梅ヶ島線へと続く分岐点。ここが
梅ヶ島街道の起点となり、今回は更に川沿いに進んでいく。
梅ヶ島温泉 梅ヶ島温泉 駐車場
すると梅ヶ島温泉の無料駐車場があるため、ここに車を置いて出発する。

駐車場のすぐ先に、昭和43年に完成した高さ10mの湯の島砂防ダムがある。
ここが、一級河川安倍川水系安倍川の起点となり、それを示す標識も建つ。
湯の島砂防ダム 安倍川起点に掛かる湯の谷橋
道は防砂ダムの上に掛けられた湯の谷橋に続き、これを渡って川の対岸へ。

湯の谷橋から眺めた、安倍川起点付近の渓谷。先程の駐車場も、ここから見える。
湯の谷橋からの眺め 梅ヶ島七滝 三段の滝
橋を渡って間もなくすると、三段の滝へと到着。
駐車場から10分と掛からない距離だ。 →地図←

川の対岸側から、安倍川の源流(三河内川)へと流れ込んでいる、三段の滝。
その名の通り三段構成の滝となるが、一番下の段は岩が多くて分かりにくい。
梅ヶ島七滝 三段の滝 湯の島第2砂防ダム 梅ヶ島温泉の慰霊碑
そんな三段の滝の前から、もう少し道を上っていくと湯の島第2砂防ダムもある。
付近に土石流危険渓流の崩落地が多数あり、その対策として造られた物のようだ。
また駐車場の側には、それに関連してか水難地蔵慰霊菩薩や遭難者慰霊塔が建つ。

梅ヶ島七滝の中では、アクセスしやすい滝の1つである、三段の滝。
温泉街の中にあるもう1つの湯滝共々、万人向けの観光スポットだ。

関連動画:三段の滝、湯滝

赤水の滝へ行く 川根・オクシズ目次 温泉湯滝へ行く

梅ヶ島七滝 赤水の滝

2021-12-27 13:44:55 | アウトドア
静岡市葵区の山中。4つのエリアから成るオクシズの中で
安倍奥エリアに点在している、7つの滝。通称、梅ヶ島七滝

その中でも最もアクセスし安い場所にあるのが、この赤水の滝だ。

静岡の市街地より、梅ヶ島街道こと静岡県道29号梅ヶ島温泉昭和線
北上する事およそ1時間。道路脇に現れた赤水の滝の展望台。 →地図←
梅ケ島温泉昭和線 赤水の滝展望地 赤水の滝展望地からの眺め
ここから正面に、安倍川の一角を流れる赤水の滝を眺められる。

ただし、ここからだと少し距離があるので、もっと大きく見たければ
もう200mほど進んだ先にある、遊歩道の方の展望台へと行ってみよう。

安倍川に流れ込む支流に掛かった草木沢橋を渡ると、遊歩道の入口へ到着。
赤水の滝 遊歩道駐車場 大光山登山口 草木多目的広場駐車場
道路脇一帯を駐車場として利用できる他、道路の反対側にある大光山の登山口の方にも
草木多目的広場という広い駐車場があり、簡易トイレも設置されていた。(冬期は閉鎖)

遊歩道を歩いて下っていくと、およそ1分ほどで滝の前までたどり着けた。
説明板がある柵の前と、その後の一段高い位置からも滝を眺める事ができる。
赤水の滝 遊歩道 赤水の滝遊歩道からの眺め
赤水の滝 遊歩道 梅ヶ島七滝 赤水の滝
赤水の滝の名前は、1707年(宝永4年)に発生した大地震にて崩壊した山々から
流れ込んだ褐色の濁流が由来との事。また、この震災により崩れた大谷嶺には
大谷崩という崩壊跡があり、日本三大崩れの1つとして歴史に記録されている。

道路脇の展望台の方からでは見えなかったけれど、こちらの展望台からだと
段状に流れ落ちる滝の上部まで確認する事ができる。さらに紅葉の時期には
期間限定で滝のライトアップも行われ、それ用の照明器具も設置されていた。
梅ヶ島七滝 赤水の滝 赤水の滝ライトアップ設備 赤水の滝 クリスマスローズ庭
遊歩道の中には、クリスマスローズ庭も造られてあり、こちらは2~3月頃に
花を咲かせるようなので、秋以外にも春先に訪れてみても良いかもしれない。

安倍川の本流にかかる、落差およそ50~60mの、赤水の滝。水量も多く豪快で
アクセスも容易なので、梅ヶ島へと訪れる際には立ち寄って行くと良いだろう。

関連動画:大谷崩の産物 赤水の滝

川根・オクシズ目次 三段の滝へ行く 温泉湯滝へ行く

井川湖渡船 赤石丸

2019-12-13 20:19:05 | アウトドア
井川ダムから渡船に乗って、井川本村まで行ってみよう。

渡船の乗り場は、井川ダム駐車場の隅にある。神社前の建物裏へと続く階段を下りた先だ。
井川ダム駐車場 渡船乗り場 井川湖渡船 時刻表
運航本数は、基本的に1日4便。ただし季節によっては土日のみの運行となったり、
全便運休になる時期もあるため、詳しい運航状況は井川湖渡船のご案内にて要確認。

また、ダムと本村を結ぶ定期航路以外に、本村から湖の反対側に位置する宮向への対岸交通
ダムから宮向へ行くルート、本村から井川大橋までを巡る45分の周遊航路などもあるようだが
それらは利用できる機会が少ないので、一番利用しやすいのが、この定期航路という事になる。

出航時間が近づいたら、乗り場へと下りる階段の前へと集合しよう。
井川ダム 渡船乗り場 井川湖渡船 赤石丸
定期航路で利用されているのは、定員20名の観光船、赤石丸。(ペット乗船不可)
利用者が多い場合は先着順となるため、早めに乗り場へと向かう事をオススメする。

それでは本村へ向けて出航となります。乗船運賃が無料なうえに
ダムから本村へ向かう船の中では、記念の缶バッジまで頂きました。
井川吾郎ダム 堤体内側 井川湖渡船 乗り場

船の中から眺める、広大な井川湖。船には外壁がないので防寒着の用意は忘れずに。

航路の途中、湖の北側に、以前訪れた夢の吊橋が姿を表した。
井川湖から眺める夢の吊橋 井川湖から眺める夢の吊橋
井川湖の夢の吊橋は、高さが50mとも言われているけれど...どう見ても50mは無いよね?
30m説の方が正しいか?湖の水位が下がった状態ならば、50mくらいになるのだろうか?
(ちなみに高さ50mの橋といえば須津渓谷橋が思い浮かぶが、そちらと見比べても...?)

およそ15分の航行を経て、井川本村へと到着。距離的には猿島航路よりも若干長いか。
井川湖から眺める井川本村 井川湖渡船 赤石丸と第二聖丸
こちらの船乗り場には、対岸交通にて利用されている定員12名の第二聖丸も停泊している。

ちなみに自分は、12:30発の2便を利用したため、帰りの3便が出向する14:05まで
1時間以上の余裕があったので、この時間を使って井川本村を見て回ることにした。

井川ダムへ戻る  川根・オクシズ目次  井川本村へ進む

天子の七滝 番外編 丸野滝

2019-07-21 08:08:08 | アウトドア
稲子川の起点より、石神峠を経由して天子湖の方へとぬける事のできる
林道 石神峠線の途中に丸野滝という、天子の七滝とはまた別の滝がある。

→地図←

一応、丸野滝までの道は舗装こそされているものの、その状態は決して良いとは
言えないので、『段差あり注意』の看板手前の林に車を停めて歩いて向かう事に。

そのおかげで道中に何ヶ所か、路肩を流れる小川を確認する事ができた。
林道 石神峠線脇の小川 林道 石神峠線脇の小川 林道 石神峠線脇の小川
天子の七滝の方もそうだったが、この辺りには、このような小さな滝も無数にある。

さらに道中で様々な生き物にも遭遇。ガードレールにくっつく渦巻きは、ミスジマイマイ
よくよく見ると、カベアナタカラダニも写っているが・・・かなり小さいので分かりにくい。
ミスジマイマイ ミヤマカワトンボ
ハネに白い斑紋があるのは、ミヤマカワトンボのメス。こいつは川の近くで、よく見かける。

他にも、この付近では様々な蝶に遭遇したが、上稲子落合観光トイレの前に建てられている
特定希少野生動植物指定標識に掲載されていたギフチョウには、出会う事ができなかった。

出発から30分ほど上り坂を進んで、ようやく丸野滝がある三叉路へと到着。
左のヘアピンカーブを進めば石神峠。右に曲がると天子ヶ岳の西沢方面だ。
林道 石神峠線 丸野滝前 丸野滝 丸野滝
西沢へ進む道の入口にある、ガードレールの向こうに丸野滝は流れている。
落差12m。まるでイチジクの様な形に、赤褐色の岩盤が剥き出されていた。

とりあえず、これでこの辺りにある滝は、一通り確認することが出来たかな?
もし天子の七滝の遊歩道が復活するような時が来たら、また見に来てみよう。

天子の七滝へ戻る  天子の七滝目次

天子の七滝 2019 後編

2019-07-18 12:34:56 | アウトドア
林道 入山線から巡る、天子の七滝。

ちなみに梅雨の長雨によって通常時よりも水量は増えた状態となる。
なお滝の名前に設置したリンクは、以前訪れた際に撮影した画像だ。

最初の滝は、一番下流側にある清涼の滝。滝の名前が書かれた立札もろとも
その姿の大半が草木に覆われ見えにくいが、いちおう落差15mほどある滝だ。
遊歩道からだと、その上段にあたると思われる部分を見れたのだが・・・
天子の七滝 清涼の滝 天子の七滝 観音の滝 天子の七滝 観音の滝
続く2つ目の観音の滝は、清涼の滝よりも繊細な印象。落差は倍の30m。
角度を変えると、枝が掛かって見えなかった上部の方も、少しは見えた。
滝幅が細めな下部に対し、上部の方では、けっこう広がって流れている。

3つ目、不動の滝(落差10m)・・・は、観音の滝の裏側にあるため林道からでは見る事ができない。
遊歩道の復旧が難しいのならば、せめてここから不動の滝へと続く橋や階段くらいは作って欲しいな。

4つ目の滝は、目の前を流れる川の中に存在する。丸渕の滝、落差5m。
川の水量が、そのまま滝になっているため豪快だが、やはり季節的に
茂りがひどくて見えず、滝の正面へと下りていく道も通れそうにない。
天子の七滝 丸渕の滝 天子の七滝 丸渕の滝
仕方ないので今回は上流側から落口を撮影したが、落差が低い事もあり、ただの川にしか見えず。

そして残りは、林道側にある、しずくの滝(落差15m)と、瀬戸の滝(落差20m)。
しずくの滝は増水しているせいで、雫というより、しぶきの滝って感じになっていた。
斜めに線の入った岩盤は、まるで絞った雑巾...もといフランスパンのようにも見える。
天子の七滝 しずくの滝 天子の七滝 瀬戸の滝 天子の七滝 遊歩道案内図
瀬戸の滝は、七滝の中で最も水量が少なく地味。また、入り組んで流れているためか
しずくの滝より5mも落差が高いようには見えず。今ひとつパッとしない印象を受ける。

あと残すは、川のかなり上流にある魚止の滝なのだが・・・遊歩道の状態からして
魚止の滝までの道も、だいぶ荒れていそうなので、そちらも今回は諦める事にした。
(ただでさえ歩いて向かうとなると、ここから片道1時間以上も掛かってしまうし)

歩いてきた林道を戻っていくと、途中、マムシグサが実をつけているのを発見。
マムシグサ フキバッタ
その葉の上には、フキバッタも。翅が退化したバッタで、イナゴに近い種。
稲子なだけに、イナゴが居た。というオチがついた所で、七滝巡りは終了。

それから今回は、丸野滝へも行ったので、それは次に掲載しよう。

前編へ戻る  天子の七滝目次  丸野滝へ進む

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